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「北朝鮮=反日」と思いきや、現地民はそうでもなかった件。「中国人の方が嫌われてますよ」元・朝鮮総連の職員が語る“反日のリアル”

 スーパーマリオブラザーズをフィーチャーした曲『B-DASH』でスマッシュヒットを飛ばしたトンガリキッズのニポポ氏。潜入ライターとしても活躍するニポポ氏が北朝鮮へ取材旅行へ行った詳細を語る『ガチ潜入してみた 北朝鮮の真実』がニコニコ生放送で配信されました。

 今回は“第六章”としてゲストに北朝鮮出身の父と、在日韓国人二世の母を持つライター・安宿緑氏を迎え、自身の取材経験をニポポ氏に語っていただきました。反日思想が強いというイメージがある北朝鮮ですが、意外にも平壌の若者は中道的な意見を持つ層も多くなっていると安氏は語ります。さらに安氏は多くの利害が衝突する日朝の間に立てるブリッジ役を務めるアントニオ猪木氏の政治家としての資質についてもコメントしました。

シリーズ第一章
 盗聴・監視は当たり前、旅客1人にお付3人の安心安全(?)な北朝鮮の旅に行ったらやっぱり色々ぶっ飛んでた

シリーズ第二章
 北朝鮮へ実際に行ってみたら日本で報道されてる以上に生活水準が高かった件

シリーズ第三章
 北朝鮮に行ったら「喜び組」と遊べたが「ハニートラップ」にかかりそうになった話

シリーズ第四章
 「北朝鮮の若い人は合コンして楽しんでる」元・朝鮮総連の職員に人民の暮らしについて色々と聞いてみた

シリーズ第五章
 日本人が北朝鮮で現地民とボウリング対決した結果、ブチギレられた挙句ぼったくられた話

シリーズ第六章
 「北朝鮮=反日」と思いきや、現地民はそうでもなかった件。「中国人の方が嫌われてますよ」元・朝鮮総連の職員が語る“反日のリアル”


実はそれをほど敵視していない? 北朝鮮の“反日”のリアル

左からニポポ氏、安宿緑氏。

安:
 ワールドカップでポルトガルと北朝鮮が試合をして、ポルトガルに北朝鮮が7‐0で北朝鮮が負けたじゃないですか。2008年かな。

 そのあと、監督が炭鉱送りになった噂が出たじゃないですか。

ニポポ:
 あった!

安:
 それ、本当なんですかって聞いたら、向こうの人がえっ? と言っていて、「炭鉱送りどころか出世して向こうのスポーツ副大臣になっているよ」みたいなことを言っていて。

ニポポ:
 出世していてよかったね。

安:
 でも、私が北朝鮮に行った時に、「まだ結婚していないのか」とか、赤の他人からもすごく言われるんですよ。「相手がいない」と話をしたら、「別に日本人でもいいじゃん」みたいな感じで言ってくるので。

ニポポ:
 イルボンでも?

安:
 別にそんなに反日ってわけではないですね。

ニポポ:
 そうなんだね。じゃあ、そこでいわゆる差別的なことっていうのは意外となかったりする?

安:
 反日的な?

ニポポ:
 実際に暮らしてみないとわからないけどね。

安:
 ちょっと壁はあるかな、というのは感じます。けど、差別的なものは感じなかったですね。

ニポポ:
 なるほどね。

安:
 そんなに日本にも抵抗がない、というか、むしろ敵愾心がない。基本的に外国に行かないので、外国に対する感情がないというか。でも、強いて言えば、日本はアメリカの手先だから嫌いということはある。そういう「嫌い」だった。

ニポポ:
 僕もいつ触れようかと思ってたんだけど、向こうで「この人イルボンだよ」と言ったら、態度が豹変するのが劇的だから、「これはパフォーマンスなのではないか」と思ったんですよ。僕のコーディネーターさんが、日本代表のサッカーチームとかを率いたり、ツアーで案内したりするような人だったのだけれども、そういう人たちに見せるために「イルボンだよ」みたいなことを言われて、対イルボンの表情をわざわざ出していた、みたいなことをちょっと思いましたけどね。普段はそんなに対イルボンは出していない。

安:
 出さないですね。そもそも興味ないという感じですね。

北朝鮮人民は中国人がお嫌い?

安:
 「嫌いな国の順位を挙げろ」と言われたら、北朝鮮の人は多分、身近に少なからず関わりがあって、歴史とかで知っている国と言ったら、日本、韓国、中国、アメリカくらいしかないから、「この4択の中で順位を付けろ」って言われたら付けるだけで、積極的にイルボンが嫌いとか、そういうのはないですね。中国は嫌いみたいですけどね。

ニポポ:
 あれだけ観光客が来ているのに?

安:
 観光客が来ているからこそ嫌いみたいな。

ニポポ:
 そうか、マナーすごいもんね。

安:
 北朝鮮の人が大事にしているところでも平気でつばとか吐くし、わがままとかも言ってくるし。

ニポポ:
 そういうのがちょっと扱いづらいみたいですね。

安:
 座ってはいけないところに座ったり、物事をやたらとお金で解決しようとすることがあるらしく。あと、17歳の子が言っていたんですけど、その時はすでに反中国みたいな感じになっていて。

ニポポ:
 早いね。

安:
 そう、チャイナタウンが何カ所かあるらしいんですよ。

ニポポ:
 北朝鮮の中に?

安:
 はい。

ニポポ:
 知らなかった。

安:
 で、「すごく厚かましくて嫌だ」みたいなことは言っていましたね。

ニポポ:
 中国人はどこの国にでもチャイナタウン作るんだよってことを、僕も父親から教えられて行ってきたんだけど、北朝鮮の中にもあるんですね。

安:
 らしいですね。

ニポポ:
 平壌とかにも?

安:
 どこの地域にあるかっていうのはわからないのですが、チャイナタウンってほどでもないのかもしれないし、とにかく固まって住んでいるところがあって……。

ニポポ:
 固まりますね。

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