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北朝鮮に行ったら「喜び組」と遊べたが「ハニートラップ」にかかりそうになった話

 スーパーマリオブラザーズをフィーチャーした曲『B-DASH』でスマッシュヒットを飛ばしたトンガリキッズのニポポさん

 潜入ライターとしても活躍するニポポさんが「生きている間に共産主義の感覚を味わいたい!」と思い立ち北朝鮮旅行を敢行! その様子を詳細に語ったリポート番組『ガチ潜入してみた 北朝鮮の真実』がニコニコ生放送で放送されました。

 今回は、“第三章”として、建造物の裏話や、学校の教育事情まで、現地でしかわからない北朝鮮の様子を語りました。

シリーズ第一章
 盗聴・監視は当たり前、旅客1人にお付3人の安心安全(?)な北朝鮮の旅に行ったらやっぱり色々ぶっ飛んでた

シリーズ第二章
 北朝鮮へ実際に行ってみたら日本で報道されてる以上に生活水準が高かった件


ビルを建てるのは『暇そうな市民』!? 問題だらけの北朝鮮の建造物

ニポポ:
 つい最近、北朝鮮が「高層ビル群が、一気に出来ましたよ。こんな街すごいでしょ!」 というような打ち出しを世界のメディアさんを呼んでお披露目やったじゃないですか?

撮影:ニポポ

ニポポ:
 こういうのも、ちょっと裏事情があります。そうなんです。みんなハリボテなんじゃないか、とか、もしかしたら人がいないんじゃないか、とか、裏から見るとまずいんじゃないか、とか……お察しの通り(笑)。

 続いての画像行ってみましょうか。

撮影:ニポポ

ニポポ:
 はい、誰もいないという。まあ、廃墟になっているわけですね(笑)。そうなんですよ。このぐらい寄っちゃうとまるわかりなんですけれども。そうそう、使える代物じゃないんですよ。

 まずこの工事現場なんですが、軍服のリーダーが、ツカツカとやってきます。で、そこら辺の市民を見つけて「おい、おまえ暇そうだな」と言って「よし、おまえら建築しろ」って、そこら辺の空いている人をポーンと現場に送り込むんです。

 北朝鮮はすごい恐怖政治で、いわゆる軍服を着た方とか警官っぽい人には、市民は逆らえなくて、もう萎縮しちゃってるんじゃないかというイメージがあるし、我々は、そう見聞きしている。

 だけど実際はどうかというと、軍服を着たお偉いさんが「おまえ来い、おまえ暇」とやるんだけど、その暇とか言われたやつは「何だよー、えー俺?」みたいな感じで嫌々行くんですよ。そんな感じで作業をやっている。意外と人間らしさがある労働環境なんですよね

ニポポ:
 こんな感じで建築というのが行われているので、外側がちょっといい感じにできてても中がどうなってるかと言うと、ちょっとまずいことになっているわけなんですよ。

 鉄筋とか鉄骨はさすがに入っていたり、先導する人、絵を描く人、設計する人というのは、ちゃんとしてるだろうけれども、いわゆる末端の現場で働く人というのは、スキルがある人とか学んだ人ということではなく「おまえ暇そうだな」ということで集められてきた人たちがやっている。だから、マンパワーだけで作るんですよ。

日本人観光客への露骨な差別。喜んでもらうには「ボールペンをあげる」と良い?

撮影:ニポポ

ニポポ:
 これ、北朝鮮の学校。これが学校。ツタだらけだな、みたいなご意見もありますけれども。「甲子園か?」みたいな(笑)。この学校は日本で近い存在と言いますと、宝塚音楽学校といったイメージかな? 小学校とか、幼稚園みたいなものを上がった子たち、年齢層としては小中高の前半ぐらいの子たちが、ここに来ていますね。

撮影:ニポポ

ニポポ:
 いたるところにこんな「お勉強できます」みたいな公式というか、書いてあるのですが、これ何の公式だ? みたいな。

 こういう「みんなこうやって覚えています」みたいな形で掲げられているのだけれども、何の数式なのかわからない。こういったものが随所に、樹1本1本に書いてあったりしていますね。

撮影:ニポポ

ニポポ:
 これ、北朝鮮の方に撮ってもらったので、ものすごくブレていますけど。私が円になって踊っているのですが、楽しそうなのは僕だけというね(笑)。外国人相手にこういうのをやらされているのが、たぶん嫌なのだろうね。特に日本人に対しての差別がやっぱりすごいのよ。

 例えばホテル内の売店。こういったところでも、水道水を飲めませんから水でも買っとくかとか、お菓子でも買おうかな? と行くじゃないですか? そのガイドのやつも、意地悪なんだよ。意地悪でやるのだけど、わざわざ行くと向こうも「いらっしゃいませ」みたいな感じで一応最初はニコニコと対応してくれる。でも、ガイドのやつが言わなきゃいいのに「イルボン! イルボン!」と、日本人だ日本人だと言うのね。そうするともう、アアーン? みたいな顔されて、釣り銭もポーンとか投げられてね。結構、態度がいきなり悪くなるんです(笑)。

ニポポ:
 だから、これも「今回日本人が来るからおまえら相手してやれ」みたいな、「イルボン来るからさー」みたいなことを言われてたのか、もう、「えー」みたいな感じで、もてなされているという感じですね。お歌とかダンスとかいろいろ見せてくれて、一緒に踊ってくれたりということがあって、観光客側からは、彼ら彼女らに対するおみやげ、これを手渡さなきゃいけないのね。これはもうマスト。

 とにかく何か持っていってあげてください。で、喜ばれるのはボールペンであったり、日本のハイクオリティな文房具であったりっていうのが喜ばれますよ、と書いてあったの。

 だけど僕はその当時、北朝鮮国内でチョコパイが通貨の扱いになっていて、チョコパイがすごい価値になっていた。これはたまらないだろうということで、チョコパイを山ほど買い込んで持っていって、子どもたちに「おまえら、これ知ってるか? チョコパイだぞ」と言ってあげたのに、嫌そうな顔だったのね。全然、通貨じゃない。

 ロッテのだよ! ちゃんとロッテを持っていったんだよ! 俺が持っていったのエンゼルパイじゃないんだよ! チョコパイ! 持って行ったのに、もうゴミを見るような目で「文房具よこせよ」みたいな顔をされまして。残念ながらまったく喜んでもらえないというような、残念なイルボンになってしまいました

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