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「地球外生命体が発見されるのも遠くない?」 NASA記者会見を科学ライターが解説

 日本時間の4月14日午前3時から行われたNASAの記者会見において土星の衛星「エンケラドゥス」の噴出物から水素が発見されたことが発表されました。この発見から、「生物が存在する条件が揃っているため、地球外生命体がいるのでは」ということが推察できます。

 ニコニコ生放送では『NASA 記者会見』を生中継。科学ライターの荒舩氏を招き、記者会見の解説していただきました。


それほど重大な発表じゃなかったという声も……

――今、NASAの中継が終わったようです。結局、以前も同じような発見というか会見はあったんですけども、今回は実測されたということが1番大きいんですかね。

荒舩:
 そうですね。今回、大きな発見は2つあったと伝えられており、土星の衛星「エンケラドゥス」の噴出物から水素が発見されたということと、木星の衛星「エウロパ」から噴出がされているんじゃないかということ。もしかしたらその下が暖かい海になっているんじゃないかという発見ですね。

――ニコ生のコメントでも「それほど重大な発表じゃなかった」「予算獲得のための会見? 発表?」っていうのもあるですけども……。

荒舩:
 その可能性も否めなくはないんですけど、一つは土星探査機のカッシーニが9月には役目を終えるということで、グランドフィナーレを華々しく飾るって意味もあったんでしょうし、次に続く「エンケラドゥス」の予算取りという役目もあったんでしょう。それなりの成果を報告できたということですよね。

――そのためにカッシーニを打ち上げたというか、カッシーニとしては実測できて大成功なんでしょうか?

荒舩:
 まずは1つピースが埋まったという感じでしょうね。

――なるほど。会見の後半でエウロパの方にも言及していましたけど、NASAでは計画が進んでいる?

荒舩:
 2020年代に探査機を持っていって、今回のカッシーナが行ったように、噴出物を取るっていうミッションになると思います。衛星に着陸して水を汲むって難しいじゃないですか。実際に水が出てきてくれた方が、そこを通るだけでいいじゃないですか。噴出を待つというか、噴出から何かしらを採取するっていう。そういう意味では1つ前進というか、いろんな人を説得できる材料が増えたのかなという感じですね。

――コメントでは「日本の探査はまだか」というのですけども、日本は小惑星探査機「はやぶさ2」とか打ち上げてますけれども、役割分担と言いますか、フランスとかでもやってますけども、JAXAはまだこういった新しい生命の発見という調査には動き出してないですよね。

荒舩:
 そうですね。まだ具体化はまだしてないしてないですよね。

――視聴者「日本の衛星はコスパが良い」「がんばれ日本の宇宙探査」というコメントも寄せられていますね。

荒舩:
 NASAとかESA(欧州宇宙機関)などと組んでやるというのが現実的かもしれませんね。

――そういうことですね。ありがとうございました!

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