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一瞬でオタク女子の心を虜にする『HiGH&LOW』の魅力とは? オタク女子たちの熱すぎる2時間トーク

 今回のオタク女子文化研究所のテーマは「語ろう!HiGH&LOW」。『HiGH&LOW』とは「EXILE TRIBE」が総出演する、世界初の総合エンターテインメント。ドラマシリーズから始まり、この夏公開された劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE』では、超豪華な出演者とそのパワフルで独特な世界観がネットでも話題に。アルバムやライブイベント、そして劇場版第二弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』が10月8日に公開と、今やEXILE TRIBEのファンだけでなくオタク女子の心にも火をつけているようです。

 そんな人気沸騰中の『HiGH&LOW』を語らずにはいられない! と前回『シン・ゴジラ』を語り尽くしたあの面々がまたも集結。「HiGH&LOWとは一体何なのか」「EXILE率いるLDHとは?」「HiGH&LOWのヤバイところ・好きなところ」の3つをテーマに、両角織江(編集者)、金田淳子(BL・やおい研究者)、西森路代(フリーライター)、ひらりさ(編集・ライター)の4人が、まだドラマも劇場版も観ていないという人にも分かりやすく解説していきます。どうやらオタク女子的にはかなり胸熱な話にも発展したみたいですよ。

※本記事には『HiGH&LOW』のネタバレが含まれます。ご了承の上でご覧ください。

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左から、両角氏・ひらりさ氏・西森氏・金田氏

まず『HiGH&LOW』観てどうでした?

ひらりさ:
 金田さん、劇場版を観て衝撃を受けたんですよね。

金田:
 まぁ確かに衝撃受けましたね。でもとにかく分からないことが多過ぎて、これはやっぱドラマも観るべきかなって思ってドラマのほうも観ました。細かいデータは補強されたし「なるほどな」とは思ったんだけど、重要な問いに関しての答えはない、みたいな感じ。でも面白かったですけどね。

両角:
 私も人からすごい勧められてプレーンな状態で映画を観たら、本当に分からなかった(笑)。

西森:
 私も公開されてすぐに観に行って、で、ドラマは全部はまだ観てないです。でもこの作品はトレーラーがいっぱいあるので助かりました。

ひらりさ:
 私は映画から見てドラマはちょっとだけ。『シン・ゴジラ』を観過ぎてどうにかなりそうなところで『HiGH&LOW』を観たんですけど、よけい頭がおかしくなりました(笑)。

両角:
 では、ドラマ版も映画版もどちらもまだ観ていない、という人にも分かりやすく『HiGH&LOW』を解説していきましょう!

そもそも『HiGH&LOW』って一体何なの?

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両角:
 簡単に説明すると『HiGH&LOW』とは、EXILE、三代目J Soul Brothersが所属する芸能事務所LDHの社長HIROさんがプロデュースする総合エンターテインメントプロジェクト。スタートはドラマですが、その後に映画、さらにはドームでのライブも行われて『HiGH&LOW』の世界がすべてのエンターテインメントで表現されています。
 で、この『HiGH&LOW』のすごいところはその世界観なんですよね。

金田:
 そう、まずはオフィシャルページに登場人物の相関図があるんですけど、これが「2時間の映画の中にこんなに登場人物がいるんかーい!」っていうくらいの人数(笑)。これを把握しておいたらいいんじゃないかと思います。何となくていいので。

http://high-low.jp/cast/index.php?soukan=0
『High&LOW』公式サイトより引用

舞台はある地域、そこで戦う5つのチーム

両角:
 この映画、舞台はある一つの地域なんですよね。

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金田:
 そう、この何の名前もないある地域、正式名称は最後まで出ません。日本なのかどうかも分からないその地域で、チーム間闘争が行われているわけです。

両角:
 元々は「MUGEN」っていうレーシングチームがあって、そこはAKIRAさん演じる琥珀さんという人物が中心になっています。で、そのMUGENに対抗する雨宮兄弟という人達がいるんですよね。

金田:
 対抗というか、彼らは何となく巻き込まれてっただけなんですけどね。ちなみにこのMUGENというチームについては「あまりにも強大な支配力を持っていたがために“かえって統率が取れていた”」という説明が何度もされていました。私これ聞いて「“かえって”って何?」って思いましたけどね、まぁそこらへんの詳しい説明はされない。こういう変なセリフが多いんだけど、それについては後で話します。で、気づいたら100人以上になってたこのレーシングチームがある日突然消えた。そして2,3年が経った、と。

両角:
 そしてその地域に5つのチームが生まれて、5つの地区に分かれたんですね。彼らはそれぞれのチームの頭文字をとって「SWORD」と呼ばれています。

5つのチームのざっくり解説

【山王連合会】
両角:
 この「SWORD」の「S」を担当するのが「山王連合会」。このチームはヤンキー喧嘩物っていう雰囲気を持った人達。

金田:
 イメージカラーはオレンジです。で、SWORDをまとめているのが、山王連合会の総長コブラ。その片腕的な存在のヤマト。この2人は元MUGENです。だからMUGENの琥珀さんたちと一番つながりが深いのが山王連合会、ということになります。

【White Rascals】
両角:
 次が「W」の「White Rascals(ホワイトラスカルズ)」。公式では「誘惑の白き悪魔」というキャッチコピーがついています。リーダーはロッキー。

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ひらりさ:
 「女を苦しめる奴は許さない白きスカウト集団」ですね。

金田:
 そう、これもすっごく変なセリフで「女を執拗に苦しめる奴は」っていうのがあったんだけど「執拗に」って話し言葉として意味取りづれえな!っていうね(笑)。

両角:
 確かに(笑)。このホワイトラスカルズって何となくメンズナックルっていうか、ちょっとホストっぽい雰囲気なんですよね。

金田:
 彼らは接客はしなくて、接客をしている女性たちを守ってるんです。ま、いうなればケツ持ち集団なわけですけど、彼らは街なかで女の人が襲われていれば助ける人達だと思います。

【鬼邪高校】
両角:
 はい。で、次が「O」を担当する「鬼邪高校」。「おやこうこう」という読みなんだけど、キャッチコピーは「漆黒の凶悪高校」という(笑)。

金田、ひらりさ:
 最高です!

西森:
 みんなここのリーダーの村山良樹のこと大好きだと思うんですけど、この人「100発殴られて耐えられる人間だけが頭になれる」と言って100発耐えたリーダーなんですよね。

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両角:
 そう、何となく「ろくでなしブルース」のようなヤンキー感があるチーム。

金田:
 あ、でもね「ろくでなしブルース」だと思ってると突然不意を突かれるような事が起きたりしてびっくりしますからね!

一同:
 確かに(笑)。

【RUDE BOYS】
両角:
 次に「R」を担当するのが「RUDE BOYS(ルードボーイズ)」。キャッチコピーは「無慈悲なる街の亡霊」。ちなみにコレ私が一番好きなキャッチコピー。世界観的には、なんかマッドマックスみたいな……?

金田:
 っていうか、彼らが他と切り離されているというわけでもないのに、なぜかここだけ難民キャンプみたいなんですよ。なんか「水を手に入れるのも大変」みたいな感じで。

両角:
 「無名街」と呼ばれる街があって、そこを守るために闘っているのがこのルードボーイズなんですね。みんな全身埃まみれでカーキ色の服を着ててね。商店街がわりと近いのに、なぜかマッドマックス感があるっていう(笑)。

西森:
 でもこれ、他のチームと比べておそらく一番動ける彼らに高所を利用させたいということで、こういう環境になったのかなって思いますね。

金田:
 まぁそういうギミックにはなってますね。

両角:
 彼らはパルクールを使って戦うのが特徴ですね。パルクールっていうのは、街なかの壁や柱を利用してアクロバティックなジャンプとか宙返りをしたりするアクションスポーツのようなものって言えばいいのかな。

西森:
 そう。で、ピーを演じるZEN君が本当にパルクールのプロなので、彼がLDH(EXILEのHIROが社長を勤める芸能事務所)に所属したからあのようなアクションができたんですよね。それと同時に、ブレイクダンスを使ったアクションの見せ場があって、あそこが一番動ける人が多くて、アクション好きとしては観ているのがすごい楽しいんですよ!

【達磨一家】
両角:
 はい、そして最後の「D」。これは「達磨一家」というチームです。キャッチコピーは「復讐の壊し屋一家」。この達磨一家は、お祭りのテキヤさんのようなアウトロー感なんですよね。みんな法被を着て、祭りのケツ持ちをしてるみたいな雰囲気の人達です。

ひらりさ:
 神社を根城にしてるんですよね。

金田:
 今日みんな赤い服着てて、この三人みんな達磨一家です。

両角:
 血に染まってる感じです(笑)。

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金田:
 今までの説明を文字で表すとこうなります。MUGENが消滅しまして、その地域を5つのチームが分け合っている。このチームの頭文字を合わせて『SWORD地区』と呼ばれている。ということですね。

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両角:
 キャラクターの分け方が漫画的というか、みんなキャラがすごい立ってるんですよね。

金田:
 私、EXILEの人を誰も知らずに観に行ったんですね。それでも彼らがそれぞれどういうチームなのかが把握できたのは、ビジュアルと各チームのテーマソングで、それぞれがきちっと整理されていて分かりやすかったからなんです。

両角:
 そうそう、一応レディースのチームもあって、これが「苺美瑠狂(いちごみるく)」というステレオタイプなピンク色の人達です。

そして別の勢力が登場。彼らは一体何者?

両角:
 一方その頃「湾岸地区」と呼ばれる場所には別の勢力がいて、劇場版ではここをメインにストーリーが展開していきます。この別の勢力というのが、ライブハウスを拠点に活動する「MIGHTY WARRIORS(マイティーウォーリアーズ)」と、悪徳スカウト集団「DOUBT(ダウト)」。ここにさらに、極道系のニオイがする「久龍グループ家村会」という人々がSWORD地区を狙っている。

ひらりさ:
 ドラマだとSWORD同士の抗争がメインですけど、映画だとマイティーウォーリアーズや家村会の脅威に加え、さらに過去にMUGENを率いていた男にみんなで抗戦するという仕組みなので、それぞれのことが細かく分からなくても大ざっぱに観られるんですよね。で、どこか好きなチームができたことでさらに萌える、みたいな見方ができました。

金田:
 隣の湾岸地区から出てきたMIGHTY WARRIORS、DOUBT。SWORD地区を乗っ取ろうとする九龍グループ家村会。そして海外マフィア「張城(チャンソン)」も来てるんだってぇ?みたいな。

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金田:
 ちなみにこの世界には警察の人が一人だけ出てきますが、彼は買収されている設定なので、この世界は無法です。私この映画「アウトロージャンルですよ」って言われたんだけど、アウトローって「ロー」がある前提ですよね。だからこの映画の世界は、アウトローじゃなくてノーローだと思います(笑)。

ひらりさ:
 あ、でも暴対法があるんですよ。

一同:
 あ、そうだ!その話してた!

金田:
 九龍グループは他の地域にもいるから、それで家村会には暴対法みたいなのが関係してくるんでしょう。あそこは「暴対法がうるさくてねぇ」なんてそんな心配するような地区じゃないんですよ。

ひらりさ:
 家村会の人たちが、MUGENの元リーダーの琥珀さんに対して「暴対法がうるさいので、おまえが代わりにSWORD地区をしめてこい。俺たちがあそこを再開発するんだ」って言うんですよね。

西森:
 法の力ではどうにもならないところを仕切ってくれって言われるんだ。

両角:
 その結果、琥珀さんが闇堕ちしてしまう、というところをみんなが助けに行くんですよね。

金田:
 みんな「何で分かってくれないんですか! 琥珀さん!」って言って、最後はメインキャラ3人が、3対1で琥珀さんを叩いて直すという(笑)。

一同:
 叩いて直す(笑)。

両角:
 最終的にはそういう話でしたね。

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