「名古屋のアイドル文化はヤバい」吉田豪、訴訟に発展するアイドル界隈の闇を語る
9月5日、アイドルファンが事務所経営者を恐喝で提訴。訴えを起こしたのは20代の男性アイドルファン2人。アイドル事務所を運営する名古屋の飲食店経営者から現金380万円を脅し取られたことで精神的苦痛を受け、慰謝料など合計750万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。そんな中、9月10日に放送された『久田将義×吉田豪のタブーなワイドショー』では、吉田豪がアイドル界隈で起きたヤバいエピソードを紹介。東京と名古屋のアイドル界隈で一体なにが……?
名古屋のアイドル文化はヤバい
吉田:
これ、事務所サイドが「(お前の)人生終わらせるのなんか簡単だ」と言って消費者金融から金を借りろと強制して、それぞれ300万円と80万円を借りさせたということなんですよね。で、それで訴えられたという話です。アイドルとオタクの訴訟はこのところ増えてきているんですけど、ここまでくるのは珍しいパターン。実は、名古屋のアイドル文化ってけっこうやばいんですよ。
久田:
怖いじゃないですか。
吉田:
つい最近も、アイドルグループの運営が寝ているメンバーを触ったということで警察沙汰になって解散になったということがあったんですけど、あれも名古屋の事務所なんですよ。
久田:
うわ、なんか荒っぽいですね。
吉田:
荒っぽいんですよ! で、その事務所がらみの裏話もいろいろ聞こえてきています。他の事務所が出てきて「示談にしろ」と脅しているとかね。ちなみに、まだどの事務所なのかということは明らかになっていません。
メンバーとつながったファンの名前をライブ中のスクリーンに表示!?
吉田:
東京でも荒々しいことをする事務所はないわけじゃないんですよ。たとえば『青山☆聖 ハチャメチャハイスクール』通称「メチャハイ」っていうグループがいるんですけど、そのメンバーがファンとつながったということで、その時は運営側が画期的なことをやってましたね。
そのメンバーとつながったというファンの名前をライブの最中にスクリーンに出して、結局メンバーもクビにして、裁判沙汰に発展。で、そんなことをされたもんだからファンもキレちゃってブログ立ち上げて、かなりえげつないことになっているという。
久田:
それは…(笑)。なんかすごいね。
吉田:
でも、この話は運営サイドから話を聞いたんですけど、運営の気持ちも多少は理解できると思いましたね。というのは、アイドル側が「今日は行きませーん」みたいなメールで仕事に来ないとかね、日頃からあまりにもバイト感覚的なところがあって、こういうことが今後起きないようにという、ある種“見せしめ”のような部分もあったそうなんです。
という感じで、東京にもこういう話はあるんですけど、それにしても名古屋はちょっと特殊だと思いますね。
久田:
750万円って企業並みの額ですよ。和解金になるともうちょっと下がるとは思いますけど。でも750万はけっこう高いと思います。これ弁護士の人、けっこう本気ですね。
吉田:
だいたい、芸能事務所の人に「人生終わらすなんて簡単だ」なんてなかなか言われることじゃないですよね(笑)。そういうこと言われたことあります?
久田:
政治家に「きみのことを抹殺するぞ」って言われたことはある。その政治家は当時の与党の五役でしたから「ああもうこれで生活できなくなるな」くらいのことは思いました。覚悟しましたよ。
吉田:
僕も某格闘技団体の人から電話口で「埋めるぞコラ」って言われましたけどね(笑)。なかなか人生で埋められることってないですよね。
久田:
埋めることだってないよ(笑)。
※「延長!久田将義×吉田豪【タブーなワイドショー】9月号」は同じ内容の放送となります。