生きた化石「カブトガニ」は注射薬の開発に欠かせない? 絶滅危惧種の医療への貢献を解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【解説】 何億人もの人々を救っている「カブトガニ」の貢献について 【新・宮舞モカのお薬ラジオ #12】』といういわし@超ビビリさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
お薬に関することを何でもネタにして解説していく動画シリーズです。 当面の間、毎週水曜と土曜に投稿していきます。 いいねを押すとプチお薬解説を見ることができます。

医薬品という分野において、多くの人を救ってきた生物の1つである「カブトガニ」を、投稿者のいわし@超ビビリさんが解説します。

カブトガニは2億年前から存在し、「生きた化石」とも呼ばれる生物です。

このカブトガニの医療への貢献の解説の前に、まずは細菌類が生み出す毒性物質「エンドトキシン」について解説します。

エンドトキシンは、場合によっては敗血症性ショックや多臓器不全で死に至る物質です。厄介なのは微量でも毒性を発揮すること、そして殺菌しても毒素だけが残る場合があり、検出も除去も困難であることだそう。

注射薬を開発・製造するには、このエンドトキシンの検出と除去が重要な課題となります。エンドトキシンを微量でも混入させないように作らなければなりません。

昔は、ウサギに薬を投与して、発熱を起こすかどうかでエンドトキシンを検出する試験が行われていました。この試験は手間がかかる上に精度もあまり高くなく、動物を犠牲にするなど、さまざまな問題があります。

そこで新たに開発されたのが、カブトガニの血液を用いた「リムルス試験法」。カブトガニの血液がエンドトキシンと反応するとゲル化することを利用した、より簡便で犠牲の少ない試験法です。

具体的には、カブトガニの血液から検出に必要な物質を抜き出し、ライセート試薬というものを作ります。ゲル化法、比濁法、比色法、という3種の検出法に合わせて、ライセート試薬も色々な形があるそうです。

現状、注射薬の開発と製造は、カブトガニがいないと話にならないという世界なのだとか。特に、衛生環境の良くない発展途上国での貢献度が高いのだそうです。

そんなカブトガニは、絶滅危惧種に指定されています。人工的な繁殖も試みられていますが、適した環境が中々無いとのこと。

このカブトガニの孵化を中学生時代に学校で成功させたのが、さかなクンなのだそうです。

医療に多大なる貢献をしているカブトガニ。いわし@超ビビリさんによる解説の詳細を知りたいという方は、どうぞ動画をご覧ください。動画終盤では、エンドトキシンについて追加の解説が行われています。
視聴者のコメント
・流石さかなクン様
・中学生のときってどういうことだ
・さかなクンさんといらすとやの凄さはガチ
・そもそもなぜ最初の人はカブトガニに行きついたのか…
・ためになりました、ありがとう!
・我々人類はカブトガニの犠牲の上に成り立っていたのか…
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【解説】 何億人もの人々を救っている「カブトガニ」の貢献について 【新・宮舞モカのお薬ラジオ #12】』
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