朝鮮学校って実際どんなところ? 卒業生にあれこれ聞いてみたら「ネイティブな朝鮮語を話す先生は居ない」など想像と色々ちがっていた件
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朝鮮学校にネイティブはいない「先生も独学なんです」
安:
日本では、朝鮮語を覚える環境というのが朝鮮学校しかないんですが、そこにもネイティブというのはいないんですよ。脱北者の人も、もちろんいないし、韓国人もいない。だから、独学で朝鮮語を覚えた先生が教えてくれるんです。
ニポポ:
先生も独学なの?
安:
独学ですね。ある意味、人工的な言語環境だから、「この日本語を朝鮮語でどう言うんだろう?」っていうのが結構わからないわけですよ。でも圧力的なもので、日本語を使ってはならない規則があるから、無理矢理自分のボキャブラリーを駆使して変な朝鮮語にする。

安:
だから持論としては、おかしな朝鮮語が定着しちゃうよりも、日本語でちゃんと言って、あとでネイティブに聞くとか。そういうことをしなければ本当の朝鮮語が身に着かないと思う。ただ、朝鮮学校での言語環境はめちゃくちゃ良くて、一からハングルを覚えるとなると9割方わかっているわけだから、勉強が楽なんですよね。
ニポポ:
なるほどね。
安:
あと本国の人ともコミュニケーションがとれるし。
ニポポ:
それね、すごくわかる。僕、音楽関係にちょっと片足つっこんでたんだよ。こう見えても、ミュージックステーションに2回出たことがあるんですよ(笑)。
安:
すごい(笑)!

ニポポ:
こんなところで語っちゃうのもなんだけども、音楽関係ってやっぱり“北の人”が多いんだよね。
安:
そうなんですか?
ニポポ:
めちゃくちゃ多い! 学校自体も、安さんと一緒でエリートコースを歩んできた人が意外といるんですよね。
安:
ミュージックステーションにも?
ニポポ:
ミュージックステーションクラスに出ている人でも……北の人はいないことは……ない。これは今度、呑みに行った時に話そう(笑)。
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