「夜の営みはどうしてたの?」ビッグダディこと“林下清志”が今だから言える『痛快! ビッグダディ』シリーズ密着収録中の裏話を語る
ドキュメンタリー番組『痛快! ビッグダディ』で一躍有名になり、その後タレント活動も行っていた“ビッグダディ”こと林下清志さんが9月25日放送の『ニコラジ』に登場しました。
現在は沖縄県に移住し、店長を務める飲食店「ジンギスカンきよし」はオープンから2年目に突入、10月13日には『教えてビッグダディ!! 林下清志のHow to SEX!!』で衝撃のAVデビューを飾る林下さん。
AVデビューの話題はもちろん、番組のヤラセ疑惑や撮影裏話、そして既に新しい彼女もいるなどモテる秘訣をMCのやまだひさしさん、アシスタントの加藤純一さんに語っていただきました。
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複雑過ぎるビッグダディの家系図を公開
やまだ:
現在は沖縄に移住とのことですが、親族の方は沖縄で一緒に暮らしているとは限らないんですか。
林下:
子供から手が離れて独りだけになったので、勝手なことができるようになったんです。
やまだ:
もう大家族じゃないんですね。実はビックダディ本人も11人兄弟の六男なんですか。
林下:
そう、兄が5人、姉が4人、妹が1人。ですから両親の孫は40人を超えていますよ。でも俺だけでそのうちの20人だからね(笑)。
やまだ:
DNAの撒き散らし方が半端ないよ!
林下:
でも俺の20人の子供は、血の繋がった子供が13人で、あとは連れ子ですから。
やまだ:
俺、ビッグダディって知っているようで実はよく知らないんだよね。この家系図ちょっと見てよ。
やまだ:
こんな複雑な家系図ないよ! 元奥さんだった美奈子さんもよくテレビで見かけるんだけど、この佳美さんもエグいのよ(笑)。
よく見ると、佳美さんとは三度結婚して三度離婚しています。美奈子さんの方にもお子さんがたくさんいらっしゃって。
林下:
そうそうそう。美奈子さんは俺と結婚する前に子供が5人いて、俺との子供も入れて6人。この前、新しいご主人との間にまた生まれて7人目ですからね。
やまだ:
でもこれを見ると、ほとんどがキラキラネームなんだよ。よく考えたらひどいですよ。あと、ここ分かりますかね。
加藤:
あ、全員「ひろみ」だ!
やまだ:
これは日本の法律ではだめなんだよ!
林下:
だって双子はよくいるけれど、三つ子は珍しいじゃないですか。だから一生、三つ子であることを満喫してもらおうと思って、全員「ひろみ」にした。読み方は一緒でも漢字が違うから、普段は漢字の読み方で「空(そら)」「海(うみ)」「心(ここ)」って呼んでいます。
でも入学式は本名で呼ばれるので、「林下空美(ひろみ)さん」「はい!」、「林下海美(ひろみ)さん」「はい!」。このあたりでみんながザワザワする。最後に「林下心海(ひろみ)さん」「はい!」って言ったら、周りはびっくりして立ち上がる(笑)。
やまだ:
これはヤンチャですね(笑)。
現在は沖縄に移住、ジンギスカン屋の雇われ店長に
やまだ:
ところでビッグダディは現在の肩書は何ですか。
林下:
ジンギスカン屋のおやじだよ(笑)。
やまだ:
きょうも沖縄から来てくださったんですか。
林下:
そうです。
やまだ:
でもどうして沖縄なんですか。
林下:
実は完全に雇われの身なんです(笑)。
「沖縄でやらないか」って誘われて、「俺、沖縄に住めるんだ!」っていう気持ちだけで行ったんです(笑)。
やまだ:
実際に暮らしてみてどうですか。
林下:
面白いです。沖縄県は他の都道府県と比べて、まるで違う文化の土地に来たみたいです。
やまだ:
食べログでも高評価ですが、もともとジンギスカンが好きなんですか。
林下:
自分は岩手の人間なんですが、昔は岩手、秋田、青森の人は豚や牛ではなく、羊しか食うものがなかった。
やまだ:
俺も北海道人だからその話はよく分かります。豚や牛は高いから仕方なく、この安くて硬い肉を食っていたんだよ。臭いし、美味くもない。
林下:
昔のジンギスカンは臭かったですよね。あれはオスの肉なんです。今はメスばかりなので臭みがないんです。
やまだ:
だから今びっくりですよ。何でこんなのが高級素材になってんだよ! と思います。でもお店で出しているのは美味しいジンギスカンなんですよね。
林下:
そうです。家庭の管理はできないけれど、肉の管理は自信がありますよ(笑)。
やまだ:
ビッグダディはお店に立っているんですか。
林下:
店は俺しかいないですよ。
やまだ:
ビックダディに会いたくて来る人もいますよね。
林下:
いますね。でも冷やかしがうるさいですよ。
やまだ:
もうここまでテレビに出たらタレントさんみたいになっちゃっているからね。やっぱりそういう人は嫌ですか。
林下:
嫌ではなく、そういう人の中にもフレンドリーに過ごせる人もいるし、最初から「何だお前」ってやつもいるし。 でもおかげ様で、半年ももたないと言われていた「ジンギスカンきよし」も2年目に入りました。
やまだ:
ということは、ビッグダディは接客が向いているんですかね。
林下:
どうでしょうね。俺はテレビに出ているから、ああいうキャラだって言うので許されるんでしょうけれどね。
「番組ってヤラセ?」「夜の営みはどうしてたの?」気になる質問にズバッと回答
やまだ:
実は『痛快! ビッグダディ』シリーズは32回も放送されているんですね。
林下:
うちの家族はテレビを見る習慣がないので、ほとんど番組を見たことがないんです。
やまだ:
密着取材ってどんな感じなんですか。
林下:
365日のうち350日くらいはカメラが家にいたと思いますよ。いわゆる仕込みとかヤラセなどをやらないという約束で取材を承諾しました。でも気付いていましたが、俺の知らないところでの仕込みはあったみたいです。
やまだ:
今だから言えるヤラセって何ですか。
林下:
子供が生まれたときに、お祝いの鯛を釣りに行くことになったんです。シーズン的に釣れないと思われていたのですが、「奇跡が起こるかもしれない」ということで、船を借りて釣りに行ったんです。 そうしたら次女が一発目で、38センチの立派で真っ赤な鯛を奇跡的に釣ったんですよ(笑)。俺は「良かったな!」って喜んでいたんですが、船頭さんもスタッフも釣れるとは思わなかったんでしょうね。
帰り際に船頭さんが「お祝いだ」って言って、あらかじめ用意していたと思われるすごく大きな鯛をくれたんですね(笑)。それがどう考えても船賃より高い値の鯛だったんですよ(笑)。
やまだ:
そんなものをサービスでくれるわけがないと(笑)。
林下:
ああいった番組って、どこまでがヤラセなのかというような見方もされるんです。 みんなでバーベキューに行ったときに、たまたま三男坊が草むらから「網があったよ」って言って持ってきた。おそらく先客がバーベキューをしたあと、捨てて行ったんでしょうね。 ちょうど良かったので、その網を洗って使おうとしたら、ヒソヒソとスタッフの声が聞こえてきた。
「このシーンは使えないな」って言うので、何で? と尋ねたら、「仕込みにしか見えない」って言うんです。だから事実であっても、見る側からしてそういうふうに見えてしまえば、そのシーンは使えないっていう、変な話ですよね。
林下:
あの番組、「どこまでが仕込みでヤラセなんだ」って言われるけど、もしあれが全部ヤラセなら、それはもう、ちんけな脚本ですよ。
やまだ:
僕らからしたら、ビックダディ自体がヤラセだと思ってましたから(笑)。
でもそれだけ密着されてお子さんも「うるさいな」とか思いませんでしたか。
林下:
あいつら、慣れちゃいましたね(笑)。夫婦喧嘩をしたことがあって、嫁が裸足で家を飛び出して行くんです。三男坊がそれを見て大笑いをしてたんだけど、カメラが向いたら急に深刻な顔をしだして(笑)。
お前はカメラに慣れすぎだよと思いました(笑)。
やまだ:
結局ギャラはどのくらいもらっていたんですか。
林下:
最初はもらっていなかったんです。だってお金をもらうということは、制作側の言うことを聞かないといけないってことだからね。俺はそういうのが大嫌い。
だけど実際にはいろいろ恩恵を受けましたよ。例えばスタッフが「みんなで焼肉を食いに行きませんか」って言って連れて行ってくれたり。現金でもらってないだけで、子供の誕生日にケーキをくれたりとか、そういうことはありましたね。
やまだ:
ちなみに夜の営みのときのカメラはどうなっているんですか。
林下:
うちはセックスに関してエロいっていうのは一切ないんです。だから「きょう、排卵日だから子作りに行ってくる。下の子の面倒をよろしく!」「お疲れ様です!」みたいな感じ。そう言ってホテルに行くんです(笑)。
やまだ:
そこはさすがに密着じゃなかったんですね(笑)。