名機ザクⅡの派生機『ザクⅡ FS型』の解説 ガルマ・ザビやシン・マツナガも登場した名モビルスーツを紹介
今回ご紹介するのはシュウ部屋chさんがニコニコ動画に投稿した『ガルマ・ザビ専用ザクII MS-06FS 解説【ゆっくり解説】 part49【ガンダム解説】』です。
1月17日から『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』の映画館での公開が始まり、ガンダム熱が高まっています。そこで、今回はガルマ・ザビやシン・マツナガも搭乗した名機『ザクⅡ FS型』について投稿者のシュウ部屋chさんが解説します。
霊夢:
今回解説するモビルスーツはMS06FS ザクⅡ FS型になります。
魔理沙:
FS型はザクⅡ F型のマイナーチェンジ機になるぜ。
霊夢:
ぱっと見、ブレードアンテナを装備していて、頭部バルカン砲があるわね。
魔理沙:
これはバルカン砲ではなく30mm機関砲だな。
では、それらを含めたFS型について詳しく解説するぜ。
FS型はF型の先行量産機を改修した機体で主に、小隊指揮官などに与えられた上位機種であり、宇宙空間から大気圏内で運用可能な高い汎用性を持つぜ。
霊夢:
なるほどね。指揮官用少数量産機ってことね。
魔理沙:
一応F型のラインをいじればFS型に変更可能だったらしいが、FS型の生産数は多くなかったみたいだな。
霊夢:
あれ何でなのかな?
魔理沙:
その辺も一緒に解説するぜ。
FS型は基本的な部分はF型と同じで組み上がったF型でできの良いものをFS型に改修しているぜ。
霊夢:
ああ、そういった改修機なのね。
魔理沙:
なのでこのFS型で最も有名なのがガルマ・ザビ専用ザクⅡだぜ。
ザビ家が搭乗するためコックピットの内装が改善されているらしいが、ガルマは主にドップに登場することが多かったため、FS型に搭乗するのはセレモニーなどの場面が多かったらしいぜ。
霊夢:
要は式典用って感じね。
魔理沙:
そうだな。画像のFS型のカラーリングはガルマ専用カラーで、通称ガルマパターンと呼ばれており、ドップも同じようなカラーリングだったぜ。
FS型のオリジナルカラーについては記載がないがザクⅡと同じカラーリングだと思われるぜ。
これはFS型に搭乗したパイロットは指揮官やエースパイロットだったため専用カラーが多かったぜ。
霊夢:
少数生産機だったしね。
魔理沙:
少数生産機だった理由は後にS型が登場したためだと思うぜ。何故ならこのFS型はS型登場まで生産されたらしいからな。
霊夢:
FS型はS型が登場するまでの間の上位機種って感じね。
魔理沙:
そういうことだな。ではFS型をさらに詳しく解説するぜ。
FS型最大の特徴は頭部に30mm機関砲を4門追加装備しているぜ。
この兵装は命中率が高く、主に近接戦闘で使用するが装弾数が少ない上に威力も低いため主に牽制用として使用したぜ。
霊夢:
30mm口径では厳しかったのね。
魔理沙:
なので、40mmガトリング砲を採用するプランもあったが、こちらはペーパープランで終わっているぜ。
霊夢:
S型がすぐに登場するしね。
魔理沙:
他には近接戦闘能力が強化されており、大型ヒート・ホークを装備したケースもあったぜ。
霊夢:
F型に比べると近接能力が高いってことね。
魔理沙:
さらにランドセルはF型をベースにS型に近いものになっており、新型のロケットモーターを搭載した機体もあったぜ。
他には地上での運用を重点的に考えられており防塵処理はもちろん機体各所に陸戦向けのカスタマイズを施しているぜ。
霊夢:
地球侵攻をする際の指揮官機がFS型ってことね。
魔理沙:
そういうことだな。なのでそれぞれの指揮官機やエース機では独自のカラーリングやカスタマイズを施しているぜ。
霊夢:
なるほど。同じようなものがないってことね。
魔理沙:
そうだぜ。新型ロケット・モーターを搭載した機体もあったためかFS型のスペック自体に幅が設けられていたらしいぜ。
霊夢:
なんというかFS型ってカスタマイズ機って感じよね。
魔理沙:
まあそうなんだろうな。
ちなみに1年戦争から10年後にニューヤーク市解放10周年記念展にてグフ複合試験型とともにFS型は展示、公開されているぜ。
他に使用した兵装としては、ザク・マシンガン、ザク・バズーカ、マゼラトップ砲、ヒート・ホーク、肩部シールドなどがあるぜ。
霊夢:
ザクⅡの基本兵装ね。
魔理沙:
で、今回はザク・マシンガンについて解説するぜ。
ザク・マシンガンはMS用のマシンガンのことで、劇中ではライフルとも呼ばれており単発と連射の切り替えが可能だぜ。
弾薬は主に薬室上部の円盤型弾倉から供給される仕組みだぜ。
これはパンマガジンだが、ドラムマガジンとも呼ばれているぜ。状況に応じて破壊力を重視した榴弾や徹甲榴弾を使用するぜ。
霊夢:
だからよく着弾時に爆発していたのね。
魔理沙:
口径は120mmだが105mmもあるぜ。
霊夢:
現代の戦車の砲弾と同口径をマシンガンで撃ちまくればそりゃ地球連邦軍の戦車はやられるわね。
魔理沙:
そうだな。そして、このザク・マシンガンはバリエーションが豊富だぜ。まずM-120A1型だぜ。これは基本的なザク・マシンガンで装弾数は108か145発。
先ほど述べた弾種以外にも様々なものが使用可能だぜ。
最大の特徴はオプティカルサイトと可動式フォアグリップが装備されており、モノアイとレーザーによってデータリンクをして射撃性能向上させているぜ。
霊夢:
へぇ~結構細かい設定なのね。
魔理沙:
そうだぜ。ただ、使用弾薬や射撃レートの関係からルナ・チタニウム合金の破壊が難しかったぜ。
M-120AC型は銃身下部に銃剣型のヒート剣を装備。M-120AS型はデザートタイプが装備してたぜ。
霊夢:
スコープがオミットしていてバレルやストックが短縮している仕様ね。
魔理沙:
そうだぜ。ZMP-47Dは主にザクⅠが使用するモデルで、M-120より前に開発されたモデルで口径は105mm。
マガジンは銃身の側面に配置されているぜ。ちなみにZMPとはのザク・マシン・ピストルのことだぜ。
霊夢:
へぇ~ザクⅠが装備しているのはマシンガンではなくマシンピストルなのね。
魔理沙:
要は機関銃か短機関銃かってことだな。47の派生モデルとしてZMP-50Dがあるぜ。このモデルは円柱状のサブグリップやマガジンがやや右側に寄っているのが特徴だぜ。
霊夢:
M-120に似ているけどデザインがちょっと違うわね。
魔理沙:
そうだな。他にもザクマシンガンの種類はあるが、今回はここまでにするぜ。
近接戦を強化したザクⅡ FS型の解説でした。ザクⅡと言えば後期型、シャアが乗っていたS型、デザートザク、フリッツヘルム仕様など様々な派生機が存在する人気の高いモビルスーツです。ザクについて気になった方はぜひニコニコ動画でフルバージョンをご覧ください!
▼動画はこちらから視聴できます▼
『ガルマ・ザビ専用ザクII MS-06FS 解説【ゆっくり解説】 part49【ガンダム解説】』
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