【真木よう子コミケ騒動】を 吉田豪が語る。「コミケ側の人とサブカル側の人が、お互いを理解せずに攻撃しあってる感じ」
クラウドファンディングによって写真集の作成を行い、年末に開催予定のコミックマーケットへの参加を表明していた女優・真木よう子氏が、SNSなどで寄せられた批判に対し謝罪しました。真木氏は「全てのことに対し、無知な私の責任です」とコメントし参加を取りやめることを明かしました。
これを受けて『タブーなワイドショー』では、吉田豪氏が久田将義氏とKダブシャイン氏に今回の騒動の経緯について解説をしました。真木氏のクラウドファンディングのサイトには関係者として吉田氏も名前を連ねており、久田氏は吉田氏に対して「真木さんを横道に逸らせようとした人がいるのでは」と、騒動の“黒幕”の存在について疑問を呈しました。
コミケサイドは問題ないが、コミケ好きは許せない部分があった
久田:
この騒動はご存知ですか。
Kダブ:
あんまり知らないです。
久田:
吉田さんが、全て黒幕じゃないかと言われてるんですよ(笑)。
吉田:
そうです。クラウドファンディングを始めて、その時点で、もう炎上してたんですよね。「クラウドファンディングで人から金集めて、コミケに出すとは何事だ」みたいな感じで、コミケ好きな人たちが、まず激怒して。
久田:
そうですね。
吉田:
という流れだったんですけど、そもそも本物の黒幕とされる人たちは、コミケの中の人もいたし、なので問題はなかったんですよ。コミケサイドとしては、問題はないんだけども、コミケ好きとしては許せない部分があったみたいですね。
久田:
自分たちは、自腹で同人誌を作ってるのに……みたいな?
吉田:
そもそも自分たちが売っているのは、もっと薄い同人誌だから、分厚い写真集みたいなものを作るっていうのは、意味がわかんないということでしょう。
久田:
そうですね、真木よう子さんの写真集を作るっていうところから始まったんですよ。
Kダブ:
本人が本人の写真集を作ろうとして怒られるんですか……。
乳輪の端っこでも映せば、許してくれるんじゃないですか(笑)
吉田:
もともとカメラマンの人が真木よう子さんと仕事をして、「本を作りたい」という話になって……そして写真集を作ろう、と。昔、松尾スズキさんが責任編集みたいな感じで『hon-nin』という雑誌がありまして、僕がインタビューをしてたんですよ。そこの編集をしていた北尾修一さんがいて、北尾さんが間に入ってきて、インタビュアーを僕にして、という流れになって……。
昔の再現をやろうみたいなことになって、じゃあどうせだったら、北尾さんがクラウドファンディングに最近関わっているんで、それも絡めていって、話がデカくなっていき、そして炎上。
Kダブ:
真木さんは謝ってるんですね。
久田:
謝って、自分のTwitterも削除して……。
Kダブ:
あ、Twitter辞めちゃったんだ!
久田:
そう、辞めてアカウントを削除して。
吉田:
「騙された」っていうアカウント名になった後に削除しましたね。
Kダブ:
騙したのは?
吉田:
僕じゃないですよ(笑)。僕はもう8年くらい会ってないですから。
Kダブ:
この怒ってる人たちは、別に真木さんのファンではないんですよね。そもそも怒ってる人たちは、コミケ市場のいろいろやってる人たちですか。
久田:
当時見てて思ったのが、コミケ好きの人たちは、そもそも真木よう子のことを知らない人がホント多かったんですね。知らない人が突然入ってきて何なんだ! っていう。
Kダブ:
資本主義にもっと腹立てた方がいいんじゃないですか。ねえ? 真木さん、ちょっと乳輪の端っこでも映して出せば、みんな許してくれるんじゃないですか。
吉田:
昔、脱いでますけどね。
Kダブ:
そうか、もう出してるのか(笑)。