一発屋として悩むピコ太郎にYOSHIKIがForever Loveなエール「雑音が弾丸のように飛んでくるが、それも聞き入れつつ進んで行く」
伝説のロックバンドX JAPANのYOSHIKI氏が、自身のチャンネル「YOSHIKI CHANNEL」の『8DAYS 2周年記念SP』にて、古坂大魔王が演じるピコ太郎氏をゲストにお迎えしました。
PPAPのブレイクをきっかけに「AbemaTV」「バイトル」「ショップジャパン」「高須クリニック」など、多数のCMに出演したピコ太郎氏。そんなピコ太郎氏と、YOSHIKI氏が紅白の裏話から『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)の秘話まで、この2人にしかできないエピソードトークが語られました。
紅白でシン・ゴジラ討伐!? その裏側で起きたこと
ピコ太郎:
紅白歌合戦【※】は、本番の前日ぐらいまで、誰がやるのかは秘密でしたね。それで、本番になってまず言われたのが「シン・ゴジラ倒してくれ」と。何を言っているんだと!
※紅白歌合戦
2016年紅白歌合戦の後半において、「映画『シン・ゴジラ』に登場したゴジラを紅白出演者が迎え撃つ」という企画が行われた。
一同:
(笑)
ピコ太郎:
提案がおかしいじゃないですか。「ピコ太郎さんが終わった後、もっとすごいビックな方が、キチンと倒してくれますよ」と言われていただけだったから、誰が出るのか知らなかった。
MC:
教えてくれないんですね。
ピコ太郎:
ギリギリのリハーサルで、X JAPANだと分かりました。
MC:
ギリギリで分かったんですね。
ピコ太郎:
「ピコ太郎、X JAPAN、シン・ゴジラ」……カオスですよね!
一同:
(笑)
ピコ太郎:
このおかずに合うご飯はないですよ。本当に光栄でございました。
YOSHIKI:
僕もゴジラの話で、秘話があるんですよ。紅白のプロデューサーの方たちと話をしていたときに、ゴジラが流れますと言われて、「それは良いですね」って言ったんですよ。僕、そういうのが好きなので。
ただ、最後まで話を詰めるのに、時間がかかりまして。29日に香港で公演の予定だったんですね。ただ、いろいろ事情があって、プロモーターの申請ミスという形で、コンサート2時間前に中止になってしまったんです。
ピコ太郎:
えぇぇ!
YOSHIKI:
会場の外に、数千人の方が待つ状況になってしまいました。色々と交渉しまして香港の振替公演を30日に行ったんです。それから香港を31日の朝に出て、空港から紅白に向かいました。
今回、エックスジャパンの他に、松田聖子さんと共演させていただいたので、到着したのが、紅白が始まる2、3時間前ですよ。皆さん笑顔で待っていただいて申し訳なかった。それで、(ゴジラが現れて)パニックになっているわけですよ(笑)。リハーサルも何もしてないし、松田聖子さんを待たしちゃっている……。どうしようと! 思ったときに「ゴジラ倒しましょう!」って言われたら、「もう、ゴジラでもなんでも倒しましょう!」ってなりますよね(笑)。
一同:
(笑)
ジャスティン・ビーバーにPPAPのことを聞いてみると……
ピコ太郎:
ジャスティン・ビーバーとCMでお会いしたんですね。そのときに、PPAPのことを詳しく聞きました。すると、スクーター・ブラウンさんっていうアリアナ・グランデのプロデューサーの方が、見つけたらしいです。
海外に「9GAG」という面白画像の投稿サイトがあって、そこでちょっと拾っていただいた感じですね。それをジャスティン・ビーバーに見せて、「これをツイッターに書く? 書かない?」みたいな会議があったらしいです。ジャスティン・ビーバーのフォロワーは、1億人いますからね。
MC:
パッとあげたら大変なことになりますね。
ピコ太郎:
そうですね。でも、「上げちゃおうよ。面白いし」みたいな感じで、スクーター・ブラウンさんが言っていただいて。そんなことはつゆ知らず、私そのとき普通に寝てましたから(笑)。
一同:
(笑)