5日かけて調理する「ぶり雑煮」を作ってみた! 母のレシピを元に作った特別な正月料理に「すごいご馳走」「懐石料理感」の声
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『幼稚園児でも簡単料理?#22【ぶり雑煮】』というヘビ君さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
以前に母から譲り受けたレシピ帳に載っていたぶり雑煮です。
食べた記憶はほんの数回しかないのですが、美味しかった記憶があったので再現してみました。
……しかし、この雑煮はどの地方のものなんだろう?
ソース・ドゥミ・グラスからハヤシライスを作るなど、気が遠くなるほどに時間をかけた料理を楽しんでいるヘビ君さんが、お母さんからもらったレシピ帳に書いてあったお雑煮を作りました。仕込みに4日かかります。
1日目に行うのは塩ぶりの仕込みです。切り身に塩を振って軽くすり込み、ラップをして冷蔵庫で寝かせます。
2日目は塩ぶりの仕込みの続きを行います。キッチンペーパーでぶりを拭き、少量の塩をすり込みます。キッチンペーパーでしっかりぶりを包んで、冷蔵庫に寝かせます。
3日目はだしを取ります。鍋に軟水と昆布を入れて1時間。中火でゆっくり加熱し85度になったら取り出します。沸騰したら火を止め、アクをすくいます。鰹節を入れて30分ほど置きます。しっかりとした濃いめの出しが取れました。
4日目は下準備をすべて終わらせます。大根、にんじん、白菜、里芋を切ります。鶏肉は皮をはいで一口大に。塩ぶりも一口大に切ります。
大根はお米を入れたお水で煮るなど、それぞれの野菜に最適な方法で火を入れていきます。冷めたらジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫にしまいます。
だしによく洗った鶏ガラを入れ強火にかけます。沸騰したら弱火に落とし鶏の皮を加えます。こまめにアクと油をすくいながら1時間加熱します。煮終わったら、キッチンペーパーでこします。
できただしに、塩ぶりを加えさらに1時間ほど煮ます。煮終わったらみりん、酒、残りのだしを加え、アクをすくいながらさらに1時間煮ます。ぶりを味見し、いい感じに塩が抜けていたら取り出します。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
まだまだ続きます。つゆに鶏肉を加え、アクと油をすくいながら30分煮ます。煮終わったら、鶏肉も冷蔵庫で保存します。
おつゆに大根を入れ、アクをすくいながら加熱します。フタをして、とろ火で1時間煮込みます。1時間経ったら、しょうゆを加え味を調えます。このお鍋は火を止めて、一晩寝かせます。
それでは最終日、5日目の調理です。小鍋に用意した具材を入れ、おつゆを注いで30分ほど弱火で温めます。
お椀の底に別途温めておいたしみしみの大根を敷き、具材と焼いたお餅を置き、おつゆをかけたらできあがりです。
ようやくできたお雑煮に「おいしそう」との歓声が上がります。「すごいご馳走」「懐石料理感」「こんな立体的なお雑煮見たことないw」と視聴者も興奮気味です。
お母さんから受けついだこのレシピ。たくさんのお客さんがあるときに継ぎ足しながら数日間提供するための分量となっているそうです。追走する際には気をつけてくださいとの注意喚起に「毎度思うけど追走できねぇよ!!」との声が寄せられています。
視聴者コメント
これはどこぞの高級料亭のお雑煮では、、、?
すごいよぉ…
これは澄まし汁としてもかなりおいしそう
永遠に食べられそう
雑煮のレベルを超えてる
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『幼稚園児でも簡単料理?#22【ぶり雑煮】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43320606
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