『ドンキーコング64』を僅か24分でクリアした世界一のRTA!! 最初から最後まで鮮やか過ぎるプレイをご覧あれ！

　『バンジョーとカズーイの大冒険』や『ゴールデンアイ 007』など多くの名作で知られるレア社によって、1999年にNINTENDO64向けに発売されたアクションゲーム『ドンキーコング64』。

　「ドンキーコング」シリーズ初の3D作品となる同作ではシリーズお馴染みとなる高品質のグラフィックと音楽と共に3Dならではのアクションを実現。

　3Dアクションらしい謎解き要素や、十分すぎるほどのやり込み要素も持っており現在もNINTENDO64の名作アクションとして名を残している。

　今回紹介するのは、名作『ドンキーコング64』でのRTAに挑戦した動画。signakongさんがニコニコ動画に投稿した『【解説付きRTA】ドンキーコング64 Any% 24:07』だ。

　この動画はWiiU移植版でのAny%RTAに挑戦し、世界最速となった記録を走者自らが解説するというもの。

　今回は海外記録サイトにて1位を飾る大記録。あらゆるテクニックを駆使してあっという間にゲームクリアしてしまった驚きのプレイをご紹介する。

2位と40秒以上の大差をつける『ドンキーコング64』世界最速RTA

　今回紹介するのは先の通り『ドンキーコング64』のAny%RTAに挑戦し、世界最速となる記録を達成したsignakongさんによる解説動画。

　Any%RTAとは達成度を問わず、エンディング到達までのタイムの短さだけを競うもので、数あるRTAカテゴリの中でも定番中の定番と言えるカテゴリだ。

　作品によっては同じAny%でもバグ利用の可否など細かくカテゴリが分かれていることもあるが、今回signakongさんがプレイしたのはバグ利用も許可されたほぼなんでもありのRTAとなる。

　本作はNINTENDO64向けに発売された作品だが、今回のRTAでは移植版となるWii Uバーチャルコンソール版をプレイ。

　セリフスキップやバグなど日本版には無いRTAに有用な要素が多いことから北米版が採用されている。

　なお、今回解説が行われる記録は前述の通り世界最速記録であり、海外記録サイトでは2位と40秒以上の大差をつけ1位に輝いている。

バグ技を駆使して爆速攻略！14分でラスボス戦突入の驚異のプレイ

　2位と大差をつける24分7秒という早さで『ドンキーコング64』をクリアしてしまったsignakongさんだが、動画ではどのようなプレイが披露されたのか？

　本RTAでは前述の通りバグ利用などの優位性から北米版が選ばれているが、動画では北米版の強みを最序盤から発揮。バグを用いた数々のテクニックを次々と披露し、効率よくゲームを進めていく様子が収められている。

　動画冒頭では後に使用するバグ技を仕込みながら、ハイドアウトステージ攻略のためバグ技を次々と成功させてる鮮やかなプレイを披露。

　水中での壁抜け、座標バグを利用したワープ、キックで宙に浮いてからの壁抜けなどなど、仕込みの裏で次々とテクニックを成功させていくsignakongさんに視聴者も驚きを隠せない様子。

　安定して成功させることが非常に難しいというテクニックPhase Walkも採用し、普通にプレイしている時間のほうが少ないペースで攻略を進める姿には「ドンキーのRTAって人間がやってたんだ・・・」、「バグ技が多すぎる…！全部管理してんのやべぇな…」といったコメントも寄せられていた。

　動画ではその後も前述のPhase Walkや壁抜け中の精密な操作など驚きのテクニックを次々と披露するsignakongさん。

　動画時間9分頃には相手の行動によってタイムに大きな影響が出てしまう運ゲー要素の強いボス「マッドジャック」との戦いで、運ゲー要素可能な限り排除する調整しながらのプレイも披露。

　続けて動画時間14分ほどでは早くもラスボスであるキングクルールとの戦いに突入。こちらでも鮮やかすぎる戦いを披露し、視聴者を驚かせ続けていた。

　僅か24分で『ドンキーコング64』をクリアしてしまった大記録を走者自らが解説する本RTA。全編を通して披露されるsignakongさんの鮮やかなプレイをぜひチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【解説付きRTA】ドンキーコング64 Any% 24:07

https://www.nicovideo.jp/watch/sm43037261

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