歌ってみた動画制作にレノボのゲーミングノートPC「Lenovo LOQ」がオススメな理由とは?――歌い手BobSappAimさんと、MIX師ぽんさんにスタジオで聞いてみた
※ご覧の記事はレノボ・ジャパン合同会社の提供でお送りいたします。
「歌ってみた動画を作ってみたい」――
自身の歌声を収録し、ネット上に動画を投稿する“歌ってみたカルチャー”は今や大きな広がりを見せている。
歌っているところを自撮りした気軽なものから、プロ顔負けの動画まで様々だが、見ているうちに「歌ってみた動画を作ってみたい」と思ったことがある方も多いはず。
一方でどんな機材やPCが必要になるのかわからない、という方に向けてレノボのゲーミングPC「Lenovo Legion|LOQ」アンバサダー BobSappAim(ボブサップエイム)さんと、氏の楽曲のミックスを担当しているMIX師のぽんさんに、収録中のスタジオに実際にお邪魔してお話を伺った。歌ってみた動画制作にレノボのゲーミングノートPC「Lenovo LOQ」がオススメな理由とは?――歌い手BobSappAimさんと、MIX師ぽんさんにスタジオで聞いてみた。
「歌ってみた動画のインタビューなのに、なぜゲーミングノートPC?」と、疑問に思った方もいるかもしれないが、実はこれからクリエイティブ活動を行っていきたい方にこそゲーミングノートPC「Lenovo LOQ」という選択肢がおすすめだ、と二人が取材で語っている。
「一本の歌ってみた動画を作るのにどれくらいの期間がかかるのか?」「これから歌ってみたを始めたい方がPCを選ぶとしたら、どのようなものが良いのか?」
様々な疑問をぶつけるなかで、お二人からは「昔ほどハードルは高くない」「気軽に始められる」といった言葉が何度も出てきた。
これから歌ってみた動画を作ってみたいと思っている方は、本記事をぜひ役立てていただきたい。
■歌ってみたをはじめたきっかけ
――本日は、お忙しいところありがとうございます。ゲーム実況者であり歌ってみた投稿者であるBobSappAimさんと、楽曲のミックスを手掛けられているMIX師のぽんさんにお話を伺っていこうと思います。まず、お二人の活動歴をお聞きしてもよろしいでしょうか?
BobSappAim:
普段はYouTubeでゲーム実況だったり、生配信もやっていて、歌ってみた動画は趣味で投稿している感じです。
――趣味活動で、あの高いクオリティの動画を公開していらっしゃるんですか!?
BobSappAim:
ゲームの方は結構長くて10年くらい活動しているんですけど、歌も2~3年くらい活動しています。
歌に力を入れだしたのが、ここ半年前ぐらいですね。最初は宅録だったんですけど、例えば2人で歌う場合は合わせが難しく、やっぱスタジオ収録のほうがいいなとなって、今では収録は結構スタジオでやるようになりましたね。
MIX師のぽんさんとコラボするようになったのは、多分半年前ぐらいからですね。
ぽん:
僕は音楽活動を18年ぐらいやってまして、MIX師としてはもう5年目とかですかね。
いわゆるネット上での歌ってみた動画のミックスをするのがMIX師と呼ばれているのだと思うんですけど、僕は本業でも同じようなことをやっていて、いわゆるレコーディングエンジニアという職業です。
その延長線上で、ネット上での活動もやっている感じですね。
――なるほど。一本の歌ってみた動画が完成するまで、お二人の場合どのようなスケジュールで進行しているのでしょうか?
BobSappAim:
大体2~3週間って感じです。収録してミックスして動画に使うイラストを用意して……という箇所は2~3週間でいけるんですけど、結局は動画のクオリティをどれだけ凝るかなんです。
そこに凝り始めてCGとかを使うと2~3ヶ月ですね。
それこそ、『夜もすがら君想ふ』は、本当に2~3ヶ月はムービーだけでかかりました。
なので動画次第になりますが、基本的には2~3週間で投稿してますね。
――映像制作に時間がかかるんですね。
BobSappAim:
先に音源が完成して、動画の完成待ち状態になることが多いです。
一枚絵とテキストだけだったら、本当に頑張れば、収録から投稿まで1週間でいけると思います。
イラストも大体3~4日で完成品が送られてくるので。
――そんなに早く完成させることもできるんですね。Aimさんが使っておられるレノボのゲーミングPC「Lenovo LOQ」はスペック的にいかがでしょうか?
ぽん:
十分すぎるぐらいだと思いますね。
BobSappAim :
ある程度の処理ができるPCがあれば、あとはマイクとかの問題になってくると思います。なので基本的に「Lenovo LOQ」で全然大丈夫だと思いますね。
――なるほど。ノートPCでありながら歌ってみた動画の制作には十分なスペックとは頼もしいですね!
確かにノートPCって、デスクトップより非力なイメージを持たれやすいですが、「Lenovo LOQ」はクオリティが高いゲームのプレイが快適になるよう高い処理能力を搭載していますからね。ノートPCだからといって不利になるようなこともないですもんね?
ぽん:
いわゆるプロと呼ばれる商業音楽の現場だと、スタジオに自分のパソコンを持ち込むときはノートPCというパターンが結構多いので、デスクトップPCだとかノートPCだとかっていう差は、最近はもう無くなってるかなと思いますね。
■ゲーミングノートPCを使うメリット
――そもそも、レノボのゲーミングノートPC自体をご覧になられるのが初めてかもしれません。
本日ご紹介する「Lenovo LOQ」を他のモデルと比較した画像も用意しましたので、「Lenovo LOQ」の特徴についてお話ししながら、お二人の創作についてお聞きできたらと思っております。
――まず、「LOQ」を持ってみていただきたいんですが……。
BobSappAim:
結構ずっしりしてますね。
――そうですよね(笑)。でもその分、高い処理能力が求められるゲームや動画編集などの作業ができる能力と、高負荷な作業中でも本体が熱くならないように、高性能な冷却機能を備えているんです。
BobSappAim:
まさにゲーミングPCって感じですね。
――そうなんです。ノートPCなんですけど、デスクトップのゲーミングPCに負けない機能を持っているんです。より負荷の高いゲーミングやマルチタスクに最適なパワフルな機能を搭載した「Lenovo Legion」というシリーズもあるのですが、シンプルなゲームプレイや配信は「Lenovo LOQ」でも十分対応可能なんですよ。
ゲーミングPCといえば、自作PC=BTOという印象もあるかと思うんですが、いきなり自作PCを組むって結構ハードル高いと思うんですよね。
BobSappAim:
個人的に初心者がPCを自作するのは絶対やめたほうがいいと思います。僕も以前にBTO【※】を組んだんですが最初に作ったら、排熱がうまく設定できなくて、いきなりCPUがぶっ壊れて、追加で10万円ぐらいのやつを買わないといけなくなってしまって。
※BTO
「Build To Order」の略称。BTOパソコンとは受注生産のパソコンのことであり、CPUやメモリなどを指定して自分の好きなようにカスタマイズできるパソコンのこと。
一同:
(笑)
BobSappAim:
詳しい人なら自作PCを組んだほうが安くできるからいいんですけど、そうでないなら元から組まれてるやつを買ったほうがいいです。これは、もうマジで絶対(笑)。
ぽん:
いいアドバイス(笑)。
――わかります。私は作った3日後に良かれと思って掃除して壊したので、今使っているBTOも怖くて5年ぐらい掃除してないです。
BobSappAim:
自作は本当に危険ですね。
――かと言って高性能なデスクトップPCは、安くても30万円ぐらいはしてしまうんですよね……そこでゲーミングノートPCのメリットが出てくるんじゃないかなと。LenovoのゲーミングPCってラインナップがたくさんあって、中でも「Lenovo LOQ」は15万円切るモデルもあるんです。
自作だとどうしても25万円から30万くらいかかる。だったら、10万円浮いたら音響機材を買うこともできますよね。
次はぽんさんにお聞きしたいんですが、手を出しやすいノートPCを選ぶとしたらどうお考えですか?
ぽん:
僕、ノートPCもデスクトップPCもどっちも持ってまして、ノートPCの良いところとして、当然なんですけど、ディスプレイがついてるのがやっぱりいいなと思いますね。
パソコンって普通のデスクトップPCを買って満足したら、まだディスプレイを買わないとだめなんです(笑)。それって意外と煩わしいところだなと思うんですよね。
ノートPCは一台買ったら、すぐ何でもできるっていう状況がすごくいいところですね。
――確かに「一台で何でもできる」というところが、ノートPCの利点ですよね。「Lenovo LOQ」はクリエイターとして動画編集やミックスをサクサク作業したい、ゲームや配信もやってみたい……そんな方におすすめのモデルなんです。
――「Lenovo LOQ」を紹介したところで、ここでBobSappAimさんに質問です。歌い手を目指している方と話していると、旅行中に急にインスピレーションが湧いて、ちょっと歌ってみたくなってカラオケに入ったら思いの外よく歌えた、みたいな話をよく聞くんですが、BobSappAimさんも、出先でカラオケを活用されることはありますか?
BobSappAim:
歌ってみたを収録する前は一回カラオケに行って、音程バーを出して、どれぐらいの音域まで出るかをチェックしてますね。
とりあえずその歌が歌えるのか、歌えないのかをチェックするっていうのは絶対やります。
――これから歌い手になりたいという方に練習法をアドバイスするならいかがですか?
BobSappAim:
カラオケでの練習が一番やりやすいと思います。
それ以外の練習方法だと……実はボイストレーニングって、あんまり高くないんです。
週1でも月で2万円くらいなので、習い事感覚で行けるものになってると思います。
歌うことを職業として目指したいんだったらボイトレに行く、趣味程度に歌唱力を上げたいんだったらカラオケ行く……そんな使い分けが丁度いいんじゃないかな。
――ちなみに、BobSappAimさんのイケボは生まれながらの才能ですか?
BobSappAim:
そうですね。生まれながらです(笑)。
――「歌がうまいね」と言われることがある人って一定数といると思うんです。その中でも、「自分の歌でもイケる!」って思われる瞬間ってありましたか?
自分の歌を投稿するのって勇気がいると思うんです。「怖いコメントが来たらどうしよう」と心配したり……そこをどうやって乗り越えたんでしょうか?
BobSappAim:
自分の場合は、「声かっこいいから、まぁイケるか」みたいな感じです(笑)。
ミックスすると、ある程度はイイ感じになっちゃうんで、あとは歌うときの表現をどれだけ頑張るかかなって思いますね。
――表現はミックスでは足せない部分もありますものね。一方ミックスされるぽんさんから見て、BobSappAimさんの好きなポイントってどこですか?
ぽん:
それは声一択じゃないですかね。僕としても、とにかくそこをより良くすることを考えてるので。
――収録をしている様子からも、お二人のあうんの呼吸が伝わってきました。続いて、ぽんさんへの質問なんですけれども、作業はどんなところですることが多いんでしょうか?
ぽん:
それこそさっき言った、「持ち運びができる」っていうのが関係してます。
家の中でも普段と違う場所で作業をしたり……あとは飽きたらゲームもできる(笑)。
――実は「Lenovo LOQ」はCPUやGPUの冷却をAIが自動判断するLenovo LA1 AIチップを積んでいるのでバッチリ対応できますね。画面もノートPCとしては大きめの16.0型のディスプレイなので、マルチディスプレイでの作業はもちろん、一台でも大画面で作業ができるところがいいですね。
ぽん:
あとは……やっぱり宅録での一番の問題は、部屋の反響音なんです。いいマイクを使って音質が良くても、部屋の反響音が入っちゃうと、オケとの交じりが悪くなっちゃうんです。
なので宅録時は部屋の中でちょっと響きにくいところ……たとえばAdoさんは、クローゼットの中でレコーディングしてるらしいです。
そういう点には、ゲーミングノートPCにすごくアドバンテージがあると思いますね。
――安定したPCS環境で、最適な場所で歌の収録ができるのは、歌い手にとって非常に大きなメリットですね。また、お住まいが手狭だったり、引っ越しが多い方にもおすすめできます。お二人のメインPCは現在デスクトップPCとのことですが……。
BobSappAim:
デスクトップPCはパワフルなんですけど、どうしてもスペースを取ってしまうので(笑)。
最初にゲーム配信を始めたときは、ノートPCだったんです。広い実家に住んでいる……というわけではなかったのでノートPCでないと置く場所がないという事情がありました。
やっぱり環境によって、選ぶPCは変わってきますね。
――「持ち運べる」「場所をとらない」ことはノートPCの大きな利点と言えますね。
■歌ってみた動画を初めて作ろうとしている人へ
――これからニコニコでは「歌ってみた Collection 〜2023 Autumn〜」が開催されます。読者の中には歌い手やMIX師になりたい方もいると思うので、そういった方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
BobSappAim:
ひとつの動画を作るのに、そもそもめちゃくちゃお金がかかるんじゃないかって思う方もいると思うんですけど、ネットのスキルマーケットを調べたらいっぱいMIX師さんが出てきます。
音源作成でも1万~2万円くらいなので、興味がある方はまず始めてみるのがいいと思います。
すでに始めてる人に対しては……意外と使えると思ったのが動画投稿サイトの 歌い方解説動画ですね。プロが解説してたりするんで、それでも満足できなければボイトレに行くのがいいと思いますね。
――ありがとうございます。ぽんさんからも歌い手やMIX師になりたい方にメッセージをいただければと思います。
ぽん:
「ずっと続ける」って考えちゃうと、大変だと思うんで、とりあえず一個を絶対完成させるっていうことを経験しちゃったら楽しいところがわかってくるんじゃないかな。
ミックスに関しては、ハマってくるとソフトとかいろいろ買ってお金がどんどん出ちゃうので大変なんですけど(笑)、それでも無料のソフトも充実しているので、あまり肩肘張らず、とりあえず作ってみるっていうところを大事にやってみてほしいですね。
――本日は、お忙しいところありがとうございました。
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