昔の「携帯電話機」を手に入れたので、仕組みを解説&分解して実際にベルを鳴らしてみた!
今回紹介したいのは、葱ラッテさんが投稿した『昔の携帯電話機を見てみよう!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
機械の仕組みというより使い方や周りの環境の話に… でもおもろいんよ、時代背景とか調べるの…
古い携帯電話機を購入した投稿者の葱ラッテさん。
年季が入り過ぎて、使い方がすぐにはわからないほど昔の物です。
購入のきっかけは、津山にある鉄道博物館で携帯電話機を見たことだそう。
携帯電話機は明治後期には軍用が登場していました。
警察や消防など急を要する仕事で使われ、中でも鉄道では駅への連絡手段として重宝されていたのではないかと考える葱ラッテさん。
そんな携帯電話機は電話線に繋いで使うとのこと。
電信柱の上から線を引っ張って来るのではなく、長竿で電話線に直接引っ掛けて使ったりしたようです。
また、一部の電信柱にはあらかじめ電話線を下の方に引っ張っておく端子函(たんしかん)もありました。
ちなみにこの電話機にはダイヤルがありません。
使う際は横にあるハンドルを回し、電話交換手さんを呼び出して相手に繋いてもらっていたとのこと。
鉄道では沢山の電話を1本の線に繋ぎ、ハンドルの回し方で誰を呼び出しているか区別して内線のように使っていたとか。
使い方の次は、分解して構造を見ていきます。
中身を取り出しました。各部の名称は画像の通りです。
発電機が付いていたので電圧を計測してみたところ、結構な数値が出てびっくりした葱ラッテさん。
今回購入したのは磁石式電話機ですが、共電式電話機で使う共同電源が48Vなことから50V近い数値が出たのではと推察。
上部には単一電池2本を入れる場所も。これは送話用の電源だそうです。
そして一番テンションが上がったのがベルの存在。
ただし自分の発電機が回っているときには鳴らない仕組みになっています。
そこで強引に接続して鳴らしてみたところ……
ジリリリン♪ ジリリリン♪
と、どこか懐かしい音が響きました。「おおおお」「良い…」「良きかな」と聞き入る視聴者さんのコメントが並びます。
ひとまず満足した葱ラッテさんですが……
もう1台の携帯電話機を取り出しました。こちらは少しタイプが違うのでその構造も研究していきたいそうです。ゆくゆくは通話もしたいと語る葱ラッテさんに、「行動力の化身」「めっちゃ気になる」「楽しみにしてるよ!」などのコメントが寄せられるのでした。
実際のベルの音や解説の詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください。
視聴者のコメント
・ゴトンッ(携帯電話)
・すきー、かっこいいー
・どこで売ってるんだ…w
・行動力の化身
・面白かった
・いい音してますよねぇ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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