対話型AI『ChatGPT』にゆっくり解説動画の台本を書かせてみたら? 仕上がりは全然違和感のないものの“とある注意”が必要な結果に
今回紹介するのは、ゆうぷろさん投稿の『対話型AI「ChatGPT」の使い方~動画の台本を書かせてみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
話題の対話型AI「ChatGPT」の導入方法から使い方、そして解説動画の台本を書かせてみたので実演しながら解説します。
ChatGPTを活用すれば動画制作の初心者が苦労する台本作成がとても楽になるのでぜひ使ってみてください。
チャットボット『ChatGPT』では、AIを使って文章を理解し、会話のように自然な文章を生成することができます。最近ネット上で話題となっており、名前は知っているという方も多いはず。
今回はそんな『ChatGPT』を使って投稿者のゆうぷろさんがとある実験を行いました。
それは
『ChatGPT』を使って動画の台本を作る。
というもの。
もしも『ChatGPT』で台本を作ることが出来たら「初心者でも簡単に動画を作れるんじゃないかなって!」とゆうぷろさんは考えました。
ただし、『ChatGPT』には注意点が存在します。
・AIの答えが間違っている場合がある
・会話内容は運営側に確認される場合があるので、個人情報や機密情報は入力しない
といった部分には注意しないといけないそうです。
実際に『ChatGPT』を使っていきます。使い方は非常にシンプルで一番下にある入力欄に質問を記入して送信すればAIが答えてくれます。
たとえば「あなたは日本語を理解したり話せたりできますか?」と送信すると……。
はい、私は日本語を理解したり話したりすることができます。
といった返答が返ってきました。この『ChatGPT』元々英語のサービスなので、日本語と英語で答えの精度が違うのか確認してみます。
日本語で質問していただいても、私は可能な限り正確な回答を提供するよう努めています。ただし、日本語が得意ではないため、回答が遅れたり、翻訳に誤りがある場合があります。ご了承ください。
という回答が返ってきました。ですが、ゆうぷろさんが使ってみた感じでは「日本語でもぜんぜん問題なかったよ!」とのことです。
ここからは本題である台本作りを行ないます。台本を作れるかどうか質問すると5つの情報を入力すれば作成が可能だと分かりました。
・動画のテーマは「ChatGPTとは?」
・登場人物は「霊夢」と「魔理沙」という2人の女の子
・霊夢が聞き役で魔理沙が説明役
・魔理沙は語尾に「だぜ」をつけるのが口癖
・小学校2年生でも理解できるように説明
・和室で2人がくつろいでいるシーン
・台本の文字数は1000文字程度
上記の情報を基に台本を作ってもらいます。
数十秒後に台本が完成したので、ゆっくり解説で使われている音声ソフトを使って動画を作ってみます。
とくに違和感なくゆっくり解説が完成しています。ちゃんと会話の台本になっているのがポイントです。今回は短めの台本でしたが、文字数を長くすればもっと詳しい会話になりそうですね。
無料版では日本語での回答が1回約600文字までで、文字数制限で途切れた場合は「続けて」と指示を出すか、区切りながら書かせるといった工夫が必要とのことです。
ゼロから始めるよりは圧倒的に楽とのことで、台本を作ったことがない方でも簡単に作れそうですね。
ただし、チェックや手直しは必ず必要となります。説明事項には「蓄積されているデータは2021年までの情報」となっており内容も間違っている場合が多いそうです。解説動画を作るときは根拠をしっかりと確認した方が良いとのこと。
たとえばずんだもんのことを質問した場合、
「ずんだもん」は日本の伝統的なスナックであり、粉と水から作られた甘いものです。多くの場合、小さな丸い形状で作られており、色も褐色から灰色まで異なります。日本では昔から子どもたちのおやつとして人気があります。
といった返答になるなど、注意が必要です。
※ずんだもん
東北ずん子の武器である「ずんだアロー」に変身する妖精またはマスコット。ずんだの妖精という設定だったが突然、擬人化(美少女化)したことなどがきっかけで急にブレイクした。
この動画の会話はChatGPTで作った台本ではないとのことですが、今後「信用されない時代」が来るのかもしれません。
そんなChatGPTの詳しい使い方などを確認したい方は、ぜひ動画をご視聴ください。(本記事の情報は動画投稿日時点のものになります)
視聴者のコメント
これAIってマジ?
すごいじゃんw
怪しい日本語要素がない…しゅげえ
草
なんだったら分かり易いまである
▼動画はこちらから視聴できます▼
『対話型AI「ChatGPT」の使い方~動画の台本を書かせてみた』
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