LRボタン使用禁止で『ダークソウル3』をプレイ!? 踏みつけと火炎壺を駆使して「灰の審判者 グンダ」を突破したガチすぎる攻略に視聴者も困惑
ゲームプレイに自ら特殊な制限を設け、より複雑なゲーム体験を楽しむ縛りプレイ。
縛りプレイはゲーマーが同じゲームを繰り返し遊ぶ際などに用いられることの多いやり込みプレイの一種だが、実況プレイ界隈でも高い人気を誇る定番の動画ジャンルだ。
ニコニコ動画でも装備の使用を制限するような比較的軽度のものから、あらゆる行動をぎちぎちに縛りクリアすら難しいものまで幅広いものが投稿されてきた。
今回紹介するのはゲームプレイの基本、コントローラーに縛りを設けた縛りプレイ動画。おもちゃ箱さん投稿の『【ダークソウル3】L1L2R1R2禁止でクリアする Part1【ずんだもん実況】』。
この動画はアクションゲーム『DARK SOULS III』で基本的な攻撃に使用されるLRボタンを制限し、ゲームクリアを目指すというもの。
今回はこの冬始まったばかりの『DARK SOULS III』縛りプレイ、その驚きのプレイの様子をご紹介する。
―あわせて読みたい―
・『ダークソウル』2周目をトゲ鎧の“ローリングダメージ”だけで約2時間でクリア!! クセあり武器でRTAに挑戦する人気シリーズ最新作を紹介
・『す~ぱ~ぷよぷよ通』ぷよの回転を禁止して隠しボス「マスクドサタン」の撃破に挑戦!? 普通にプレイするのは簡単すぎると縛ったRTA「上手すぎるだろ……」の声
攻撃に使うLRボタンを縛って『DARK SOULS III』をプレイ
今回紹介するのは前述の通り、ゲームプレイの根幹を担うコントローラー操作に制限をかけた縛りプレイだ。
本シリーズで制限されているのは4つのLRボタンで、コントローラーによって名称は異なるが、Playstation準拠では「L1・L2・R1・R2」と呼ばれるものの使用が禁止されている。
LRボタンと言えば昨今のゲームでは攻撃の定番。
『DARK SOULS III』でも武器の通常攻撃・強攻撃やガード、パリィなど通常プレイでは多用されているアクションが割り当てられているボタンだ。
本シリーズはLRボタン縛りとしているものの、正確には初期設定のLRボタンに割り振られている機能の使用を制限している縛りプレイ。
つまりはメインの攻撃手段を封じた縛りプレイであり、本シリーズではそんな状況で如何にボス戦を切り抜けていくかが注目のポイントとなる。
最初のボスが最大の難所!? 踏みつけも活用のグンダ戦
通常のゲームプレイではまず縛ることのないLRボタンを制限し、ゲームクリアを目指す本シリーズ。
Part1では本作の最初のボスであり、本縛りでは指折りの高い壁となる「灰の審判者 グンダ」との戦闘に挑戦する様子が、披露されたがいったいどのように戦っていたのだろうか?
基本的な攻撃手段を実質的に封じた本縛りのメイン攻撃手段となるのはダメージのあるアイテム。
主に火炎壺系や投げナイフ系のものが使用されるということで、ゲーム開始時のキャラクター作成では副葬品として大きなダメージを与えるアイテム「黒火炎壺」、と火炎壺系に補正がかかる筋力が高い素性「戦士」を選択している。
副葬品の黒火炎壺と道中で拾った火炎壺を握りしめ挑んだグンダ戦。最初の攻撃となる火炎壺はしっかりとグンダに当たり、76とまずまずのダメージだが……。
手元にある火炎壺は5個とすべて当てても380ダメージ。より強力な黒火炎壺は弱点部位に当てることで124のダメージが与えられるものの、こちらも所持数は5個で最大620ダメージ。
一方のグンダのHPは1037と手持ち全ての火炎壺と黒火炎壺を当ててもHPが37残ることが判明した。
アイテムを軸に戦うものの、アイテム縛りと異なりパリィすらも禁じられている本縛りでは、これ以上のダメージを与えることは望めず、最初のボスであるグンダを倒すことは不可能……。
では、なかった。LR縛りを一旦後回しに別の縛りプレイを楽しんでいたおもちゃ箱さんは、敗北から数週間に敵を高いところから踏みつけるとダメージが発生することを再発見。
この踏みつけによるダメージは広く知られているものの攻略に持ち込むにはダメージが少なく、おもちゃ箱さんの頭からも抜け落ちていたのだろう。
通常、平らなフィールドでは踏みつけることが難しくダメージは望めないが、幸いにもグンダ戦ではダメージ発生させるのに十分な坂道が用意されている。
LRを使わずにダメージを与える手段が見つかったのならば、挑まずにはいられない。
この縛りのために用意されたかのような地形を頼りに、合計10個の火炎壺と黒火炎壺を握りしめ挑むグンダとの再戦。
坂道からの大ジャンプは、期待通り踏みつけによる僅かなダメージを与え、この縛りでのグンダ突破は確約されたようなもの。
さらに、この坂道からの踏みつけはダメージボーナスが発生する怯みをグンダに与えることが判明し、おもちゃ箱さんの勝利は完全なものとなった。
なお、この踏みつけは技術的には可能。つまりは達成は可能であるものの簡単ではない攻略法であり、多少の苦戦は見せるものの、かなりのペースで成功させている本プレイに視聴者からは「ふざけた企画に対してプレイスキルが高すぎる」と困惑の声が寄せられていた。
最初のボスから詰みかけるほどの厳しいLR縛りを、驚きの攻略法で突破した本シリーズ。初回から異次元のプレイを披露したおもちゃ箱さんが今後どのような攻略を見せるのか、ぜひチェックしてほしい。
文/富士脇 水面
【ダークソウル3】L1L2R1R2禁止でクリアする Part1【ずんだもん実況】
―あわせて読みたい―
・『ダークソウル』2周目をトゲ鎧の“ローリングダメージ”だけで約2時間でクリア!! クセあり武器でRTAに挑戦する人気シリーズ最新作を紹介
・『す~ぱ~ぷよぷよ通』ぷよの回転を禁止して隠しボス「マスクドサタン」の撃破に挑戦!? 普通にプレイするのは簡単すぎると縛ったRTA「上手すぎるだろ……」の声