最強に過保護な姉さん現る。『ヤンキーの鬼ヶ原さんが僕にだけ過保護すぎる』はギャップ萌え満載の幼なじみラブコメ
“過保護な美少女幼なじみ”なんて、それだけでロマン溢れる萌えポイントなわけですが……。
それだけでなくギャップ萌えさえも楽しめてしまうのが、ニコニコ漫画「コミックNewtype」にて掲載中の『ヤンキーの鬼ヶ原さんが僕にだけ過保護すぎる』です。
最強のヤンキー少女が見せる、留まるところを知らない純情乙女っぷりに骨抜きにされてしまいます。
原作:泉谷一樹(@izumi_kazu)
漫画:ヤマギシジャック
原作イラスト:あさぎ屋(@asgykk)
ヤンキー少女のオフとオン
雄大にそびえる豊かなお山……に負けず劣らず目が行く、鋭い眼光を併せ持つ鬼ヶ原美晴(おにがはら みはる)さん。
彼女の見つめる先には、不良男子に絡まれるいたいけな女子の姿が。
大胆な接近はヤンキー女子の特権。そのまま胸ぐらをつかんで不良生徒を黙らせます。
彼女は人呼んで“鬼のミハル”。数々の伝説を持つことから、一般生徒からは恐れられ、ヤンキー女子たちからは慕われていたのでした。
そんな美晴に無謀にも「おーいハルねえ」と声をかけたのは、幼なじみの衛太(えいた)。
これは逝ったか……と思いきや、どうも美晴の様子がおかしい。衛太の顔を見るなり「ちゃんと朝ごはん食ったのか?」「ハンカチとティッシュ持ったか?」と、ハチャメチャに世話を焼くではありませんか!?
そう、これが美晴のもうひとつの姿、過保護モードがオンになった状態です。人って相手次第でここまで変わるものなんですね……。
過保護&高火力な美晴
自分より1歳下の幼なじみ・衛太の前では、ついつい過保護なお姉さんになってしまう美晴。
ただ、もともとのスペック(戦闘力的な意味で)が高すぎるがゆえか、彼女の行動はつねに暴走気味で……。
道端に転がる空き缶を目にし、「衛太、待てッッ!!」と迫真の表情を見せた美晴。
彼女はそれをダイビングキャッチして、衛太が踏んで怪我をするのを未然に防ぎます。
その後も、小石ひとつにいたるまでサーチ&デストロイ。過保護もここまでいくと笑えてきます。
終いには舎弟まで動員して道の……もとい、衛太の安全確保に務める姿は新種のヤンデレかと思うレベル。
しかし、単なる通学路にも危険が潜んでいるというのはあながち間違いではなく。遠くから、いかついノーヘルスクーター男性がやってきて……!?
ノーヘルスクーター男は美晴の舎弟たちに気を取られ、まっすぐ衛太のほうに突っ込んでくるではありませんか!?
それを察知した美晴は、衛太の前に出ると右足を振りかぶり……。
見事な回し蹴りで、スクーター男を撃退!
衛太を守るためなら鬼にも悪魔にもなる。これが鬼のミハルと恐れられるヤンキー女子の生きざまなのです。
恋する純情乙女っぷりとのギャップがたまらない!
ヤンキーで過保護という、相反する要素を持ち合わせているようにも思える美晴。
しかし、じつは美晴にとってヤンキーと過保護は密接にリンクする事柄でもありました。
昔から面倒見がよかったのか、弱いやつを放っておけない性格だったのか……は、ともかくとして。
衛太に対する過保護や過干渉はいまに始まったことではなく。
もしかすると衛太を守り抜くために強くあろうとした結果、彼女は女番長の座まで上り詰めてしまったのかもしれません。
そう思ったら、こんな美晴の過保護っぷりもますますかわいく見えてくるではありませんか。
いや実際、自分から衛太の手を握っておいて後から「恋人っぽくねぇか!?」と赤面してしまうところなど、ピュアすぎてたまりません。
今後も、過保護モードのオンオフからくる美晴のギャップを心ゆくまで堪能できる本作。鬼のミハル状態から一転、衛太を見て目の輝きを取り戻す姿はどこか忠犬っぽさすら感じられます。
美晴は、頼りない衛太に降りかかる火の粉をどう振り払っていくのか。ぜひ続くエピソードもチェックしてみてください!
(画像はニコニコ漫画『ヤンキーの鬼ヶ原さんが僕にだけ過保護すぎる』より)
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