ウスター・中濃・とんかつソースってどう違うの? ソース自体の味の特徴と料理での使い分けを検証してみた
今回紹介したいのは、ホルモンしま田さんが投稿した『【ウスター・中濃・とんかつ】ソースってなにが違う??』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
皆さん「ソース」は普段なにを使いますか? やっぱり群馬の人は「ブルドックソース」ですよね? 県外に出た時にブルドックソースがなかった時は衝撃的でした。 そんなソース最近は細分化が進んでいます。 料理に使うときにどれを買っていいかも良くわかりません。 ということでなにが違うのか検証していきます それでは早速やっていきましょう!
群馬県前橋市でホルモン屋を営んでいるホルモンしま田さんが、ウスターソース、中濃ソース、とんかつソースの違いを検証します。群馬では画像のブルドックソースが一番メジャーだそうです。製造所が群馬県なのも関係あるかもしれませんね。
ちなみに、調味料の「さしすせそ」の「そ」はソースではなく味噌です。
原材料を見てみると、着色料や化学調味料や増粘剤や甘味料などの添加物は一切含まれていません。30%がお酢で、あとは野菜や果物に7種類以上のスパイスをブレンドして出来ています。
100ml当たりの塩分はウスターソースが9.1g、中濃ソースが6.5g、とんかつソースが5.7gでした。ウスターソースの塩分が一番多いのですね。
ウスターソースはサラッとしていて傾けるだけで出ますが、中濃ソースは容器を押さないと中々出てきません。そしてとんかつソースは中濃ソースよりさらに粘度が高く、ケチャップくらいの粘度です。
ウスターは「サラッ」、中濃は「トロッ」、とんかつは「ドロッ」って感じです
とブッチャーしまださん。
並べて見ると、ウスターソースが一番黒っぽいです。
舐めて見ると、ウスターソースはけっこう味が濃くて香辛料のピリッとした辛さがあるとのこと。中濃ソースはウスターに比べて香辛料の辛さは控えめで、酸味が強く感じられます。とんかつソースは酸味もあるものの、ドロッとしていて甘みが強く舌に残りました。どのソースも酸味塩味甘味辛さ旨味をバランスよく感じられるそうです。中濃ソースは、名前の通りウスターソースととんかつソースと中間くらいの粘度と味のバランスでした。
次はそれぞれのソースを2種の料理に使って比べてみます。
まずは豚ロースに塩コショウをしてとんかつを作り、それぞれのソースをかけます。
もう1つは豚肉と野菜をいためてソースのみで味付け。焼きそばの麺無しのような感じです。
いただきます!
ドロッとした粘度のあるとんかつソースは、とんかつにしっかりとソースが絡み美味しいです。甘みが揚げ物とよく合います。ウスターソースは流れてしまうので物足りませんでした。
ソースカツ丼にはウスターソースを使うことが多いですが、とんかつ自体にかけて食べる場合はとんかつソースがオススメです。
野菜炒めは味わいが全く違いました。ダントツでウスターソースがしっかりと味が決まっています。同じ量を入れましたが、中濃ソースととんかつソースは味がぼやけていて、塩やしょう油といった調味料を加える必要があるとのこと。それだけでOKなウスターソースは塩分の濃さがいい仕事をしています。
かけて使う場合と調理に使う場合で、ハッキリ特徴の違いが出たソースの検証。ブッチャーしまださんはウスターソースのちょっと辛めな味が好みだそうです。料理での使い分け、ぜひ動画を参考になさってください。また、動画ではブルドックソースの歴史やそれぞれのソースの特徴が、より詳しく述べられています。
視聴者のコメント
・生きがい
・関東は中濃だけで関西はウスターととんかつを使い分けてるイメージがあるw
・気になってた
・野菜炒めソースで味付けるの初めて見た
・絶対旨いぞ
・ウスターは試してみるかな
▼動画はこちらから視聴できます▼
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