紅茶をサイフォンで入れたら美味しくなる? 「最適な茶葉は何か」までこだわって実験してみた
今回紹介するのは、けむりさん投稿の『ちゃ(サイフォン)【VOICEROIDキッチン/紅茶】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
サイフォンで紅茶を淹れるとどうなるのか気になったのでやってみました。
まぁ結果は予想通りですよ()
蒸気圧によってお湯が上下に移動する“サイフォン式コーヒー”。紅茶をこの方式で入れたらおいしくなるのでしょうか。投稿者のけむりさんが実験しました。
サイフォンは、ロートとフラスコで構成されます。フラスコを加熱すると、お湯が上部のロートへ移動。ロートで粉に浸りコーヒーが抽出されます。加熱をやめるとコーヒーはフラスコへ。使うのはやや面倒ですが、ドリップより香りが良くなると言われています。
また、いつでも安定した温度で抽出できるのもメリットです。紅茶ではこのメリットが生きるのか、検証を進めていきます。
合いそうな茶葉を見極めるために、お湯だけを入れて温度と蒸らし時間を調べます。すると、温度は最高90度、お湯が落ちる時間は数秒ということがわかりました。落ちる時間はバラツキが出るようでした。
この条件では、苦味と旨味が少し強く、渋みが抑えめになると考え、ダージリンを選定しました。90度といえばダージリンなんだそうです。
2021年製、シンゲル茶園のセカンドフレッシュを使います。とにかく香りがすごいという特徴があります。甘い香りがします。
茶葉をロートにセットして、サイフォン式で入れていきます。コーヒーでは豆をへらで撹拌しますが、紅茶では不要と考えやりませんでした。長くても3分ほどで抽出を終了します。
飲んでみると、「これがサイフォンの力かぁ」と感心する味でした。ところが、比較用として用意したポットで入れた紅茶を飲んでみると、結果は「同じ」。ポットとサイフォンに違いは感じられませんでした。
この結果について、コーヒーの場合は「透過式」と「浸漬式」の違いがありますが、紅茶はポットでもサイフォンも「浸漬式」なため、あまり変わらないのではと考察しています。
動画では、紅茶の知識やサイフォンの仕組みなどもっと詳しく解説してくれています。興味がある方は、ぜひ動画もご覧ください。
視聴者コメント
なるほど
意外だ
試すのは大事
雰囲気は大事
違いが微細フォン
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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