カーチャンが家族のために「防音室」を自作! カラオケや動画鑑賞がはかどる秘密基地のような空間に「これはスゴイ!」
今回紹介したいのは、もめんさんが投稿した『【自作防音室】カーチャンが旦那さんの為に防音室作ってみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ただの主婦が旦那さんの為に防音室作ってみました。 ※あくまで素人が作った工作レベルの防音室です。本格的なものではないのでご容赦ください。 一応材料の名前やサイズなど全て記載してありますので、もし材料をお探しの場合は動画内の材料の名前で検索すれば同じものが出てくると思います! 普段はフェルトでSTG手芸やR-TYPEの解説・考察動画、R-TYPEの手描きアニメなど作ってます。
家族そろってカラオケが好きだという投稿者のもめんさん。ご時世柄気軽にカラオケに行きづらいこともあり、防音室を作ることにしました。
DIYというより工作のようにテープなどで作れること、引っ越しの可能性も考え処分しやすい素材を使うことを条件に制作していきます。
そのためベースとして選んだのはダンボール。大きなサイズを見つけるのに苦労しました。
そして仮組み。猫ちゃんも興味津々です。
防音性を高めるために貼る遮音シートはめちゃくちゃ重いそうです。
重い遮音シートを貼り付けるための両面テープはコニシの超強力ボンドテープ。1人では作業を進められないほどの重さでした。
そして換気用に取り付けるレジスターに合わせてカット。こういった加工はダンボールなのでとてもやりやすいそうです。
防音材はロックウールボード。お高いのですが防音材は重要だそう。ロックウールボードは細かい繊維が舞うので、作業には長そで長ズボン手袋マスクが必須です。もめんさんはうっかり素手で触ってしまい、一晩手がチクチクしてしまったとか。
遮音シートを貼ったダンボールをダクトテープで組み立てたら、ロックウールボードをはめ込むための塩ビジョイナーを貼り付け。両面テープの上にダクトテープでは数日後剥がれてきたので、最終的にはグルーガンで接着しています。
ダイソーのブックスタンドを貼り合わせたものを内側の取っ手としてロックウールボードの間に挟みました。吸音材の上に取っ手は貼れないこと、吸音材は厚みがあるので普通の取っ手ではつかめないことから考えた方法です。
ロックウールボードを全てはめ込んだら天井を乗せました。遮音シートで思いのほか重く天井がたわんだので、外側に角材でたわみ防止をしています。
遮音→防音ときて最後は吸音材。圧縮された状態から戻していきます。
さらに戻りを良くするには水に浸して乾かすと良いのですが、もめんさんは霧吹きで戻しました。
吸音材を乾かしている間にスチールラックを組み立てて設置。秘密基地感あふれる空間となり、お子さんが嬉しそうです。
吸音材は縦横互い違いになるように貼ります。こうすると防音効果が高くなるそうです。ここもグルーガンを使いました。
さらに床には防音カーペットを。ちなみに吸音材を貼っていくと中が暑くなって来たそうで、夏にはポータブルクーラーを入れる予定ともめんさん。
コンセントを通す穴も開けました。隙間を無くすよう吸音材の切れ端をスポッとはめています。ここは取り外せるよう接着していません。
全ての吸音材を貼り終わったら換気ファンを設置。ダクトホースの中にも消音剤が入っていて、ファンの音を小さくしてくれます。
パソコンやサイドテーブルなどを設置して防音室が完成! 当初はこの半分の広さの予定でしたが、直前に夫婦共にテンションが上がり倍の広さとなりました。これなら家族3人でも使えます。
防音効果を確認してみます。ノートパソコンの音量を最大にして音楽を流すと、パチンコ店内レベルの約80デシベルでした。
しかし防音室の外は、すぐ近くでも約45デシベルと図書館並みの静かさです。
気になる費用は18万3791円かかりました。メタルラックや外側に貼った壁紙シートを除くとおよそ16万円です。
家族のためにお母さんが作り上げた防音室はおよそ2㎡ほどのスペースがあり、家族3人でカラオケを楽しむこともできます。配信やカラオケ、大音量での動画鑑賞など、思いっきり楽しめる空間を作り上げたもめんさん。その奮闘に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。
視聴者のコメント
・これは凄い!
・予想以上に本格的で吹くw
・これはご近所さんもニッコリ
・秘密基地に来たみたいだぜ テンション上がるなぁ~
・かーちゃんマルチクリエイト過ぎる
・娘ちゃんも楽しんでてほっこり
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【自作防音室】カーチャンが旦那さんの為に防音室作ってみた』
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