剣士なのに支援魔術も最強…なのにパーティをクビ? 『勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~』で感じるバフの力ってすげーーー!
何でも器用にこなせたところで、それはただの“器用貧乏”で? がんばったとしても評価されず、実力不足と言われてしまい。ついには……。
ニコニコ漫画「水曜日のシリウス」にて掲載中の『勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~』は、そんな悲しき葛藤を抱えた主人公が万能を目指す物語。
器用貧乏と呼ばれた男の実力を探っていくと、驚くべき能力の高さがつぎつぎと明らかになっていきます……!
漫画:よねぞう(@ymgy)
原作:都神樹(@itsuki_togami)
キャラクター原案:きさらぎゆり(@kisaragi_h29)
実力不足でパーティーをクビに……
ある日突然クビを言い渡されてしまう、主人公のオルン・ドゥーラ。
彼は同じ村出身の幼なじみで構成されたパーティーにて、付与術師を務めていました。
しかし、そんな彼のパーティーは名を上げ、いつしか勇者パーティーと呼ばれるようになるまでに成長。
……するものの、闘いが激しさを増すのに連れて、次第にオルンの力不足感は否めなくなっていたのでした。
オルンとしても、もともと自分は付与術師ではなくパーティーの都合でコンバートされたなど言いぶんはあったのですが……。
取り付く島がないどころか、もう代わりは用意してあると言われて愕然。
結局、オルンは幼なじみたちに別れを告げて去っていくことになります。
元・メンバーの女魔術師から、「器用貧乏」とのそしりを背中に受けながら……。
器用貧乏を脱却し万能者を目指す!
実力不足を理由に、勇者パーティーをクビになったオルン。
しばし思案した結果、彼は今後もひとり探索者として生計を立てていくことを決意します。
「俺は剣士に戻る」と、使い慣れた剣に誓うその姿にはどこか清々しさも。
その後に肩慣らしがてら向かった迷宮では、めざましい活躍を見せるのでした。
やはり付与術士をやらされる前は剣士だったということで、剣さばきのほうは上々。
迷宮1階にて出会った“ホーンラビット”を、オルンはあっさりと葬り去ります。
さらにオルンの場合、そうした剣の腕に支援魔術のバフがかけられるわけで。
“力上昇(ストレングスアップ)”を発動した彼は、ゴブリンの群れに猛然と突っ込んでいき……。
強化した身体能力を活かして、バッタバッタと敵をなぎ倒してみせます!
オルンの支援魔術の効果時間は3分とのことですが、彼の場合はその時間管理も絶妙。
これまで勇者パーティーの一員として戦闘に支援にと大忙しだったオルンにとって、自身ひとりのバフ管理など朝飯前なのでしょう。
バフが切れるギリギリのところで支援魔術をかけ直し、効果時間の短さをまったく感じさせません。
それもこれも、すべてはオルンの器用さがあればこそ!
剣士と付与術士を掛け合わせた戦闘スタイルで、彼は“器用貧乏”から“万能者”への進化を目指すのでした。
見捨てられた少女を助けに走るオルン
独り身になってしまったオルンですが、彼のもとには今後新たな出会いの機会がつぎつぎ訪れます。
迷宮探索中、とあるパーティーと遭遇したオルン。
彼らは魔獣に囲まれて命からがら逃げ帰ってきたらしく、その際に女の子を置き去りにしていたようで……。
自分が立ち入るべきではないとは思いつつも、パーティーから捨てられる辛さは痛いほどわかってしまうオルン。
気付けば、彼らに対して「聞くに堪えないな」と話しかけてしまっていました。
激高するリーダー格を一撃でのしてから、「少女を見捨てた場所を言え」と手短に告げたオルン。
心底軽蔑したような表情が痛快です。
かくして、オルンは見捨てられた少女を救うために走り出します!
果たしてこの出会いが両者に何をもたらすのか。気になった方は、ぜひ続くエピソードをチェックしてみてください。
(画像はニコニコ漫画勇者パーティを追い出された器用貧乏 ~パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る~より)
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