キスマイ宮田俊哉さんもゲストで登場! 緑川光さん、諏訪部順一さんなど豪華出演者たちが「ディズニープラス」作品の魅力を熱く語る【超声優祭2022】
声優の緑川光さん、諏訪部順一さんがMCを務める特番番組『【アニメーション特番】#ディズニーっコらぢお@超声優祭2022』が、2022年4月24日20時30分より、ニコニコ生放送にて放送されました。
本番組はディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で配信中の作品や、これから配信予定の作品をピックアップし、その魅力を紹介していく特別番組。
ゲストには、ディズニー作品に出演経験のある声優の石川界人さん、石川由依さん、潘めぐみさん、本渡楓さん、安元洋貴さん、木村昴さん、女優の佐竹桃華さん、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さん、タレントの中川翔子さんら豪華メンバーを迎えて、収録中の裏話やチャレンジ企画への挑戦などで盛り上がりました。
この記事では、番組内のトークの中から、とくに盛り上がった場面をピックアップして紹介していきます。
出演陣の過半数以上がじつは“バレエ経験者”で!?
番組内では「ディズニープラス」の注目作品6本がピックアップされ、出演声優陣の生の声によって各作品の魅力が紐解かれていきました。
■ピックアップ作品一覧
・サマータイムレンダ
・ダンス・ダンス・ダンスール
・ブラック★★ロックシューター DAWN FALL
・私ときどきレッサーパンダ
・チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ
このうち、男子中学生の主人公がバレエの世界に惹かれ、男子バレエ打ち込むようになっていく姿を描いた青春アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』の紹介の際には、“バレエ経験”というキーワードを巡ってゲスト陣の意外な共通点が明らかになります。
本作のヒロイン、五代都(ごだい みやこ)役を演じる本渡さんは、これまでバレエに触れたことが一切なく、原作漫画を読み込んだり、動画を見たりして役作りを進めていったとのこと。
「(バレエの世界は)知れば知るほど過酷で、本気でトップクラスを目指すためにはほかのことを諦めていかなければならない」と、華々しいイメージとは裏腹な厳しい競争の世界が広がっていることを驚きとともに語られていました。
一方、諏訪部さんからは本作のアニメーション的な見どころとして、バレエのダンスシーンが東京バレエ団のダンサーさんのモーションを実際に3Dキャプチャーし、再度2Dアニメに落とし込むという手法が用いられていることが紹介され、コメントでは「それはすごい!」と驚愕の声が上がっていました。
そんななか、緑川さんから「じつは石川由依さんと佐竹さんはバレエ経験者とか?」と、耳寄りな情報が。なんと佐竹さんは3歳のころからバレエを習っており、高校もバレエ専門学校に通っているという経歴の持ち主であったことが判明。
さらには話の流れで潘さん、緑川さんもバレエ経験があることが明らかになります。もっとも、緑川さんに関しては声優養成所時代にバレエの授業があり、そこで少しだけ習った程度とのこと。ターンが苦手でレオタード姿も恥ずかしかったなど、ほろ苦い思い出になっていると当時を懐かしんでいました。
そして、現役アイドルである宮田さんも、ダンスのレッスンの一環としてバレエを習った経験をお持ちとのこと。しかし、じつは体の柔軟性がまったくなく、それを見たバレエ講師に「お前なめとんのか!」と言われてしまったこともあるそう。
ご本人としては、できれば経験者であることを隠しておきたかったらしいのですが、視聴者からの「宮田くんもバレエ男子だよね」というコメントであえなく発覚することとなりました。
ちなみに諏訪部さんも、プライベートで「東京バレエ団の『ボレロ』をよく観に行っていました」と語るなどバレエ知識は人一倍お持ちのご様子。
最終的には出演陣の半数以上がバレエを嗜んでいたことがわかったことからも、やはり役者たるものこうした芸術に触れておくことは大切なのだと思わされたシーンでした。
これまでのチップとはあまりにかけ離れたキャラ設定に、石川界人さん驚愕!
ピックアップ作品紹介の最後に触れられたのは、『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』。
こちらは同名テレビシリーズの放映30年後の世界を舞台にしたコメディ作品で、あのころの2Dアニメ作画姿のまま保険会社のセールスマンになったチップと、3DCG手術を受け過去の栄光を取り戻さんとするデールの活躍が、ブラックユーモアたっぷりに描かれています。
この映画のなかで、過去のテレビシリーズからチップ役を引き継いで新たに演じることになった石川界人さん。MCの諏訪部さんからは「演じてみてどうだった? 感情移入とか難しくなかった?」と、視聴者側としても気になる質問が投げかけられます。
すると、この質問に対して石川界人さんからは「それが、めっちゃ感情移入できたんです」との回答が。
もちろん、テレビシリーズの高い声でしゃべるチップとデールをよく知るファンにとっては違和感しかないかもしれないと前置きしたうえで、本作のふたりは現実のロサンゼルスに生きる“ふつうの人”になったという設定なので、すんなり役に入り込むことができたそうです。
また、本作ではテレビシリーズを終えたチップとデールがそれぞれの暮らしに向かうなかで一度は疎遠になり、お互いに環境も生活水準なども差ができたなかで再開するというストーリーになっているとのこと。「そこで、改めてレスキュー・レンジャーズが再結成できるのかどうか」という部分が見どころになっていることも、石川界人さんが自分なりのチップを演じられる要因になっていたようです。
ただ石川界人さん自身も、オーディションの際にはこれまでのチップとあまりにもかけ離れたキャラクターのイメージを伝えられたことに関しては、やはり戸惑いもあったご様子。
テレビシリーズのようなかわいらしい声を想像していただけに、スタッフからの「今作のチップはこういうキャラなんです」という説明を受け入れるのには苦労したという裏話も明かしてくれました。
このように作品の魅力を熱く語ってくれた石川界人さんでしたが、本作は5月20日に配信開始予定の未公開作品ということもあり、あまり詳細な内容には触れるのはNGなのではないかと心配した諏訪部さんから「(ここまで内容を明かしてしまって)大丈夫?」と声をかけられる場面も。
しかし、すかさず石川界人さんが、「大丈夫です! プロデューサーにめちゃめちゃ綿密に確認しましたから!」と安心感のあるお言葉を返したことで、スタジオ内は安堵の笑いに包まれます。思わぬ形で、出演作品のプロモーションに臨む声優さんのプロ意識も垣間見える貴重なシーンとなっていました。
そのほか番組では、ゲストの皆さんが、短いセリフを演じてそのセリフに込められた感情を推測する伝言ゲームや、ピックアップ作品のワンシーンを抜粋し、本来そこに入っているはずの登場人物のセリフを生アフレコで的中させるチャレンジ企画にも挑戦。
声優陣の皆さんの出演作に対する想い入れや愛情、そしてさまざまなお題にも瞬時に対応するプロフェッショナルとしての一面が存分に詰まった内容となっていましたので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。
また、4月30日20時30分からは「【マーベル&スター・ウォーズ特番】#ディズニーっコらぢお@超声優祭2022」が放送される。作品にまつわるトークや、さまざまな企画もりだくさんでお届けするのでこちらもお楽しみに。