話題の記事

北朝鮮へ実際に行ってみたら日本で報道されてる以上に生活水準が高かった件

北朝鮮の人はめちゃめちゃお酒が強い

ニポポ:
 それはそうと、平壌で暮らしている方々というのは、みなさんが思っているよりも生活水準が高いです。みんなやることがあったり、仕事がありますし、娯楽というのも実はちゃんとあります。それでお酒もいっぱい飲むし、わいわいしていたりもするんですね。

 向こうはちょっと寒い国じゃん、だからお酒の度数がすごいわけ(笑)向こうの人は酒がめちゃ強いんだよ。代表的なのが焼酎なんだけど、何で作るかというと、まずどんぐり焼酎というのがあるの、それの濃度がまたキツイ。それをみんなカパカパ飲むんだけども、僕も飲まされて、相当頭痛かったんだけども。

 更にもう遠慮したいと思ったのが、松の葉っぱで作る焼酎、松の葉焼酎というのがあるんだけど、これが匂いが強烈で、もろバスクリン! これがアルコール度数60度くらいあるような感じなのね。相当パンチあるよ(笑)。かなり呑兵衛の方でないと、キツイなというところがあったりします。

 食事に関して1個だけ、これはすげえ! 感動した食べ物、飲み物があったんです。そう、ビール。

 向こうのビールは、等級があるんですね。その等級というのが何で決まるかというと、私たちの主食のお米。お米がどれだけ配合されているかということで、等級が上がるんですね。お米ってちょっと甘味があって、日本酒なんかもそうだし、どぶろくとか飲んでもわかると思うんですけど、コクがあって美味しいじゃないですか?

 向こうのビールは米が混ざっているから、こっちでいう発泡酒とか第3のビールみたいな感じなんだけども、すごく美味しいんですよ。あれ、日本も米を混ぜる形でやってみたらどうなの? みたいなところを思いますけどね。

北朝鮮のインフラ事情。絶対に電気が消えない場所とは?

撮影:ニポポ

ニポポ:
 到着の街を見てみましょうか。こんな感じでプロパガンダっぽいポスターとか、やっぱり共産主義国の絵とかポスターのメッセージ性がすごいじゃん(笑)。これが街のいたるところにあるわけ。さらに言うと交差点とかにも掲げられていたり、この力強さというのって、なんか雰囲気あるなという印象をすごく受けますね。

 ご覧のとおり、平壌市民結構います(笑)いますというのもおかしいけど、ここは地下鉄とは別に、路面電車もあって、意外と活気づいていたりもします。

 この並木道を見て、「信号がねえな」(コメント) そうなんです。信号がない理由、そう、 電気がないの! 電力事情というのが、極めて悪いんですよ。

 だから僕が到着した日にレストランに行ったんですけれども、そこも、到着早々、電気が落ちまくりなのよ。ブレーカーがバーンって落ちるんですよ。ブレーカーが落ちるというか、 街自体の電気が落ちるの。バコーンって。そうすると、ろうそくみたいなものでランプをつけたりとかね、そう言った感じでシフトするんですね。

 すごいのは電気が切れる序列があるの(笑)だから、例えば一般の家庭とか暮らす方と、もうちょっと上級の方が暮らすゾーンと、外国人が出入りするエリアと、更に言うと外国人のフロアとか、ちなみに外国人のフロアは絶対に落ちません。

 あと、絶対に落ちないところがもうひとつある、外面をすごくいいように見せていこう! ということなので、看板の電気は落ちないんです。

 例えばですね、レジャー施設ありますね。看板が煌々とついていて、やってるじゃん、行こうぜ! とぴゃーっと行きますね? 「電気来てない、帰れ。」というようなことが頻繁に発生するという街です。

関連記事

シリーズ第一章
 盗聴・監視は当たり前、旅客1人にお付3人の安心安全(?)な北朝鮮の旅に行ったらやっぱり色々ぶっ飛んでた

シリーズ第二章
 北朝鮮へ実際に行ってみたら日本で報道されてる以上に生活水準が高かった件

シリーズ第三章
 北朝鮮に行ったら「喜び組」と遊べたが「ハニートラップ」にかかりそうになった話

シリーズ第四章
 「北朝鮮の若い人は合コンして楽しんでる」元・朝鮮総連の職員に人民の暮らしについて色々と聞いてみた

シリーズ第五章
 日本人が北朝鮮で現地民とボウリング対決した結果、ブチギレられた挙句ぼったくられた話

この記事に関するタグ

「社会」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング