台湾のオシャレスポットはなんと日本家屋! 90年の時を経て書店として生まれ変わった基隆要塞司令官邸に行ってみた
今回ご紹介する動画は、敏度さんの投稿した『台湾での日本家屋がおしゃれな書店になったらしいのでボロボロ日本語で探訪しに行く【VOICEROID 結月ゆかり】』です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
2021年11月06日から、台湾の大手書店「誠品書店」が日本統治時代から残されている日本家屋、基隆要塞司令官邸と基隆要塞司令部校官眷舍を借りて、期間限定の店舗を開きました。歴史的な懐かしさとおしゃれさが入り混じってる空間で、本・雑貨・食品などが販売されており、連日長い行列ができました。わざわざ平日に行ったけど人がまあまあいるし、写真や動画は少なめでお送りします。
台湾北部の基隆にある基隆要塞司令官邸は、当時の企業家、流水偉助氏の住宅として1931年に建てられた日本家屋です。2021年11月から3ヶ月の間、台湾の人気書店「誠品書店」の期間限定店舗として営業しています。
見学は同時に30人までで、休日は長い行列ができるほどの人気撮影スポットとなっているそうです。
まずは基隆要塞司令官邸を見学します。
こちらは外観。日本家屋と台湾風の塀とのコンビネーションが味わい深いですね。苔むした石垣からもこの建物が歩んだ年月を感じさせます。
部屋の一部は画像のように基礎が見えるようになっています。この建物は一度廃屋となってしまいましたが、昔の写真や住人の記憶を頼って、できる限り当時の様子を再現しているそうです。
それでは中を見学してみましょう。
一度廃屋となってしまったとは思えないぐらい、当時の趣を感じさせます。
流水さんの自宅として建てられた基隆ですが、戦後もともとの基隆要塞司令官邸が壊さたため、新しい官邸として徴用されました。基隆要塞が廃止された以降、最後の司令官はここに住み続け、後に李さん一家が管理しました。
1998年に、国防省は建物を取り壊すことを決めて、李さん一家は引っ越しましたが、学者たちは建物の保存を求めたので計画が中止されました。
2006年に古跡に登録され、2018年に修復工事が始まり、2020年に完了しました。
庭の池はタイル張りになっています。ここで金魚や鯉が泳ぐ様子はとてもきれいだったことでしょう。
官邸から道を挟んだ向かいには官舎があります。もともとは何棟もありましたが、台風で壊れたのか、戦後に取り壊されてしまったのか、現在残されているのは1棟だけです。
商品や雑貨が置かれているのは主にこちらの官舎。敏度さんが訪れたのは平日でしたが、建物の中は商品を見る人や建物の写真を撮る人で賑わっています。
書店の営業が終わっても一般公開されることがあれば、また訪れてみたいと敏度は思っています。
日本でも数少ない伝統的な日本家屋。それが台湾にあるのはなんとも不思議な感じですね。まだまだ海外旅行は難しそうですが、敏度さんの動画で、海外旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか?
視聴者のコメント
こういう造り見ると、やっぱり台湾は暖かいとよくわかる
オシャレでいい雰囲気
やーい、おまえんち史跡屋敷~
▼動画はこちらから視聴できます▼
『台湾での日本家屋がおしゃれな書店になったらしいのでボロボロ日本語で探訪しに行く【VOICEROID 結月ゆかり】』
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