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可憐な弟子にメロメロ。『我が弟子が最も強くてカワイイのである』は最強で過保護な師匠が引っかき回す学園ファンタジー!?

 子に行き過ぎた愛を注ぐ親を“親バカ”と呼ぶように、愛情が暴走気味の師匠というのもまた考えものなわけで。

 ニコニコ漫画「異世界コミック」にて掲載中の『我が弟子が最も強くてカワイイのである』では、弟子をかわいがるあまりとんでもない行動に出てしまう男の姿が描かれます。

 師匠のほうは魔術師として最強格。その弟子も優秀なうえに純朴可憐な美少女なのですが、いったい全体どうしてこんな展開に……!?

ニコニコ漫画『我が弟子が最も強くてカワイイのである』エピソード一覧

漫画:八月明久(@akehisayatuki
原作:赤石赫々(@jakigun
キャラクター原案:夜ノみつき(@mituk1

弟子VSレッドドラゴン

 とある魔術師に師事し、めきめきと力をつけている少女・アリエッタ

 彼女はその実力を師匠から認められ、とある課題を渡されます。

 その課題とは、渓谷の主たるレッドドラゴンを討伐すること。

 周囲にほかの魔物が寄りつかないほどの強大な相手ですが、果たしてアリエッタは課題を達成することができるのか……?

 こちらの姿を認識するなり、問答無用でブレスを吐いてくるレッドドラゴン。

 その業火を難なくはね除けて見せたアリエッタは、すぐさま反撃に転じます。

 ……が、アリエッタが放った“フレイムスロワー”では期待していたほどのダメージを与えられず。

 炎を扱う技量では彼女のほうが上回っているというのも驚きですが、とはいえ相手も簡単には退いてくれません。

 往生際の悪いレッドドラゴンは、本命の一撃を放つべく魔法を凝縮させていきます。

 魔法の収束はアリエッタとて教わっていない高等技術。しかし彼女には、まだ奥の手が残っていました。

 すでに発動された魔法の密度を上げていくことで、最大火力をたたき込もうとするレッドドラゴン。

 対するアリエッタは予め魔力を一点に集中させ、極限まで密度を高めることでそれに対抗します。

 そうして放たれたアリエッタの魔法は、ほとばしる光の筋となってレッドドラゴンを圧倒!

 結果、レッドドラゴンの戦意を喪失させ、師匠から合格を言い渡されることになるのでした。

アリエッタと「先生」との出会い

 見事、単独でレッドドラゴンを圧倒してみせたアリエッタ。

 彼女がこれほどの魔術師として成長できたのは、やはり師匠の腕がよかったからに違いありません。

 アリエッタが「先生」と慕うこの男は、不老不死の体を手に入れ、すでに数千年もの時を生きてきた最強の魔術師

 本来なら栄養補給の必要もないそうですが、アリエッタの手料理だけは口にするという微笑ましい一面も持っているようです。

 じつはアリエッタは幼くして両親を亡くしており、奴隷として売られる身でした。

 そこで彼女を買い取ったのが、この「先生」ことテオ=イルヴラム

 ただ者ではない男に買われたと直感し、アリエッタは死を覚悟しますが……。

 その後に連れて行かれたのは、森の奥深くにそびえ建つ大きなお屋敷。

 さらには魔法で綺麗な服まで与えられ、困惑しっぱなしのアリエッタ。

 そこでようやくテオは、「お前を買ったのは弟子が欲しくなったからだ」と目的を明かします。

 そんなわけでアリエッタは、テオの屋敷で暮らしながら魔術の修行に励むことになります。

 ちなみに最初は火をつける程度の魔法しか使えなかったようですが……。

 初日のテストの時点でも、魔術師としての筋の良さは明らか。

 テオから「よくできたな。いい発想だ」と褒められ、胸の高鳴りを感じるアリエッタなのでした。

師匠と弟子、それぞれの想い

 先生とともに過ごす日々が、このままいつまでも続いていってほしいと願うアリエッタ。

 しかしテオは、彼女がこの屋敷に留まり続けることを良くは思っていませんでした。

 少しは外の世界も知っておくべきだということで、アリエッタを全寮制の魔法学校に通わせると言い出すテオ。

 レッドドラゴン退治の課題をやらせたのも、魔法学校に入学させるべきかを試す意図だったようです。

 確かに、不老不死のテオと違ってアリエッタの時間は有限。

 自分のことを思っての話だと受け取った彼女は、最終的にしぶしぶ魔法学校への入学を受け入れます。

 ただ、じつはテオにとってもこれは苦渋の決断だったご様子。

 アリエッタと暮らすようになってからの3年間で、彼女がもたらしてくれたものは計り知れぬほど多く……。

 ……いや、そんなに辛そうな顔をするくらいなら魔法学校に入学させるのなんて止めればいいのに。

 しかしこれも、アリエッタの先生である自分が決めたこと。

 それならばせめてと、ある妙案を思いついたテオはみずから魔法学校に馳せ参じます。

 テオが何を思い立ったのかはさておき、数日後。

 ついにアリエッタとの、しばしの別れの時がやってきます。

 本音では先生と離れるのが寂しいと口にしたアリエッタですが、すでに覚悟は決まった様子。

 彼女は魔法学校での3年間で、先生の隣りに立つ資格――不老不死の力を手に入れるという目標を定めたのでした。

 かくして、並々ならぬ決意を胸に入学試験に臨むアリエッタ。

 そんな彼女の隣りに颯爽と現れた、この青年はいったい……ってこれ絶対テオですよね!? ちょっと若作りしているみたいですが!

 果たしてこんな大胆な策でアリエッタの目を欺くことはできるのか。衝撃的な幕開けとなった魔法学校生活の模様は、ぜひ続くエピソードでチェックしてみてください。

『我が弟子が最も強くてカワイイのである』コミックス第2巻は2022年1月21日より発売中!

(画像はニコニコ漫画『我が弟子が最も強くてカワイイのである』より)

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