『SEKIRO』RTA世界一の走りを見よ！ バグ使用禁止・4時間半でトロフィーコンプした圧倒的プレイを走者が解説してみた

　2019年にフロム・ソフトウェアから発売され、心地よいテンポの戦闘と、いわゆる“死にゲー”に分類されるようなクセになる難しさが魅力のアクションゲーム『SEKIRO：SHADOWS DIE TWICE』（以下、SEKIRO）。

　倒されて覚える死にゲーと言えば同社の『DARK SOULS』シリーズが有名だが、本作は同じ死にゲーであっても全くの別物。

　テンポの速い戦闘にジャンプ、鍵縄を活用したマップの移動など『DARK SOULS』シリーズとは違った新しいゲームデザインで多くのゲーマーを絶望に陥れた。

　今回紹介するのはアクション慣れしていないプレイヤーにとっては最初のボスを倒すことすら難しい『SEKIRO』のトロフィーをたった4時間半でコンプリートした動画。

　Takahom/相原みずきさん投稿の『【SEKIRO/隻狼】トロコンRTA 4時間26分51秒 IGT/バグなし Part1/10』だ。

　この動画は執筆時点で世界最速となるバグを使用しないトロフィーコンプリートRTAを記録した動画。今回は世界最速、トロコンRTA最高峰の動画をご紹介する。

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バグを禁止した完全実力勝負なトロコンRTA

　4時間26分で高難易度で知られる『SEKIRO』を完全クリアした本動画。まずは本RTAの基本についてご紹介しよう。

　今回Takahom/相原みずきさんが挑戦したのは「All Achievements Glitchless」と呼ばれるカテゴリー。

　トロフィー（実績）を取得したことがないユーザーを使用してゲームをプレイ。すべてのトロフィーを獲得するまでのゲーム内時間（IGT）を計測する。

　『SEKIRO』のRTAと言えば派手なバグ技を使用したタイム短縮が有名だが、本RTAはGlitchlessということで壁抜けや空中遊泳（Airswim）をはじめとするバグ技の使用を禁止。

　ただし、一部のショートカットやハメ技などの仕様に分類されるものは許可されているようで、主要バグなしのカテゴリーに近いようだ。

　今回の記録は新たに発見された新仕様に合わせたものとのことで、解説も多分に収録。

　本シリーズはPart10で完結予定とのことで、本シリーズではみっちりとRTAの解説が楽しめるだろう。

20分で葦名弦一郎を撃破。圧倒的なプレイに「極まってんな」の声

　主要なバグを禁止しながらも4時間半を切る圧倒的なタイムを記録したTakahom/相原みずきさんのトロコンRTA。

　Part1では可能な限りタイムロスにつながる行動を潰しながら攻略を進め、葦名城天守での葦名弦一郎戦までが収録されている。

　『SEKIRO』と言えば道中の敵とボス、どちらも非常に強く、不慣れなプレイヤーであればボスの突破自体が難しい高難易度のアクションゲーム。最序盤のボスである赤鬼ですら、発売初日には各所で悲鳴があがっていた。

　多くのプレイヤーが苦戦し、世界記録を持つTakahom/相原みずきさんですら最初は3時間も苦戦したというた赤鬼だが、本動画ではゲーム開始からたった4分ほどで突破。

　動画時間8分ほど、タイム計測が始まってから3分が経過したとろで始まった赤鬼戦は、ステルス性能を向上させる月隠の飴を使った忍殺からの流れるような斬撃で攻める圧倒的なプレイを披露。戦闘が始まってから30秒ほどで撃破してしまった。

　通常のプレイであれば一息つきたいところではあるが、本動画はRTA。しかも、トロフィーコンプリートを目指す長丁場。

　赤鬼攻略から1分30秒ほど走り続け、2体目のボスである鬼庭形部雅孝戦を開始。敵の攻撃パターンを完全に読み切ったやり込み感じる圧倒的な攻略を披露した。

　動画時間23分ほどからは葦名城天守での葦名弦一郎戦を収録しており、前半戦では『SEKIRO』のRTAではお馴染みの扉前でのハメ攻撃を披露。

　後半戦でもあまりにもスムーズすぎる攻略で視聴者を魅了している。

　世界最速となる『SEKIRO』のトロコンRTAを記録した本シリーズは執筆時点でPart2まで投稿中。スムーズに攻略を進める本動画をぜひチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【SEKIRO/隻狼】トロコンRTA 4時間26分51秒 IGT/バグなし Part1/10

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