日本一危険な場所にある国宝「三徳山三佛寺投入堂」を目指してみた。岩を登り、鎖につかまって登った景色はまさに壮観!
今回紹介する動画はもずくさんの投稿した『国宝・投入堂参拝チャレンジ』です。日本一危険な場所にある国宝「三徳山三佛寺投入堂」への登拝を目指します。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
鳥取県三朝町の断崖絶壁に建つ国宝「三徳山三佛寺投入堂」
入山は2人以上必須、雨天閉山などの諸条件を乗り越えて・・・登って参拝したいんです!
という情熱のもと、「せろをさん」にご同行頂いた2019年4月4日。
鳥取県にある日本一危険な場所にある国宝「三徳山三佛寺投入堂」を目指します。この画像のどこかにお堂があるのですが、一体どこなのかわかりますか?
こちらです。カメラをかなりズームすると、切り立った岩場の陰に足場を組んでお堂が建てられているのがわかります。
入山条件は2人以上であること。投稿者さんもお友達をつれて2人で入山しています。入り口で装備をチェックされるそうです。お堂までの道のりがどれだけ険しいかを物語っています。
登山届の提出も必須です。輪袈裟とはお坊さんやお遍路の方が首に下げている布のことです。安全に心がけて敬意をもって参拝しましょうねということですね。
登山道に入ると早速、岩場が現れました。両手を使ってよじ登ります。登山用の手袋があるとよいかもしれません。
岩場を登り切ると更に急斜面が。木の根をよじ登ります。
急斜面が続きます。足場も悪く、つかまるところもないので紐が備えついています。軽いピクニック気分では絶対に行ってはいけませんね……。
その後もずっと険しい道は続きます。
鎖場が表れました。いよいよお堂に到着か?! と思いきや、これはまだ目的のお堂ではありません。
鎖をつたって登っていきます。斜面も急で怖そうです。「もし何かあったら……」ということを考えると2名以上で入山しなくてはいけないことも納得です。鎖は複数人で一気に鎖でよじ登らないようにとの注意書きもありました。
お堂のすぐ下まで続きましたが、鎖場はまだ続きます。
入山から30分。文殊堂に到着しました。国の重要文化財に指定されています。
お堂からの眺めがこちらです。かなり高いところまで登ってきました。遠くの山まで見渡すことができ、とても気持ちよさそうです。
まだ道のりは続きます! 引き続き急な足場を登っていきます。このような鎖につかまりながらのカニ歩きを経て……。
入山から56分。地蔵堂に到着しました。こちらも重要文化財に指定されており、室町時代に建てられたお堂です。昔の人がここまで資材を運んできたなんてすごいですね。
さらに登ると遂に目的地の投入堂に到着です。間近で見てもとんでもない場所に立っていることがよく分かります。なお、お堂にはこれ以上近づくことはできないそうです。
一番長い柱は岩の小さなくぼみのところに立っています。継ぎ足しなしの一本の柱です。匠の技に脱帽です。
さて、投稿者のもずくさんによる「三徳山三佛寺投入堂」のスコアはこちら。難易度2となっていますが、登山慣れしていない方にとっては岩をよじ登ったり、高い場所で鎖につかまったりとなかなかハードなように思えます。足元も滑りやすいので、滑りにくい靴は必須ですね。
ぜひ、動画をノーカットでご覧いただき、登拝気分を味わってみてはいかがでしょうか?
視聴者のコメント
険しいなぁ
壮観
▼動画はこちらから視聴できます▼
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