異世界に召喚…から奴隷に転落。『クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター』はル－ディア値「2」（本当は10万超え）の主人公が英雄になる物語
ニコニコ漫画「ヤングエースUP」にて連載中の『クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター』では、“魔導機”と呼ばれる人型機械を運用する世界に主人公がクラスメイトごと転移してしまいます。
そこで明かされる驚愕の“自分の価値”、バラバラにされるクラスメイト、奴隷少女や白く輝く愛機との出会い……怒涛の展開の連続です。
原作：RYOMA（@ryoma_ryoma_777）
漫画：カンブリア爆発太郎（@migikougan）
キャラクター原案：黒井ススム（@Lv01KOKUEN）
クラスメイトごと異世界転移してしまった主人公
修学旅行に向かうバスの中で、ガチガチに緊張していた主人公の勇太（ゆうた）。
彼はこの機会に乗じて、クラスメイトの美少女・白雪結衣（しらゆき ゆい）に告白しようと考えていたようです。
隣席にいた幼なじみの渚（なぎさ）が突っかかってくるのを、勇太がなだめている最中……。
突如としてバスが魔法陣のようなものに包まれ、気付くと周囲の風景は様変わりしていました。
鎧をまとった兵士たちに命令され、バスから降りるしかない生徒たち。
すると背後からロボットのようなものが現れ、空っぽになったバスをどこかに運んでいってしまいます。
続いて困惑する勇太たちの前に現れたのは、この召喚所の所長だというバーモルという男。
彼は「地球人を売るためにこの召喚所があるのだからね」と語ります。
この世界では“魔導機”と呼ばれる道具が普及しており、先ほどのロボットもその一種であった模様。
“魔導機”を使うには“ルーディア”というエネルギーが必要であり、高いルーディア値を持つ地球人は高く売れるのだそうな。
かくして異世界に連れてこられた勇太たちは、拒否権も与えられぬままオークションに出されることになってしまうのでした。
勇太の驚きの“価値”が明らかに……!?
召喚所の建物内に軟禁された勇太たちは、翌日になりルーディア値を測定されることに。
どんな原理かわかりませんが、ルーディア値はある程度その人の人間としての価値が反映されているようで……。
たとえばサッカー部のイケメンなら12000、いかにも秀才そうなメガネ男子にいたっては29000といった具合。
現地民的には1万超えは割と珍しいらしく、ふつうは5000を下回る程度なことのほうが多いようです。
そんななか、やはり高数値を叩き出したのはあの絶世の美少女・白雪結衣。
3万超えの“トリプルハイランダー”の出現に、周囲はまるでお祭り騒ぎです。
一方、いたってふつうの女子といった印象な渚の値は6500。
5000を超えていたからか“ハーフレーダー”に分類されたようで、幼なじみの意外な高数値ぶりに勇太もひと安心します。
そして残るは自分の測定。勇太が意を決して測定器に乗ると、周囲の現地民は驚嘆します！
なんと彼のルーディア値は……たったの“2”。いやいやいや、桁が3つも足りないんですが本当に間違いないんですか!?
勇太を待ち受ける運命やいかに
ルーディア値がわずか“2”と、言ってしまえばほぼ無価値という烙印を押されてしまった勇太。
そんな現実を受け止める暇もなく、ついに自分たちの待遇を左右するオークションが開幕します。
恐ろしいほどの熱量の中、つぎつぎと落札されていくクラスメイトたち。
本日の目玉商品として紹介された白雪さんにいたっては、120億という桁違いの値がつけられました。
対して、ルーディア値2の勇太はまるで見世物のような扱いを受ける羽目に。
彼は結局“果実2個”という今回の最安値で、ガラの悪い奴隷商に買い付けられることになります。
奴隷として最底辺の待遇で、この異世界“ファルヴァ”を生きていくことになった勇太。
そこに「お前、おなか減ってるのか？」と声を掛けてきたこの少女との出会いは、彼にいったい何をもたらすのか……。
さらに時を同じくして、召喚所の警備兵たちのあいだである噂が流れ始めます。
何やらあのルーディア値2の地球人の測定の際に、数値を示す針が一周したように見えたと……！
そして第1話の最後に描かれたのは、廃屋の中で静かにたたずむ謎の白き“魔導機”の姿。
この先、勇太にどんな運命が待ち受けるのか!? 気になった方は、ぜひ第2話以降をチェックしてみてください！
（画像はニコニコ漫画『クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター』より）
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