壁越しに判明するドS少女のデレ甘な素顔。『毒舌少女はあまのじゃく』はニヤニヤ度MAXの隣人ラブコメ
素直になれない女の子も、壁を一枚へだてれば……?
ニコニコ漫画「ニコニコファイア」にて連載中の『毒舌少女はあまのじゃく ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~』では、健全男子の純情をセメまくるドS美少女が登場!
そんな彼女の本心がある理由からダダ漏れになってしまう、ニヤニヤ度MAXの隣人ラブコメをご堪能ください。
漫画:あび(@abi_9mono)
原作:上村夏樹(@uemura_natuki)
キャラクター原案:みれい(@_mi_rei)
「きたわねくず男!」
主人公の田中啓太は、アパート“若葉荘”でひとり暮らしをする男子高校生。
この歳で親元離れるなんて、さぞ悠々自適な生活を送っているのだろう……と思いきや。
なぜか啓太の自宅には黒髪JKが居座っており、開口一番に「きたわねくず男!」と罵倒を受ける羽目に!?
無論、彼に女の子を自宅で監禁するような癖や度胸などないことは明記しておきましょう。
彼女の名前は難波雪菜。啓太の1学年上の先輩で、同じく“若葉荘”に住むお隣さんです。
ひょんなことから啓太は雪菜先輩から世話を焼いてもらえるようになったのですが、その代償としてプライバシーが消滅。
この日も彼女が部屋を片付けてくれたまではよかったものの、秘蔵のエロ本を発掘されてしまい詰問されることになります。
見つけられたものは仕方ないと大した動揺も見せなかった啓太を置き去りに、被害妄想であることないことでっち上げまくる雪菜先輩。
そして啓太を突き飛ばし、「女の子に性癖全開のエロ本を見られてどんな気分?」と彼の太ももを足裏で踏みつけてしまいます。
さらには足先で敏感な内ももをぐりぐりするなど、なかなかにマニアックなプレイにも及んだ雪菜先輩。
こうなってはもう前後のいきさつなど関係なし。最高のアングル+際どい責め苦に翻弄された啓太は、ただただ必死に己の理性を押さえつけるのでした。
雪菜先輩との出会い
帰宅早々、自宅に居座っていた異性の先輩からドM垂涎のご褒美をいただくことになった啓太。
怒涛の展開すぎて、啓太も読者もついていくのがやっとといったところでしょう。
そうこうするうちに、「気持ち悪い豚ね。死ねばいいのに」と凍りつくような表情で言い放った雪菜先輩は玄関へと直行。
「またきてくださいね!」と健気なことを言う彼を尻目に、風のように去っていくのでした。
いったい彼女は何なんだ……。
そもそも雪菜先輩といまのような関係になったのは、迷子になっていた彼女を助けてあげたことがキッカケだったと回想する啓太。
上京して間もなかった先輩は、夜の繁華街に迷い込んだ末にナンパされてしまったらしく。
そこを偶然通りがかった啓太は、迷子の彼女を家まで送り届けることになります。
まさかその女の子が自分の家のお隣さんだなんてつゆ知らず。それからというもの、雪菜先輩は恩返しとして啓太を気にかけてくれるようになったといいます。
いや、恩返しにしてはあまりにも一方的というか過激というか……この出会いがどうして先ほどのぐりぐりプレイにつながるというのか。
雪菜先輩のすさまじいギャップ
出会いのひと幕が明らかになってなお、不条理感が増すばかりなふたりの関係性。
しかしそれでも啓太が雪菜先輩を慕い、「完全な悪人というわけではない」と語るのにはある理由がありました。
雪菜先輩が去ってからしばらく後、啓太は「もうそろそろ例の時間だ」とおもむろに部屋の壁へと向かって耳をつけます。
……すると聞こえてきたのは、他ならぬ先輩の赤裸々なひとり言!
「いくら啓太くんが優しいとはいえ嫌われちゃうよおお」なんて、本当に同一人物なのか疑わしいレベルのセリフすら耳に入ってくる始末です。
これこそが雪菜先輩の表には出さないもうひとつの顔。彼女は自室で大声をだす癖を持っていたのです。
ふだんはドSだけど人目がなければこんなにもデレ甘で乙女という先輩のギャップに、啓太はもはや首ったけなのでありました。
壁一枚挟んでいようとも、悶え、泣きわめき、最後には純度100%の笑顔を浮かべる雪菜先輩の姿がありありと想像できてしまう啓太。
これぞボロアパートの薄壁マジック。果たして彼は、今後もこの家が防音性能皆無であることを悟られることなく過ごしていくことができるのか!?
まだまだ底知れぬ雪菜先輩のギャップ溢れる魅力と、絶えず理性と戦い続ける啓太の奮闘模様が気になった方は、ぜひ続くエピソードをチェックしてみてください!
(画像はニコニコ漫画『毒舌少女はあまのじゃく ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~』より)
ニコニコ漫画で『毒舌少女はあまのじゃく ~壁越しなら素直に好きって言えるもん!~』を読めるのはこちら
ニコニコ漫画公式サイトはこちら
―ニコニコ漫画おすすめ漫画記事―
・崩壊寸前の国家を王子が立て直す『貧乏国家の黒字改革』。お金を稼いでいるだけなのに救世主扱いに!?