『ポケモン銀』ドーブルだけでクリアを目指す縛りプレイ動画がスタート! アイテム使用禁止に野生ポケモンでの経験値稼ぎ禁止…これは伝説の予感
1996年のシリーズ第一作の発売以来、世代を超えながら多くのプレイヤーに親しまれている『ポケットモンスター』シリーズ。
もちろん、ニコニコ動画でも人気は高く、ストーリーを楽しむものから対戦に注目したもの、縛りを設けてプレイするものまで多くの実況プレイ動画が投稿されている。
今回紹介するのはそんな人気の『ポケットモンスター』実況シリーズに関する動画。rasiaさん投稿の『ポケモン(銀)をドーブルだけでクリアする』シリーズだ。
この動画は『【ゆっくり実況】ポケモン(赤)をスピアー一匹でクリアする』シリーズなど、1匹のポケモンでゲームのクリアを目指す縛りプレイで知られるrasiaさんの最新シリーズ。
新たなシリーズでは“えかきポケモン”のドーブルだけで『ポケットモンスター 銀』のクリアを目指す縛りプレイに挑戦。さまざまなポケモンの技をスケッチしながら攻略を進めていく様子が収められている。
今回は人気の縛りプレイ最新作、ドーブルだけを使用するハードな縛りプレイの様子をご紹介する。
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ドーブル6匹、スケッチを駆使して『ポケモン銀』のクリアを目指す
使えるポケモンを縛ってゲームのクリアを目指す人気シリーズ最新作である本シリーズ。まずは縛りの内容をご紹介しよう。
今回のプレイの相棒となるのはえかきポケモンのドーブル。固有の技であるスケッチを使用することで、ほぼすべてのポケモンの技を覚えることができる特殊なポケモンだ。
rasiaさんと言えばポケモン1匹だけを連れてゲームクリアを目指す縛りでお馴染みだが、本シリーズでは見栄えなどの面からドーブルは6匹まで使用可能。
手持ちの数が増え、安定感が増している一方で縛りの数もいつもより増加。本プレイではポケモンの制限以外に、以下のような縛りが設けられている。
・戦闘中のアイテム使用禁止(“たべのこし”等の「もちもの」は使用可)
・戦闘は勝ち抜き方式
・野生ポケモンでの経験値稼ぎ禁止
・リセット禁止
・パーティ内での技の重複禁止
戦闘中の回復が難しくなるアイテム使用禁止や、野生ポケモンでの経験値稼ぎ禁止も辛い縛りだが、注目のポイントとなるのは「勝ち抜き方式」と「パーティ内での技の重複禁止」だろう。
rasiaさんによれば対戦方式を勝ち抜き方式にするだけで難易度がかなり上がるとのことで、それぞれ異なる技構成のドーブルをうまく使いこなす必要がありそうだ。
ジム戦はもちろん、序盤のトレーナーまで苦戦するドーブル縛り
ドーブル6匹で『ポケットモンスター 銀』のクリアを目指す本シリーズ。ここからはシリーズの序盤に繰り広げられたハードな戦いの様子をご紹介する。
最初のトレーナーの繰り出すコラッタに手持ちが半壊
ポケモンを1匹に縛らず、6匹まで使用可能とした本シリーズでは経験値稼ぎが制限されていることもあり、技が少なくレベルも低い序盤のプレイは全体の中でも特に厳しい期間だろう。
そんな辛いプレイの片鱗を見せたのは最序盤となるPart1、最低限の技を揃えて挑んだ最初のトレーナー戦だ。
「どくばり・たいあたり・つつく」などを覚えさせて挑んだ最初のトレーナー、たんパンこぞうのゴロウが繰り出したのはコラッタ。
通常であれば苦戦する相手でもないポケモンだが、今回のプレイではまだ各ドーブルがひとつずつ技を覚えただけのほぼ初期状態。
真っ向勝負ではなくどくばりを覚えた「いちごう」を先頭に、毒状態によりじわじわと体力を削りながら戦いを狙うが……。
急所など良い引きを見せるものの、毒状態にする前に瀕死。変わってたいあたりでHPの消耗を狙う「にごう」も防御を下げられた上に大幅に体力を削られてしまったために撤退。
続いて場にでた「よんごう」は、しっかりとHPを削るも残念ながら瀕死となったため、持ち物の効果で体力を回復していた「にごう」を再び投入し、なんとかコラッタを倒しきることができた。
無事初戦を突破したものの手持ちのドーブルたちは「いちごう」と「よんごう」が瀕死、決め手となった「よんごう」もHP1と、今後の戦いに不安と期待が混じるギリギリの戦いとなった。
ジム戦では厳しい戦いながら一発突破
序盤のトレーナー戦では手持ちが半壊し、厳しいスタートとなった本縛りプレイだが、ジム戦では苦戦しながらも希望を感じさせるスタートを切っている。
Part1の終盤で挑んだ、最初のジムリーダーハヤト。ひこうタイプのポッポ、ピジョンを繰り出すトレーナーだ。
1匹目のポッポとの戦いはめざめるパワーを習得した「ろくごう」が犠牲になったものの、入れ替わった「よんごう」の働きにより大きなダメージを受けずに突破。
続いてハヤトが繰り出したピジョンはrasiaさんのドーブルたちとかなりレベル差のある格上。当然真っ向勝負は厳しいため防御力を低下させる技、しっぽをふるを活用した作戦を実行することに。
「さんごう」を犠牲にしながら場に出た「ごごう」はレベル差3の格上、ピジョンの攻撃を2度耐えきり、相手の防御力を二段階下げることに成功。
続いて場に出た「いちごう」大きな活躍もなく撤退してしまったため、手持ちの中で唯一ピジョンよりもレベルの高い「よんごう」が場に出ることとなった。
ひとつ間違えればすぐに負けに繋がってしまうダメージレースが続くなか、「よんごう」がギリギリのところで急所を決める素晴らしい働き。
記念すべき初ジム戦は手持ちのうち4匹が瀕死となる厳しい戦いになったものの、一発突破という幸先のいいスタートを切っている。
ドーブル6匹を引き連れ、『ポケットモンスター 銀』のクリアを目指す『ポケモン(銀)をドーブルだけでクリアする』シリーズは執筆時点でPart6まで投稿中。
パートを重ねるごとに仲間が強くなっていくアツい縛りプレイ動画を、ぜひチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
【ゆっくり実況】ポケモン(銀)をドーブルだけでクリアする part1
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