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赤ちゃんにハチミツは絶対ダメ! なぜ1歳以下の乳児に与えてはいけないの? 知らないと怖い最強の毒物「ボツリヌストキシン」の恐怖

 今回紹介する、サトウさんが投稿した『身近にある致死量0.000001gの超猛毒【VOICEROID解説】』では、音声読み上げソフトを使用して、最強の毒物と呼ばれているボツリヌストキシンについて解説していきます。


たった1グラムで100万人分の致死量に

東北きりたん:
 今回は私が調べた中で最も強力な毒について紹介したいと思います。

琴葉葵:
 それって存在する中で一番危険な毒ってこと?

東北きりたん:
 だと思うんですが、調べ方が甘くて見逃しているかもしれませんので、私が調べた中で一番危険ということでお願いします。今回は体重70キログラムの人においての推定致死量、約1マイクログラムの超猛毒、ボツリヌストキシンについて話していきたいと思います。1グラムは100万マイクログラムで、1マイクログラムは0.000001グラムです。

琴葉葵:
 だとすると、単純計算1グラムで100万人分の致死量になるってこと?

東北きりたん:
 そうです。

琴葉葵:
 じゃあそんなに危険だったら事故が結構起きてたりするのかな?

東北きりたん:
 いえ、1984年に大事件が発生しましたが、それ以降亡くなった方は2017年にひとりです。

琴葉葵:
 大事件って何があったの。

東北きりたん:
 熊本県の会社が販売していた地元の郷土料理である、からし蓮根を食べた人の食中毒事件です。この事件で確定してるだけでも患者数31名、死者9名。疑われる方も含めますと、さらに患者数5名、死者2名も加わります。なぜこのようなことが起きてしまったのかといいますと、原因はふたつありまして、ひとつめは滅菌処理を怠ったことです。

 ボツリヌストキシンは100℃で5分程加熱すれば問題ないのですが、ボツリヌストキシンを産生するボツリヌス菌を滅菌するには、120℃で5分加熱する必要があるんです。

琴葉葵:
 その加熱がちゃんとできてなかったと。もうひとつの原因は?

東北きりたん:
 真空パックの状態で長期間保存していたことです。ボツリヌス菌が毒素を産生するには、酸素がない環境が必要でしたので、真空パックは毒素が増殖する環境としては最適でした。

琴葉葵:
 仮に100℃で加熱してボツリヌストキシンを滅菌できてても、120℃まで加熱してないと、真空パックの中で復活しちゃうんだね。これ以降、亡くなる人はいなかったのに、どうして2017年に死亡事故が起きたの?

東北きりたん:
 はちみつの注意書きをちゃんと読んだことがありますか?

琴葉葵:
 ないかも。

東北きりたん:
 そこには一歳未満の乳児に与えないでくださいって書いてあるんです。もし、はちみつにボツリヌス菌が含まれていた場合、乳児ボツリヌス症にかかってしまう可能性があるからです。

琴葉葵:
 ボツリヌス菌を摂取するって、一歳未満でも大人でも駄目なんじゃないの?

東北きりたん:
 いえ、ボツリヌス菌より腸内細菌のほうが強いので大丈夫なんです。ただし一歳未満の場合、腸内環境が整っていないため、体内でボツリヌス菌が生き残り、毒素が産生されてしまうことがあるんです。

琴葉葵:
 100℃の熱には耐えられるのに、腸内細菌には負けちゃうのね。


 保存食品や発酵食品など、身近な食品でも発生する可能性があるボツリヌストキシン。十分な加熱や、乳児には与えないなど、商品の説明書にはきちんと注意したいですね。より詳しい解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。

▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼

身近にある致死量0.000001gの超猛毒【VOICEROID解説】

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