仕掛けを知るとハッとするボカロ曲『ただ選択があった』が絶賛! 和音と歌詞を“選んで”音楽にする発想が話題に
今回紹介するのは、Frog96(フロクロ)さんが投稿した『ただ選択があった/重音テト』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
人生は選択の連続。
Frog96(フロクロ)さんが制作した楽曲『ただ選択があった』が、独創的な一曲となっています。「言葉」と「和音」の組を選択していくことで、音楽が完成します。
最初に画面に現れるのは、4×4の16個の選択肢。縦列がフォーカスされており、2拍ごとに移動します。
各選択肢には和音記号と歌詞が書かれています。「ただ」「選択が」「あった」「(歌詞なし)」を選ぶと、「IV△7」「IIIm7」「IIIm7/VI」「I7」とコード進行します。
「ただ」「後悔が」「あった」「でも」が選択された場合には、2つめと4つめの和音が変わり、音楽が変化します。
このような選択を繰り返し音楽がループします。視覚と音楽、歌詞で楽しませてくれる仕掛けがとても新鮮です。VOCALOID重音テトのエレクトロティックな歌声も雰囲気を盛り上げています。
この発想にコメント欄では「これはセンスの塊」「表現方法すごい」と絶賛されています。繰り返し聞けば聞くほど味わえる不思議なトランス感を、是非、体験してみてください。楽曲は、ニコニコ動画で視聴することができます。
視聴者コメント
こういうの求めてました
ホンマきもちいい
面白いなあ
発想が好き
こういう音楽の魅せ方めちゃすき
文/高橋ホイコ