夏目漱石の『草枕』を音楽にしてみた! 東北きりたんの朗読に曲を合わせる試みに「かっこよすぎる」「おしゃれすぎて泣く」「ずっと鳥肌だった」の声
今回紹介するのは、____naturalさんが投稿した『【重音テト・東北きりたん】KUSA枕【オリジナル】 by ____natural』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
小説の雰囲気を音楽にする試み
夏目漱石の初期の名作『草枕』を音楽と融合させました。VOICEROIDの東北きりたんによる朗読と、VOCALOIDの重音テトによるラップで小説を奏でます。新しいスタイルを感じさせる動画です。
音楽はテクノサウンドが主体。琴や尺八といった音色で和の雰囲気を出しています。ゆったりとしたテンポで、ベースは重く、けだるくもあります。レコードのノイズが令和と明治を上手につないでいます。
その伴奏に乗ってくるのが、東北きりたんによる朗読。有名な冒頭の一節である「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情けに棹させば流される。」を淡々と読み上げます。
途中から、重音テトによる歌に変化します。歌詞はすべて『草枕』からの抜粋。音楽の変化とともにシーンが切り替わり、朗読と歌が小気味よく入れ替わります。
夏目漱石がつむぐ文は美しく、どんどん引き込まれていきます。「ちゃんとした文学に触れる機会なんて全然ないから新鮮で面白いな」「夏目漱石読んでみようかな」といったコメントも寄せられています。
作編曲したのは____naturalさん。とにかくカッコイイ動画に仕上がっています。「アイデア豊かな曲」「これはすごいな」「ずっと鳥肌だった」と絶賛する声が多数寄せられています。
視聴者コメント
凄い引き出し開けてきた
歌いだしかっこよすぎる
おしゃれすぎて泣く
こんな自然に歌えるのかあ
めっちゃカッコいい事してるやん
文/高橋ホイコ