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『ポケモンHG』ポケウォーカーで育ったポケモンだけでクリアを目指す縛りプレイ。育成のため東京~箱根湯本をウォーキングした驚異の動画に「旅動画か?」の声

 突然だが、ポケウォーカーというデバイスを覚えているだろうか?

 ポケウォーカーは『ポケットモンスター 金・銀』のリメイク作である2009年発売の『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(以下、ポケモンHG・SS)に同梱されていた歩数計機能を持つ小型のゲームデバイスだ。

 捕獲したポケモンをニンテンドーDSからポケウォーカー転送しておくことで、歩いた分だけの経験値を得ることができるほか、ゲーム本編で使用できるアイテムが入手できるミニゲームなどが遊ぶことができる。

 ポケウォーカーは当時『ポケモンHG・SS』を熱心にプレイしてたプレイヤーたちが愛するポケモンと共に持ち運び、時に紛失、故障し悲しんだ愛すべきデバイスである。

 今回紹介するのはそんなポケウォーカーを活用した過酷なポケモン実況プレイ動画。ネギ師さん投稿の『【実況】ポケウォーカーのみでレベル100にして6作品渡り歩くpart1【ポケモンHG前編】』だ。

 この動画は育成をポケウォーカーのみに限定し、ポケウォーカーで育ったポケモンだけでストーリーのクリアを目指すというもの。

 1歩=1経験値というで育つポケウォーカーでポケモンをレベル100まで育て上げる縛りプレイ、本記事ではその過酷すぎる育成を記録したPart1の様子をご紹介する。

※本記事中には徒歩で長距離を移動する様子が含まれていますが、本動画で使用されている映像はは2019年6月~8月に撮影されたものとなっております。

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ポケウォーカーで育成したポケモンだけでストーリークリアを目指す

 ポケウォーカーで育成したポケモンだけで『ポケモンHG』をプレイする本シリーズは、以下の基本ルールを設けてプレイする。

・ポケモン1匹のみでストーリーをクリア(秘伝要因のポケモンを除く)
・ポケウォーカーを使用してレベル100まで育成
・ポケモンセンターの利用禁止
・ポケウォーカー以外で入手したアイテムの使用禁止(わざマシンを除く)
・日常生活での歩数はカウント禁止
・負けたらアイテムを全て捨てる

 ポケモン1匹のみでストーリークリアやポケモンセンター禁止など『ポケモン』の実況プレイ動画では比較的お馴染みの縛りも設けられている本シリーズ。

 やはり特筆すべき点はポケウォーカーを使用してレベル100までポケモンを育成しなければならないことだろう。

 野生のポケモンやトレーナーなどでの経験値取得が禁止されており、ポケウォーカーを使用してのレベリングは最初の仲間である御三家ポケモンの入手後すぐに行われる。

 レベル100までの経験値を全て1歩=1経験値で換算されるポケウォーカーで回収しなくてはならない本シリーズだが、驚くべきことに通勤や買い物、家事といった日常生活での歩数カウントを禁止。

 自宅に設置した基本的にウォーキングマシンの上で歩いた歩数をカウントしている。

ウォーキングマシンでレベリング、過酷すぎるポケモン育成

 本実況シリーズ最初の仲間となったチコリータのボラギノルが手持ちに入ると早速ポケウォーカーでの過去なレベリングがスタートする。

 動画時間8分ほどでシリーズの目玉である相棒ポケウォーカーにチコリータを転送し、レベリングスタート。本動画でのレベリングの大部分を占めるウォーキングマシンに乗って歩き出した。

 早送りでのウォーキングが少しの間映され、44歩カウントが進むとチコリータが最初のレベルアップ。本格的なレベリングがスタート。動画では丁寧な編集と共にレベリングの様子が確認できる。

 ネギ師さんによればシリーズで大きな役割を果たすウォーキングマシンには、まさかの歩きづらいという欠点があるとのこと。確かにややサイズが小さいようにも見えるが……。しばらくの付き合いになるウォーキングマシンと相性が悪いのは辛いところだ。

 撮影初日である2019年6月22日には合計6224歩、距離にして2741mもの距離を歩いたネギ師さん。長時間のレベリングの甲斐もあり、チコリータのボラギノルはレベル20まで成長した。

 さて、レベル20まで進んだチコリータを見て何か気づかないだろうか? そう、チコリータがレベル16を超えているにもかかわらず、進化していない。

 ポケウォーカーは歩数により経験値を取得しレベルを上げてくれる画期的なデバイスだが、残念なことにポケウォーカーでレベルが上がっても進化はしないし、技も取得しないのだ。

 ポケウォーカーで育ったポケモンはなつき度が上がるが、チコリータには大した影響はないとのこと。進化しないどころか技が増えないため、わざマシンの制限を無くしていなければ大変なことになっていたかもしれない……。

自宅でのレベリングに飽きて外出、まさかの江の島、小田原、箱根湯本までウォーキング

 撮影開始からしばらく、2019年7月9日の段階で総歩数123904歩、総距離54566m。レベル50まで育成が進むと、どうやらウォーキングマシンの相性の悪さにかなり苦戦させられている様子。

 レベル的には折り返しとなるこのタイミングだが、歩数的にはまだまだ1/10程度というから恐ろしい。

 普通の歩行よりも2倍くらい疲れるウォーキングマシンでのレベリングはまだまだ続く。動画では32分割画面で写される恐ろしいレベリングの様子や不運な事故の報告があったりもして……。

 レベル90に到達した頃には限界を迎えたネギ師さん。家の中で2か月ほどウォーキングを続けたが、飽きてしまったとこのことで2019年8月22日にはついに外でのウォーキングがスタート。

 外でのウォーキングの様子が映し出され6kmほど歩いた頃、動画では17分30秒ほどが経過したタイミングでネギ師さんからいきなり衝撃の発言が飛び出した。

 当時府中エリアを歩いていたネギ師さん「レベリングの完了まで何キロかかるかわからないけど海が見たい」と湘南への移動を決定。

 18㎞ほどの移動で「ちょっと遠い買い物ですかね」とまだまだ余裕な様子を見せるネギ師さんには、「スケール感狂ってて草」、「二か月歩き続けた成果を遺憾なく発揮し歩く男」といったコメントが寄せられていた。

 動画では朝も昼も夜も歩き続ける様子が映し出されており、日差しの強い夏の過酷な環境で走馬灯を見ながらレベリングを行う姿が確認できる。

 宣言通り湘南、江の島まで訪れ訪れただけでなく、小田原を超え箱根湯本まで移動し、そのまま102時間181kmものウォーキングが行われた結果。

 ついにチコリータはレベル100まで成長。ついにストーリープレイが始められるようになった。そう、この108万歩、約611㎞ものレベリングは前準備の段階だったのだ。


 準備段階からとてつもないレベリングを見せたネギ師さん。その過酷なレベリングの先にあるストーリープレイはどうなったのか? 残りの5作品ではどんなレベリングが行われるのか⁉ ぜひ動画でご覧いただきたい。

文/富士脇 水面

【実況】ポケウォーカーのみでレベル100にして6作品渡り歩くpart1【ポケモンHG前編】

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