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“人工甘味料”の誕生は人類の進化と深い関係があった! 氷河期から現代に人体の変化から、血糖値の研究まで詳しく解説

 今回紹介するのは、kmさんが投稿した『人工甘味料の需要と人間の体質の関係 人工甘味料の話 vol.1 【ゆっくり解説】』という動画です。音声読み上げソフトを使用して、同人ゲーム『東方Project』の霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)博麗霊夢(はくれい れいむ)魂魄妖夢(こんぱくようむ)の三人のキャラクターが、人工甘味料誕生までの歴史について解説していきます。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

この動画は一部個人の意見を含みます。
情報は出来るだけ適切なソースからの情報を示していますが、
間違いも含まれている可能性もあります。


氷河期に人類は糖がなくても生活できるように進化した

左から霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)博麗霊夢(はくれい れいむ)魂魄妖夢(こんぱくようむ)

魔理沙:
 今回は「人工甘味料」について話をしていこう。

妖夢:
 ゼロカロリーの飲み物とかに入ってるやつ?

魔理沙:
 そう。カロリーが低いけど、ちゃんと甘いってやつだ。人工甘味料というのは字面からして察しがつくと思うんだけど、人工的に合成された物質で、甘味を持つ物質だな。

 特徴というか、だいたいの物質が砂糖の主成分であるスクロースと比べると、めちゃくそ甘いという特徴がある。あとは後味がなんか変わったものだったり、ちょっと砂糖とは違う風味があったりとか、砂糖に似た風味にするためにいろいろ組み合わせが試されたりしているらしい。

霊夢:
 なんで砂糖じゃなくて、あえてこんなよくわからないものを作って使っているわけ?

魔理沙:
 それでは人工甘味料にどうして需要が生まれたのかという話をしていこう。血糖値をコントロールしなきゃならない糖尿病の患者さんとか、太るから甘いものは避けたいという方が利用する感じかな。話は氷河期くらいまでさかのぼる。氷河期はめちゃめちゃ寒いので、特に糖質を多く含む植物性の食物の入手が困難になったんだ。

 その結果、得られる糖は少ないが、脳は糖しかエネルギー源にできず、さらに血中の糖の濃度は生存のため維持しないといけないという状態になったんだ。その状態をなんとかするために、当時の人類は糖が少なくても生活できるようにインスリン抵抗性【※】を上げるように進化したんだよ。

※インスリン抵抗性
インスリンが正常に働かなくなった状態のこと。インスリン抵抗性があると、筋肉や肝臓、脂肪細胞でブドウ糖を吸収されにくくなり、血糖値が上がりやすくなる。 

産業革命後の食生活の変化により人工甘味料が誕生

魔理沙:
 農耕がはじまったらそれ以前と比べると多くの糖を安定して手に入れることができるようになったわけだ。だんだん生活が豊かになり、いろいろすっ飛ばして産業革命が起こり、飽食の時代である現在に至る。

霊夢:
 いっぱい食べられるようになったのが、さっきのインスリン抵抗性どうこうっていう話なんでしょう?

魔理沙:
 それも関係ないわけではないが、どっちかというと得られる炭水化物の質が変わったことが大きいんだ。

霊夢:
 というか、12000年くらい前から農耕をやって、それで得られた穀物を食べていたじゃない。それで多くの糖に対して適応したりしなかったの?

魔理沙:
 実は農耕から得られた食物というのは、そもそもそこまで血糖値を上げるものではなかったんだ。穀物だからといって、全部が全部同じように血糖値を上昇させるわけじゃないんだぜ。

魔理沙:
 その前にGI値について説明しなきゃな。GI値というのは、ブドウ糖を摂取したときの血糖値の上昇を100として、その食品を食べた際にどれだけ血糖値が上がるかという数値だ。要は血糖値にどのくらい影響を与える食べ物なのかってことだな。もちろん数値が高いほど血糖値に大きく響く。

 それじゃ白米と玄米を比較してみようか。白米のGI値は88、玄米の血糖値は、なんと55なんだ。

魔理沙:
 これを踏まえて考えると、そもそも当時の農耕で得られた穀物は多くなかったうえ、GI値も別に高いわけではなかった。だから産業革命以前は糖はそこまで問題にはならなかったんだ。そして産業革命後量産された食べ物は、軒並み高GI値だったんだよ。

霊夢:
 ちなみにどうしてGI値が高いものばかり量産されたの?

魔理沙:
 これは特に穀物を挽いて使うようになったなど、加工をこれまでより積極的にするようになったことで、産業革命以前と比べると はるかに吸収しやすい形の炭水化物が増えたということだ。

 それで考えてもらいたいのが、これまでの進化で獲得した人類の糖に対する反応だ。これまで200万年以上も糖が少ない状態で生活してきた人類が、突然大量の非常に吸収しやすい糖を摂取できるようになると、どうなるでしょうか。

霊夢:
 あっ……(察し)。

魔理沙:
 インスリン抵抗性が高ければ高いほど、血糖値を落とすことができないという現象が起こる。

霊夢:
 血糖値を保つために進化してきたんだから当然っちゃ当然の反応ね。

魔理沙:
 というわけで、血糖値が高い状態がずっと続いてしまった結果、糖尿病になったりするということだ。それで賢い人類は考えた。「どうすれば甘いものを血糖値を上げずに食べられるだろうか」。その結果、人工甘味料が生まれたということだ。  

 三人の解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。


▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼

人工甘味料の需要と人間の体質の関係 人工甘味料の話 vol.1 【ゆっくり解説】

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