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「ニコニコ技術部」うぷあざ棟梁のニコ厨エピソード、「niconico新バージョン名」候補発表etc… 『週刊ニコニコインフォ 第4号』レポート

 今のニコニコを伝える、今後のニコニコについてみんなで考える番組『週刊ニコニコインフォ』。

 4回目の放送では、司会に百花繚乱氏、運営から栗田穣崇氏、リモートゲストにうぷあざ棟梁氏が登場。
 「ニコニコネット超会議2020」発表特番の告知、話題の動画や生放送の紹介、「ニコニコ新バージョン名」の候補の公開、「エモーション」機能の歩みなどについて、番組で取り上げました。

左から、司会の百花繚乱氏、リモートゲストのうぷあざ棟梁氏、ニコニコ代表の栗田穣崇氏

「ニコニコネット超会議2020」発表特番の告知

 ニコニコ超会議Tシャツで登場した栗田氏は、7月8日(水)19時半より『ニコニコネット超会議2020発表特番』が生配信されることを発表しました。

タイムシフト視聴はこちら

 現時点で公開されている情報は下記リンクにまとまっています。

・「ニコニコネット超会議2020夏」開催決定!最新情報をまとめました。(ニコニコインフォ)
https://blog.nicovideo.jp/niconews/136089.html

ニコニコで今話題の公式生放送&ユーザー投稿動画

 番組はニコニコで今盛り上がっているコンテンツを紹介する『あつまれ!ニコニコ盛り盛り』へと移ります。

 この1週間で話題になった公式生放送としてピックアップされたのは、6月26日に放送された、バーチャルライバー郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を鑑賞する番組。
 「#グンドーとランボー」というハッシュタグがTwitterでも話題になったと紹介されました。

郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を見よう!ニコ生会場」を番組中に紹介

 6月27日に放送された、「ヒレナガネジリンボウ ランドールピストルシュリンプ」の巣作りを33時間定点観測する番組もピックアップされました。

【エビとハゼの巣作りを応援しよう】ヒレナガネジリンボウ ランドールピストルシュリンプ 33時間定点放送」を番組中に紹介

 紹介された公式生放送は以下の通りです。

・HKT48 2月3月誕生メンバー生出演「はかたんじょうかい」
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326582091

・#コンパスニュース& TEPPENバトル 6月シーズン野良大会 決勝トーナメント
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325882613

・東京都知事選挙 討論会 主催:東京JC
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326533969

・国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を巡ろう(山形浩生×川瀬佑介)【ニコニコ美術館】
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326668849

 続いて、ユーザー投稿動画の中で最近盛り上がったものをピックアップ! 今回は「VOICEROID実況プレイ」「VOCALOID」「ニコニコ技術部」「ニコニコ手芸部」などを中心に紹介されました。

 「VOICEROID実況プレイ」タグからピックアップされたのは、“あつ森”こと「あつまれ どうぶつの森」の島クリエイターでディズニーランドを再現する動画。
 あつ森プレイヤーの百花繚乱氏は「限りあるアイテムだけでここまで再現できているのがすごい」とコメントしました。

【あつ森】島クリエイターでディズニーランドを再現する#1」を番組中に紹介

 さらに、「ニコニコメドレーシリーズ」タグから、『ニコニコ動画』13周年祭のコメント職人技を見てみよう動画も紹介されました。

組曲『ニコニコ動画』13周年祭の職人技を見てみよう【前編】」を番組中に紹介

 他に紹介されたユーザー動画は以下の通りです。

・[アニメMV] 鏡音リン&鳴花ヒメ – エレキギターシンドローム [オリジナル曲]
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37025036

・ジャックザリッパーのナイフ作ってみた
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37090091

・【100均】キンキンに冷えてないかき氷を作ってみよう!【音フェチ】【DIY】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37084725

・【オタマトーンDXでTHE FIRST TAKEパロ】奥華子『変わらないもの』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37045233

・ユレテキエル / 初音ミク
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37105788

「ニコニコ技術部」タグより、うぷあざ棟梁氏がゲスト出演!

 今週のPICK UPタグは「ニコニコ技術部」ということで、リモートゲストにうぷあざ棟梁氏が登場しました。

 ダンボールクラフターのうぷあざ棟梁氏は、「平等院鳳凰堂」「松本城」といった建造物などをダンボールで制作する動画をメインに投稿しています。

 まずは活動紹介として、自室に飾られている作品に触れていきます。

 BEA(フランス航空事故調査局)の作ってみた動画を公開した際、そのクオリティの高さから実際にBEA職員の方の目にとまることになり、そのまま作品が寄贈展示されることになったそうです。他にも『大人の科学マガジン』のワンコーナーに作品が掲載されたエピソードなどを語りました。

 うぷあざ棟梁氏は、ダンボールアートの制作のきっかけについて「正確にはわかりません。母に聞くと3歳くらいから何かしら作っている」と言い、「見せたがりなんで(笑)。以前は家族に見せていたんですが、今は一人暮らしで見せる人いなくて、それでニコニコかな?」と動画投稿に至った経緯を明かしました。

 「和風の作品が多いのには何か理由がありますか?」という質問に対しては、「”棟梁”と名乗っている通り、昔の木造建築が好きなんです」と回答。
 さらにハンドルネームの由来について、「うぷあざ」の部分は「アップロード(うp)ありがとう」、出身地の宮古島の方言で「長男」という2つの意味があることを明かしました。

 「思い出に残っている動画」について、自身の最高傑作という「ダンボールで平等院鳳凰堂を建立してみた」を挙げました。

ダンボールで平等院鳳凰堂を建立してみた」を番組中に紹介

 百花繚乱氏より「作る前に設計図は書きますか?」と問われると、「この時は書いてます。書かずにやっているのもあるんですけど、やっぱり書かないとダメですね(笑)」と回答しました。

 自身が投稿した動画を除くと思い出に残っているのは「ゴム動力でラジコン自動車を作ってみた動画」。「すごいしか言えないくらい素晴らしくて本当に気に入ってます」と語りました。

 「ニコニコ技術部」以外で思い出に残っている動画は「ピアノ発表会で音ゲー曲弾いてきたwwwwwwwwwwww」を挙げ、「これは外せない。共感性羞恥がヤバい(笑)。堂々と叫べばいいのに、叫びきれていないのも含めものすごく面白くてニコニコっぽい」と言い、「超会議でこの方に3倍アイスクリームを弾いてもらう企画があり、例の“か細い声”聞いてきました」とニコ厨ならではのエピソードも語りました。

 「今のニコニコ好きですか?」との質問に対して「大好きです!」と言い、現在進行中のニコニコの改善については「あの頃のニコニコにもう一度戻すのではなく、目の前の課題をコツコツ改善していくような活動を継続していってもらえると嬉しい」と回答しました。
 過去と現在のニコニコを比べると、「一時期に比べて変なコメントする人いなくなったのかなとは思います。“草”ではなく、遠慮なく“w”を生やせるサイトはここくらいで居心地がいいです」と語ると、コメントに「wwwwwww」と“大草原”が現れました。

 コーナー最後には「私事なんですけど、8月下旬にダンボール工作本をKADOKAWAさんから出します!」と、『7日間でできる世界一美しいダンボールクラフト』の発表もありました。

「エモーション」機能のこれまで歩み、ニコニコの新バージョン名の候補が公開!

 続いてのコーナーは、「niconicoの未来に向かって、ユーザーのみなさんとフィーチャリングして、共に歩んでいこう!」という「niconico future feature」です。

 最初の話題は、5月末にニコニコ生放送にα版がリリースされた「エモーション」機能。一般会員でも使えるβ版リリースから1ヶ月が経ち、意図がイマイチ伝わってないのではという懸念から、栗田氏は「直感的かつ、ワンタッチで効果が送れるユーザー生放送での機能である」と語ります。

 続けて「放送に参加する楽しさを知ってもらいたい」「配信者がモチベーションを維持できるのでは」と2つの目的があると言います。

 また、β版は「バグを潰しながらユーザーの意図に添える運用である」といい、実際にユーザーから要望が多かった「エモーションのオンオフ機能」は約2週間で実装されました。

 「ニコニコ新バージョン名」に関して、予想を上回る3915件の応募があったことが公表され、それらをまとめた動画も紹介されました。

 全3915候補の中から絞り込まれた20案が紹介されると、視聴者の意見も割れ、様々な意見が飛び交いました。

 バージョン決定までの流れとしては、これらのコメントを加味しつつ候補作を4つ程度に絞り込んで、最終的に視聴者投票による決定に至ると言います。

 最後に、バージョン名のネタ投稿として担当者の目に留まった以下の5作品が担当者コメント付きで紹介されました。

(了)

番組インフォ

 今回の『週刊ニコニコインフォ 第4号』の視聴はコチラから。

 次回放送(7月14日)には「旅行」からえふやん氏が出演予定!  『週刊ニコニコインフォ 第5号』の番組の予約はコチラから。

 番組ではユーザーのみなさんからも「取り上げて欲しいこと」を募集しています。
 Twitterで「#週刊ニコニコインフォ」のハッシュタグをつけて投稿してください。自身で投稿した動画についてはさらに「#参加」のハッシュタグもつけて投稿すると、番組で紹介されるかもしれません。

 

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