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ゲームの負けヒロインに転生!? 『勇者様の幼馴染という職業の負けヒロインに転生したので、調合師にジョブチェンジします。』がんばる少女の奮闘をご覧あれ

 自分がもし主人公キャラと結ばれない運命にある“負けヒロイン”だとわかったら、果たしてどんな道を歩んでいくべきか……。

 ニコニコ漫画の「FLOSコミック」にて連載中の『勇者様の幼馴染という職業の負けヒロインに転生したので、調合師にジョブチェンジします。』(原作:日峰先生、作画:加々見絵里先生)は、そんな悩ましい立場に転生した少女の物語。

 RPGのシナリオにおける“語られなかったエピソード”を逆手に取り、前向きに突き進んでいく彼女の活躍には心打たれるものがあります。

ニコニコ漫画『勇者様の幼馴染という職業の負けヒロインに転生したので、調合師にジョブチェンジします。 』エピソード一覧

悲しき“負けヒロイン”に転生してしまったプレイヤー

 森の中で凶暴そうな魔物と遭遇してしまった少女。

 しかし少女は、そんな絶望的な光景を「このイベント見たことがある」とどこか他人事のように見つめていました。

 というのも、少女、ラウラ・アンベールはとあるRPGの登場人物。

 現在のラウラは、このRPGのプレイ経験を持つ転生者が彼女になり代わったものなのでした。

 ラウラの登場するゲーム“ラストブレイブ”は、勇者・ルカーシュが魔王討伐に挑むファンタジーRPG。

 迷いながらも成長していく主人公や、個性豊かな登場人物。そして“古代種の少女”との運命的な出会い。

 そんな青臭くも熱い王道展開を、前世での転生者は夢中になってプレイしていたそうです。

 ちなみにラウラのキャラ設定は、主人公のルカーシュと同じ村に生まれた幼なじみの少女。

 彼女はルカーシュに淡い想いを抱いていたのですが、その恋の結末は……。

 ……案の定、報われずに終わります。

 幼なじみというワードにもしやと思った方も多いことでしょう。ラウラは“負けヒロイン”なのでした。

 なにせ正ヒロインが強キャラすぎる。“古代種の少女”に、単なる幼なじみが太刀打ちできるハズありません。

 ルカーシュとたちが世界の存亡をかけて活躍する一方、村に残ったラウラには大した出番も用意されず。

 結局、プレイヤーたちはエンディング後のスタッフロールで彼女の存在を思い出すというのが、ラウラの悲しき運命なのでした。

 たとえラウラが、ルカーシュが勇者に覚醒したきっかけとなった重要な存在であったとしても……。

 当人同士の思いはさておき、シナリオ的には主人公にとって都合のいい“踏み台”として用意されたようにしか見えないラウラ。

 彼女の悲恋とぞんざいな扱いを思うと、胸が締め付けられてしまいます。

目指すは“勇者様の幼なじみ”からのジョブチェンジ!?

 大切な存在であるルカーシュが“古代種の少女”と連れ添って自分から離れていってしまう。

 そんな夢を見つつ、冒頭の魔物に襲われて気を失っていたラウラがようやく目を覚まします。

 彼女の隣には、いまはまだ子ども時代のルカーシュの姿が。

 安堵から泣き出してしまった彼を見て、ラウラは「おお未来の勇者様よ、こんなことで泣くとは情けない!」と心の中でツッコミを入れます。

 しかし考えてみれば、確かに現在は(時系列的に)物語の最序盤であるルカーシュとラウラの幼少期。

 このタイミングで前世の記憶を思い出せたのは不幸中の幸い……どころか、悲しい運命を変えるチャンスなのでは!?

 そもそも負け戦など挑まねばよいと、ラウラは村を飛び出し王都で職探しする決意を固めるのでした。

 そんなラウラの決意を知る由もなく、「ラウラのことは僕が守るから」と彼女の手をとるルカーシュ。

 このシーン、じつはゲーム中のムービーでは描かれなかった“ラウラを助けたその後”なのですが、ふたりの関係性を思えばこんな場面があっても不思議ではありません。

 ゲームでは断片的にしか語られなかった部分も、ラウラの人生を追体験するとなるといろいろ見えてくるものがあるようです。

 そんな裏シーンに鼓動の高まりを感じるラウラでしたが、このトキメキはきっとゲームの登場人物としてのラウラのもの。

 前世の記憶を思い出した彼女は、すでに「破れる恋と知ってて恋い焦がれるなんて、愚かな真似はいたしません」と心に決めていました。

 かくして、“勇者様の幼なじみ”からのジョブチェンジを誓ったラウラ。

 その力強い眼差しで見つめる先には、果たしてどんな未来が待っているのでしょうか……!

ゲーム&キャラ設定の穴をかいくぐっていくラウラ

 “負けヒロイン”からの脱却を目指すラウラは、さっそく幼少期のいまがチャンスとばかりに行動を起こします。

 そこで彼女が目をつけるのは、ゲームでは曖昧だった情報や、語られなかったエピソードといった部分。

 さしあたってラウラが憂慮したのは、両親や村の人々が、ルカーシュとラウラをやたらくっつけたがる雰囲気。

 このままゴールのない既定路線を歩むにはいかないと、焦るラウラ。そこにひとりの村娘がやってきて……。

 そこでラウラはすぐさま、村娘のペトラ・エメとお近づきになることでルカーシュと距離を置く作戦に出ます。

 ゲームでのペトラは名前すら記憶に残るかも怪しいレベルのモブキャラでしたが、いまのラウラにとってはまさに天の助け!

 ラウラはこうした“設定の抜け穴”をつくことで運命が変えられると信じ、奔走していきます。

 さらに手に職をつけて一刻も早く村を出るべく、“調合オババの家”を訪れたラウラ。

 調合オババはゲーム内では回復薬を調合してくれる人物で、プレイヤーにとっては詳細はよくわからない便利キャラ程度の位置づけだったようです。
 

 ちなみに“調合オババの家”自体は、ゲーム中盤で便利アイテムをもらう以外の価値をもたない場所。

 ラウラの住む村の外れにあり、かつ都合のよさそうな“調合オババの家”にて、彼女は“調合師”を目指すことになるのでした。

 ゲーム内ではほとんど設定が明かされていない調合オババですが、いったいどのような人物なのか。

 そしてラウラは無事弟子入りを認められ、調合師となって悲しき運命を変えることができるのか……?

 さらには、自分から遠ざかっていく幼なじみを見つめるルカーシュの視線もどこか思わせぶりに描かれている本作。

 この続きが気になった方は発売中の原作小説、またはコミカライズ版第1巻をぜひチェックしてみましょう!

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(画像はニコニコ漫画『勇者様の幼馴染という職業の負けヒロインに転生したので、調合師にジョブチェンジします。』より)

ニコニコ漫画で『勇者様の幼馴染という職業の負けヒロインに転生したので、調合師にジョブチェンジします。』を読めるのはこちら

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