魔物も常識もクールにぶち抜く! 『魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く!』超人スナイパーと化した主人公の“仕事人”っぷりにシビレまくり
ニコニコ漫画「ニコニコファイア」で連載中の『魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く!』(原作:かたなかじ先生、漫画:瀬菜モナコ先生)は、最強の銃&最強の目を持つスナイパーな主人公が無双するお話です。
銃の存在しないファンタジー世界に転生した彼が世界の常識をクールにぶち抜いていく姿や、可憐ながら暗い過去を持つケモ耳娘との出会いなど、ロマン溢れる展開が満載となっています!
唯一無二の銃と“魔眼”を携える主人公
荒野を走る1台の馬車。その背後には、多数の魔物の姿が……。
手綱を引く男性と中に乗っていた女の子に、命の危機が迫ります。
そこを通りすがったのは、スナイパーライフルを持った青年。
彼は魔物に襲われた馬車を遠巻きに眺め「あれは……困っているよな、どう見ても」と、やや緊張感に欠けるセリフをつぶやくのでした。
唸り声を上げる魔物を前にして、馬車から投げ出された少女は観念したように目をつむります。
……が、その魔物の頭部が唐突に爆散! 少女に迫る魔の手をぶち抜いたのは、やはり先ほどの青年による射撃です。
俊敏そうな魔物の急所を難なく打ち抜き、「難易度的にはプラクティスステージってところか」(練習ステージ)と涼しい顔で言ってのける青年。
大将格のオークだけは斧で頭を守っていましたが、1発目で柄の部分を撃ち抜き無力化。即座に2発目を叩き込み、見事トドメを刺します!
青年は不幸な事故で命を落とし、この異世界に転生した身。
彼を不憫に思った神から授かったのは、この世界では唯一無二の存在である銃と、多種多様な弾丸の製造能力。
そして、“スナイパーの命”といっても過言ではない眼の肉体改変による産物――すべてを見通す“魔眼”なのでした。
人知れず仕事をこなすクールな狙撃手
青年が魔物を殲滅してからしばらく後、気を失っていた少女がようやく目を覚まします。
執事らしき男性に「お嬢様」と呼ばれた少女は、命の恩人たる青年を見て「あなたは誰ですか!」と毅然な態度。
なにやら彼を「叔父様に雇われた冒険者ね!」と早とちりしたり、「リーブルの領主たる私の父が黙っていないわ!」と言い放ったり、いろいろとワケ有りな身の上のようです。
しかしながら誤解が解ければ深々と頭を下げ、赤面しつつ非礼を詫びるかわいらしい一面も。
ここでようやく青年が「俺はアタル、旅人だ」と素性を明かし、少女も「私はアーシュナと申します」と自己紹介を済ますのでした。
それにしても彼、スナイパーとしてはこれ以上なく縁起のよさそうな名前です。
執事のギールによればアーシュナはリーブル領主家の令嬢であり、父の地位を奪おうと目論む叔父から追われているとのこと。
そんな話を聞き終えたかどうかというタイミングで、アタルは周囲の警戒のために客車のドアに手をかけます。
するりと馬車の“ほろ”に上がったアタルは、愛銃を“Silencer MODE”に切り換えつつ狙撃を開始。
音もなく放たれた弾丸は、忍び寄ってきていた魔物たちをつぎつぎに仕留めていきます。
一方で、「様子はいかがですか?」というギールからの問いかけには「周りには何もいない。安心していいぞ」とスマートに返すアタル。
こうした彼の人知れぬ活躍により、リーブルへ向かう道中は小鳥すらも寄ってくるような穏やかさに包まれたのでした。
アーシュナに勘付かれることなく、黙々と脅威を排除する彼の仕事人っぷりがじつにクール……!
かくして無事にアーシュナを送り届けたアタルには、領主たる彼女の父からたんまりと報酬金が。
たかが魔物を数匹始末した程度と強縮する彼。しかし領主サイドにとっては、公にできない身内の騒動から愛娘を救ってくれた恩人に対する謝礼であり、妥当な金額なのでしょう。
アタルもそのことを鋭く見抜いた末、やれやれと報酬金を受け取るのでした。
不治の怪我を負った奴隷少女との出会い
アーシュナを護送した報酬として当面の路銀は手に入れたアタルは、続いてこの世界についての情報を集めることにします。
アタルが相談を持ちかけると、ぱあっと顔を輝かせたアーシュナ……のことをさえぎって、口を開いたのは領主。
むくれる娘をそっちのけで領主がギールに促すと、「奴隷を購入されてはいかがでしょうか?」と驚きの提案がもたらされます。
奴隷と聞いてみるみる顔を赤らめるアーシュナがなんとなく気がかりですが、話によればこの世界の奴隷は“労働力”として信頼できる存在とのこと。
時勢や風俗に詳しい者も多いらしく、何よりアタルの“魔眼”が意味深な反応を示したため、さっそく彼は奴隷商のもとを尋ねるのでした。
人相の悪い奴隷商に要望を聞かれ、目立たない外見で、同年代で、口が堅いやつと注文したアタル。
しかし、彼の話をどう理解したのか奴隷商が見せてきたのは……。
……だいぶお色気寄りの奴隷たちなどなど。これはこれで魅力的ですが、見向きもせず歩を進めるアタル。
そして、その先の扉の向こうにて、彼は“魔眼”の反応のもととなったある奴隷との出会いを果たすことになります。
扉の向こう側の檻に入れられていたのは、不治の怪我を負いつつもしかたなく囲われていた者。
ひどく怯えた様子の奴隷の女の子からただならぬ気配を感じ、アタルは「お前だったのか」とつぶやきます。
その後、アタルは迷わず彼女と主従関係を結ぶ儀式を決行。
彼女はキャロという名前の獣人であり、詳細は不明ながら暗い過去を持っていることも明らかになってきます。
どんなに願おうとも体の怪我が治らなかったというキャロに、改めて「治したいか?」と問うアタル。
すぐさま「治したいですっ!」と泣き出した彼女の言葉を聞き入れたかのように、アタルは立ち上がり……。
なんとキャロに向かって、愛用のスナイパーライフルを構えるのでした……!
「俺を信じろ!」と言い放つアタルの真意とはいったい。そしてキャロは果たしてどうなってしまうのか!? この衝撃展開の続きはぜひ作品ページにてご覧ください。
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(画像はニコニコ漫画『魔眼と弾丸を使って異世界をぶち抜く!』より)
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