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ママキャラ成分足りてる? 夏アニメ『お母好き』で“母親萌え”に目覚めたので“母性溢れる魅力的なママキャラ”たちを集めてみた

 2019年7月より放送中のアニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』(『お母好き』)をご存じだろうか。

 本作は「異世界にお母さんと一緒に転移して冒険する」という一風変わった内容の作品であり、作中では真々子お母さん(CV:茅野愛衣)が笑ったり、泣いたり、ラッキースケベ展開になったりと、ひたすらお母さん萌えが追及されているすばらしいアニメだ。

(画像は「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第2弾PVより)

 『お母好き』の真々子さんはとにかくかわいい。スタイル抜群だし、トコトン甘やかしてくれるし、声もとろけそうだし、アニメを見ているだけで彼女の魅力に溺れちゃいそうになる。

「お母さんってかわいいんじゃないか?」

 言葉が頭の中でリフレインする。

「むしろお母さんがいい!」

 本能が語りかけてくる。お母さん成分をもっとくれ……お母さんで萌えさせてくれ……と。

 そんな本能の赴くままに、今回の記事では、お母さんだからこそグッとくる魅力的なママキャラを集めてみた。『お母好き』でママキャラ萌えに目覚めた方や、最近ママ萌えが足りなくて困っている方は、ぜひママキャラ成分を摂取していってほしい。

文/セスタス原川
編集/竹中プレジデント

まるで成長したヒロイン!? 大人の魅力を漂わせるお母さんたち

 アニメで登場するお母さんキャラたちの傾向として、その子供と外見が瓜二つなことが多い。

 つまり、ただでさえかわいいヒロインに“大人だからこその魅力”というファクターが加わってパワーアップしているわけで。そんなの最高に決まってる!  

『エロマンガ先生』 紗霧ママ

(画像は「エロマンガ先生」全12話一挙放送【ラブコメRPG『エンゲージプリンセス』リリース記念!伏見つかさ関連作品一挙放送】より)

 『エロマンガ先生』より、ヒロイン和泉紗霧のお母さんである初代エロマンガ先生。

 紗霧の原点ともいえる人物で、見た目はもちろん、絵を描いているときの様子もそっくり。違う部分といえば、ちょっと明るめの性格をしているところくらい。

 絵を描いている際の「ぐへへ」とした顔は、かわいらしい見た目からは想像できない変態っぷり。紗霧も大きくなったらあんな顔をしながら絵を描くのだろうか……いや、もうすでにそうなっているか……。

『Kanon』 水瀬秋子 

(画像はGoogle画像検索「Kanon  水瀬秋子」より)

 『Kanon』より、水瀬名雪の母親の水瀬秋子。主人公、相沢祐一の叔母にもあたる人物。懐の深さが特徴で、なんでも許してくれそうな溢れる母性を感じずにはいられない。名雪のゆるい性格もこの母親の性格あってのものだろう。

 この寛容さに加えて料理もできる完璧ママだが、何故か作るジャムの味だけはおいしくない。なにが入っているのかは本人と神のみぞ知る……。

 ヒロインのお母さんポジションでありつつ、物語の重要なキーパンソンを担っていた彼女は、そのポジションと寛大な性格により、メインヒロインに負けずとも劣らない人気を得たママキャラのひとりだ。

『とある魔術の禁書目録』 御坂美鈴

(画像は「とある魔術の禁書目録Ⅱ」13話~24話一挙放送より)

 『とある魔術の禁書目録』より御坂美琴のお母さん、御坂美鈴。彼女も美琴をそのまま大人にしたような姿なのだが、酒癖の悪さと絡み癖がトンデモナイのが特徴。自販機にキックをかます娘にしてこの母親ありといったところなのだろうか……?

 そして、現在大学に通っているようで、“大学生のママ”という超特殊な属性持ち。

 美琴との大きな違いはそのグラマーなボディ。娘も成長すればこうなる可能性も……と、いろいろと妄想が捗る情報を視聴者に供給してくれたすばらしいママキャラである。

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 由比ヶ浜ママ

(画像はGoogle画像検索「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 由比ヶ浜 ママ」より)

 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』より、ヒロインの由比ヶ浜結衣のお母さん。

 結衣をそのまま大きくしたような姿と、ひょうひょうとした性格で、登場シーンはわずかながら注目を集めた。

 ヒロインが大人に成長したらこうなるかも!? という妄想を手助けしてくれる、多くのママキャラが手本にすべき右の速球本格派ママキャラだ。

見た目だけじゃない! 十人十色の“お母さんらしさ”に感動

 当然だが、かわいらしい見た目をしていても彼女たちは母親だ。

 そのため、仕草や言葉に“お母さんらしさ”が垣間見える瞬間がある。そんな仕草から、子供を想う気持ちを感じ取り「お母さんって……ええな……」となれるのはママキャラだからこそ。それがいい。

 この温かさは普通のヒロインではなかなか表現するのは難しいハズ。ママにしかない、ママだからこそできる、ママによる“母性”を全身で味わう感動をぜひ知ってほしい。

『ガールズ&パンツァー』 西住しほ

(画像は「ガールズ&パンツァー」全12話一挙放送より)

 『ガールズ&パンツァー』より、西住みほ、まほの母親、西住しほ。

 由緒ある戦車道名門の西住流の師範であり、それに相応しいとても厳格な性格をしている。試合を放棄して仲間を助けたみほとの関係はお世辞にもよいとは言えず、作中でも、みほとの絡みは多くない。ストーリーが進むにつれ、関係性は改善へと向かっているようだが、まだ和解とまでは行ってない様子。

 シャツの胸元からチラリと見える鎖骨が魅惑的で、クールさとセクシーさを兼ね備えたママキャラ。言動や行動から、心の奥では娘たちのことを考えている様子が伺えるのもママポイント高い。

『CLANNAD』 古河早苗

(画像はGoogle画像検索「CLANNAD 古河早苗」より)

 『CLANNAD』より、古河渚のお母さんの古河早苗。物語の序盤から登場し、最後のエンディングまで重要な存在として関わり続けるという、ママキャラにして作品のキーパーソン的な役割を担う。

 夫婦でパン屋を営んでいるものの、パン作りの腕は絶望的。しかも本人に自覚はないという天然な一面も持っている。渚の天然なところがあるのは、やはり母親譲りだろうか。

 のほほんとした柔らかい雰囲気が印象的で、それを見ているこちらまでポカポカしてくる。努力する娘を応援する姿は、まさに“理想のお母さん”。物語終盤では孫ができておばあちゃん属性まで追加される。

『とらドラ!』 高須泰子

(画像はGoogle画像検索「とらドラ! 高須泰子」より)

 『とらドラ!』より、主人公、高須竜児の母親、高須泰子。

 夫は元ヤクザ、その強面が非常に好みだったようで、父親似の息子を溺愛している。年齢は35歳だが、見た目は10代~20代にしか見えない。自分を「やっちゃん」と呼んだり息子にわがままを言ったり、なにも知らずに見たら母親には見えないかもしれない。

 家を訪れるようになった大河とも仲よしで、ふたりのやりとりは見ていてほんわかする。なにを考えているのはわからない部分もあるが、その根底には息子へを愛する気持ちが詰まっている彼女。お馬鹿だけど何故か嫌いになれない、そんな謎の魅力を秘めたママキャラだ。

『フルーツバスケット』 本田今日子

(画像はフルーツバスケット 1st season 第1話「行ってきます」より)

 『フルーツバスケット』より、主人公の透の母親の本田今日子。竹を割ったような性格の元不良のママ。娘が生まれた後に夫を亡くし、その悲しみを乗り越えてシングルマザーとして娘を育てた。

 作品1話時点において、交通事故で亡くなってしまっているのだが、娘に作中で重要な「十二支の話」を伝えた人物であり、彼女の存在が物語においてカギとなる部分も。透も亡き母を愛しており、彼女の性格や人柄に大きな影響を与えている。

 娘を愛する気持ちはもちろんあるが、それを見て甘えたくなるというよりは「この人に付いていきたい!」と思ってしまう。そんな、ひと味違う愛情を見せてくれるママキャラだ。

新たにアイドルユニットが組めそうな“ママライブ!”

 属性の違うママキャラ成分を一気に摂取できるアニメとして、筆者が個人的に注目しているのが『ラブライブ!』『ラブライブ!サンシャイン!!』の2作品。

 作中では、メンバーの母親が多数登場、ひと目見れば誰が誰のママかわかるくらいに似たもの親子で、その美しさ、かわいらしさは折り紙付き。一部ファンの間では「ママライブ!」と呼ばれ親しまれているほど。確かにママたちでユニット組んでも違和感はなさそうだ……。

『ラブライブ!』 穂乃果ママ

(画像は「ラブライブ!」全13話一挙放送より)

 高坂穂乃果のお母さんで、甘味処「穂むら」を営む接客ママである。穂乃果たちと同じ音ノ木坂学院のOG。髪型が違うので娘と似てないように見えるが、目の色や顔の造形など、よく見ると共通点も多い。

『ラブライブ!』 ことりママ

(画像は「ラブライブ!」全13話一挙放送より)

 南ことりのお母さんは、音ノ木坂学院の理事長を務める偉い人。立場上、なにかとメンバーたちと接点もあり、生徒会とのやりとりや娘とのエピソードなど、ママキャラであるが重要な人物でもある。見た目はことりにそっくり。

『ラブライブ!』 真姫ママ

(画像は「ラブライブ!」全13話一挙放送より)

 西木野真姫の両親は病院を経営しており、医師の父と同じくお母さんも病院務めのエリートママ。

 娘と同じく、見た目はクールに見えて中身は感情豊か。娘の学校生活を心配したり、ライブに駆けつけてサイリウムを振り回したりと、とても娘想いなママだ。

『ラブライブ!』 にこママ

(画像は「ラブライブ!」2期全13話一挙放送より)

 矢澤にこのお母さんも娘と同じく、特徴的な黒髪と赤みがかかった目をしている。登場時には「にっこにっこにー」を披露したりとノリがよく、明るく元気なお母さん。

『ラブライブ!』 千歌ママ

(画像は「ラブライブ!」2期全13話一挙放送より)

 高海千歌のお母さんは、なんと小っちゃい系お母さん。小っちゃいのにママというこの世の理から外れたような存在だが、しゃべりかたや立ち振る舞いはしっかりと大人っぽい。そのギャップがすばらしい。

『ラブライブ!サンシャイン!!』 梨子ママ

(画像は「ラブライブ!サンシャイン!!」2期全13話一挙放送より)

 桜内梨子のお母さんも娘にそっくりで、梨子を茶髪にしてそのまま大きくしたような姿をしている。娘が困っている様子を気にかけたり、ライブまで娘に付き添ったりと、とても娘想いな部分が印象的。

 娘と友達とのやりとりを見て苦笑いをするような、やれやれ系のお母さんでもある。

『ラブライブ!サンシャイン!!』 善子ママ

(画像は「ラブライブ!サンシャイン!!」2期全13話一挙放送より)

 津島善子のお母さんは教師を務めるしっかり者。中二病まっただ中の娘を心配している様子で、配信の娘の部屋に突撃したりもする。いろいろ苦労してそうだな……とちょっと心配になるママである。

あなたの理想に近いママキャラは誰?

 以上、筆者の好み全開でママキャラたちを紹介してきたが、いかがだっただろうか?

 甘やかしママに、クールママ、小っちゃい系ママや元ヤンママなど、ママの数だけ楽しみかたもいろいろ。新たにママ属性に目覚めたのであれば、自分が理想とする母親像に近いママキャラが誰か探してみるのもおもしろいだろう。

 もし、まだママキャラの魅力を知らない方がいたら、現在放送中の『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』をぜひ見てみてほしい。基本的に、ひと作品において少しずつしか摂取できないママ成分を思いっきり味わうことができる。どっぷりと母性の海に溺れて幸せを掴もう!

▼『『お母好き』』第1話を無料で見られるのはコチラ▼
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?  第1話「少年の壮大なる冒険が始まると思ってたら…え、どういうことだよこれ…。」

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