エウレカ、シャナ、ふたご姫…オタクのイメージがプラスに変わったのは2005年!? 元アニラジパーソナリティー・おたささが平成アニメを徹底解説
『ジャンプ』作品も盛りだくさんな2007年
おたささ:
2007年に入っていきます。あまりヒットしなかったんだけれども『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』。これは推したい作品です。
『Venus Versus Virus』『月面兎兵器ミーナ』、そして『Yes!プリキュア5』。
天海:
きましたね。
スタッフ:
『ひだまりスケッチ』もはじまっていますね。
おたささ:
このへんは4コマ漫画が普通に入ってくる感じですね。
天海:
『NARUTO -ナルト-』も疾風伝になるんですね。
おたささ:
全500話(笑)。『天元突破グレンラガン』とかね。2007年4月からはじまるんですけれども昨年の4月に比べると作品数はそんなに変わらないんですが、ちょっとなんか粒が小さい感じがするんですよね。こうやって見ると大きい作品はあるんですけれども。
天海:
『かみちゃまかりん』懐かしいですね。
おたささ:
『らき☆すた』『アイドルマスター XENOGLOSSIA』『おおきく振りかぶって』がはじまって。あと『電脳コイル』がここなんですよね。これは非常にいい作品。未だにARというのをアニメ化した中では一番強いのに入るんじゃないのかなと思いながら。
そしてトラウマアニメが好きなみなさんこんばんは、7月3日から『School Days』がスタートいたしました(笑)。
スタッフ:
懐かしいですね。これもエロゲーが原作ですけれども。
おたささ:
さらに『CLANNAD』がスタートしますね。
『ef – a tale of memories.』『機動戦士ガンダム00』『しゅごキャラ!』『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆』『みなみけ』『こどものじかん』『もやしもん』。
天海:
懐かしい!
私の歌を聴けぇー! 『マクロスF』の2008年
おたささ:
2008年『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』『狼と香辛料』『Yes!プリキュア5GoGo!』『To LOVEる -とらぶる-』『xxxHOLiC◆継』『マクロスF(フロンティア)』がはじまったりします。
(画像はマクロスF(フロンティア) MBS公式サイトより)
『涼宮ハルヒの憂鬱』から『マクロスF』まで2年経ったっていうこと? もっと離れている気がする。すごい長い気がするんだけれども。
天海:
『絶対可憐チルドレン』『ソウルイーター』『図書館戦争』。
おたささ:
『ストライクウィッチーズ』『夏目友人帳』『純情ロマンチカ』。でもそう考えると、『涼宮ハルヒの憂鬱』の年が突出しまくっている。
天海:
ここからなんですね。
おたささ:
このへんになってくると、人気作品よりはファンの数が強い。ファンが固まっていますっていう感じの作品が増えてくる。
スタッフ:
原作は知らないけど声優で見ようっていうのも。
おたささ:
そうですね。
ルパンvsコナン! 世紀のコラボが話題となった2009年
2009年になって『WHITE ALBUM』『宇宙をかける少女』『まりあ†ほりっく』とか。
おたささ:
『フレッシュプリキュア!』になったり、そして特別番組ですけれど『ルパン三世VS名探偵コナン』。
(画像はAmazon.co.jp | ルパン三世 VS 名探偵コナン [DVD] DVD・ブルーレイ – 栗田貫一, 小林清志, 井上真樹夫, 増山江威子, 納谷悟朗, 高山みなみ, 山崎和佳奈, 神谷明, 茶風林, 高木渉, 亀垣一より)
スタッフ:
ありましたね。
天海:
そんな前なんですね。
おたささ:
コラボアニメみたいなのがはじまる流れですよね。流行りだすきっかけなのはこのへんからなんじゃないかなと思ったり。『けいおん!』がはじまりますよ。『バスカッシュ!』がはじまったり『ハヤテのごとく!!』がはじまったり。
天海:
『咲-Saki-』とか。
おたささ:
麻雀アニメが地上波でやるんだみたいなのはすごいなと思いながら。という感じで2009年。
スタッフ:
『ローゼンメイデン』を麻生太郎さんが好きだっていう話もありましたね。
おたささ:
だからオタクであることがマイナスじゃなくなってきた流れだよね。
天海:
プラスのイメージになっていったのってここからですよね。
おたささ:
そんなイメージがあって、そのへんが面白いかなと。
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