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エウレカ、シャナ、ふたご姫…オタクのイメージがプラスに変わったのは2005年!? 元アニラジパーソナリティー・おたささが平成アニメを徹底解説

 ラジオパーソナリティのおたっきぃ佐々木さんと、声優の天海由梨奈さんが出演するニコニコ生放送番組「やっぱ、アニメでしょう」では、「平成ゼロ年代アニメクロニクル」と題して、平成ゼロ年代の主要なアニメについて特集。

 番組では、おたっきぃ佐々木さんが推すアニメや、今のアニメ文化の基礎や流れを作ったアニメを掘り下げて紹介。平成2002年から2009年まで、色とりどりなアニメの歴史と思い出を語りました。

左から天海由梨奈さんおたっきぃ佐々木さん

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怒涛の名作ラッシュ・2002年

おたささ:
 こちらを見ていただけるとわかると思うんですけれども。

天海:
 いただいたときにびっくりしちゃいました。見てください、この厚さ。

おたささ:
 資料が3冊にわかれておりまして。

天海:
 すごいですよね。

おたささ:
 2002年の資料を見ると1月10日あたりからはじまるんですが、ここはいきなり5本すごい作品が並んででいるんですよ。

 『おねがい☆ティーチャー』『七人のナナ』『フルメタル・パニック!』『ラーゼフォン』『Kanon』。はあ……っていう感じで(笑)。ものすごい怒涛の(笑)。

『おねがい☆ティーチャー』
(画像はAmazon | おねがい☆ティーチャー MEMORIAL BOX [DVD] | アニメより)

天海:
 みなさんすごい“おねティ”に反応されていますよ。

おたささ:
 『おねがい☆ティーチャー』は井上喜久子さんがヒロインで先生役で宇宙人で男の子とラブラブになるっていう。空から嫁さんが降ってくるパターンの名作なんですが、『おねがい☆ティーチャー』がすごかったなと思うのが、主題歌。

天海:
 主題歌?

おたささ:
 『Shooting Star』。確か“I’veサウンド”というのがパソコンゲームの世界ですごい盛り上がっていて、テレビアニメにきて盛り上がったところがある曲なのですが、そういう意味では音楽の持つイメージというのを広げてくれたのかなというのがあって。

天海:
 みなさん同じタイミングで「KOTOKOさん」って言っていますね。

おたささ:
 2002年4月に『ちょびっツ』がはじまりますね。

『ちょびっツ』
(画像はちょびっツ コンプリート DVD-BOX Amazonより)

 「ちぃ、覚えた」ですよ。もうすごかったなっていう。なにかあると「ちぃ、覚えた」みたいな(笑)。

天海:
 繰り返し使って。

おたささ:
 そうそう。あとは『東京アンダーグラウンド』『りぜるまいん』の第1期とかね。「くぎゅ」がどんどん伸びてくる頃ですね。そして俺の大好物『東京ミュウミュウ』が含まれると。

『東京ミュウミュウ』
(画像は株式会社ぴえろ 公式サイトより)

天海:
 ここからだったんですね。

おたささ:
 でもそう考えるとプリキュア前はこの時代なんですよ。この時代に変身ヒロインもので、「ご奉仕するにゃん」で猫耳付けた女の子がメイド服を着て喫茶店で働いたりもしながら。なんだこの最高なアニメは! みたいな。

 あと『満月をさがして』とかね。

『満月をさがして』
(画像は満月をさがして 1 (集英社文庫(コミック版)) | 種村 有菜 |本 | 通販 | Amazonより)

天海:
 いいですね。

おたささ:
 この頃は少女漫画原作というのが強い時期でもあるんですね。『ちょびっツ』はヤングマガジンなのでCLAMP先生なので少女漫画原作というと怒られちゃうかもしれないけれど。

 あと『ぴたテン』なんかもあったり。コゲどんぼ先生ですね。そして偉大なのが『あずまんが大王』。

『あずまんが大王』
(画像はAmazonより)

天海:
 きましたね。

おたささ:
 日常系ほのぼのアニメ。この前にもあるんですけれども、一番ドカンといって時代を作ったのがたぶん『あずまんが大王』なんじゃないかな。本当に安心して見られる。それまでのアニメって、非日常の中でドッカンドッカンやるのがアニメとして非凡だよねっていう形の中で、わりと日常のほほんというみたいな感じで。

天海:
 確かにアニメってイメージ的に現実では起こりえないことをやるっていうイメージがありました。

スタッフ:
 まだありそうな……日本のどこかではこんなのがあるんじゃないのかなみたいなのがありますね。

おたささ:
 ないですけれどね(笑)。相当やばい世界観ですけれど(笑)。そう思うと今、4コマ系の作品のアニメってすごいたくさんあるじゃないですか。これ以前で考えると、それこそ『サザエさん』とかに……。

天海:
 そこまで遡っちゃうんですね。

インディーズメーカーがどんどん大きくなっていった2003年

おたささ:
 そして2003年から2004年というのが資料の中で京都アニメーションという目、TYPE-MOONという目。市民権を獲得。NHKから大人アニメな作品が登場する。『プラネテス』。『魔法少女隊アルス』から『魔法少女まどか☆マギカ』への流れ。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』
(画像は「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公式サイトより)

 『マリア様がみてる』。百合を男が楽しむという文化が爆誕みたいなことが資料として書いてあるわけですよ。

『マリア様がみてる』
(画像はテレビ東京・あにてれ マリア様がみてるより)

天海:
 2003年からなんですね。

おたささ:
 『ガンパレード・マーチ 〜新たなる行軍歌〜』。アニメも面白かったんですけれど、これはゲームかなみたいな。

『ガンパレード・マーチ ~新たなる行軍歌~』
(画像はAmazon | ガンパレード・マーチ ~新たなる行軍歌~ DVD-BOX 〈期間限定生産〉 | アニメより)

 これはアニメ化というよりも、むしろゲームを楽しんでゲームを語って欲しいぐらい。難しい作品。ゲームのアニメ化ってたくさんあるじゃないですか。やっぱりゲームのアニメ化って正直難しいと思うんですよ。

 そんな中でこれもアニメ化するのは難しいゲームだったと思うんですけれど、そういう中ですごい頑張ったかなっていう感じはして。ただやっぱりゲームがものすごいので、ぜひぜひ。すごい面白いと思います。

 そして『宇宙のステルヴィア』。きましたよ(笑)。

『宇宙のステルヴィア』
(画像はテレビ東京・あにてれ 宇宙のステルヴィアより)

 「小唄氏ね」ですね(笑)。とりあえず『宇宙のステルヴィア』を見て、金平糖を買いに行く。金平糖を見て幸せになるみたいなね、そんな人生。

 ヒロインとしては最強系のひとりなんじゃないかなって。

 でもすごくいいアニメでしたよ。災害が来て、それを乗り越えるためにあれこれしてくるみたいな話なんですけれども。でもこれは本当にいろいろな事情があって、続編がポシャったところはあるんですけれど。

天海:
 続編が出るはずだったんですね。

おたささ:
 そして『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』。

『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』
(画像はテレビ東京・あにてれ マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュアより)

天海:
 懐かしい! 敵キャラが好きでしたね。

おたささ:
 この頃になってくると単純に俺の嗜好なんだけれど、女児向けアニメっていうのが出てきて、どんどん女児向けアニメにおっさんが堕っこっていくっていうのを、非常に真面目にやっていましてわりと女児向けアニメの黄金期なんですよね。

天海:
 『なるたる』……。

『なるたる』
(画像はAmazonより)

おたささ:
 鬼頭莫宏さんでしたっけ?

スタッフ:
 そうです。

おたささ:
 これはちょっと不思議な作品で、絶対にアニメ化されないだろうなと思っていたのでびっくりしたところがあるんですけれど。ちょっと不思議な作品。

スタッフ:
 メカとかも多くて。

おたささ:
 そうそう。

スタッフ:
 使徒っぽいのも出てきたり。

おたささ:
 よくアニメ化したなっていうのがありました。

天海:
 ちょっと不思議な感じの絵柄でもありますもんね。

おたささ:
 この頃はだんだん面白い意外な作品がアニメ化されていく流れがあったりして。

天海:
 (コメントを見て)トラウマになった人もいます。

おたささ:
 (笑)。

 2003年10月期に入っていくと、『最遊記RELOAD』『魁!! クロマティ高校』が来ますね。

天海:
 懐かしい! 父がすごい好きだったので見ていましたね。

おたささ:
 『魁!! クロマティ高校』はこれをアニメ化するんだ!? というところはありましたけれども。(コメントを読む)「割といいアニメ化だった」。そうそう。

スタッフ:
 (コメントを読む)「一応日常系じゃないかw」って(笑)。

おたささ:
 まあね(笑)。非日常な学校の日常系。

 そして『真月譚 月姫』。

『真月譚 月姫』
(画像は真月譚 月姫(1) (電撃コミックス) | 佐々木少年, TYPE-MOON, 「真月譚月姫」製作委員会 |本 | 通販 | Amazonより)

天海:
 きました。

おたささ:
 ここではじまるわけですが、J.C.STAFFで全12話。これはTYPE-MOONの最初の作品になるわけですが、でも本当にここからですよね。

 TYPE-MOONは今でこそ『Fate』シリーズを知らないでアニメファンをやっている人はいないでしょうっていう話なんですけれど。

天海:
 確かに。

おたささ:
 それでも『真月譚 月姫』は知らない人はまだいるんじゃないかなと思うのですが。最初は同人的なところで作品を出していて、そこからいろいろなところで火がついていってアニメ化みたいな話になって、そこからいろいろゲームを出して。

 それはともかくとして、『真月譚 月姫』とかがはじまって、ここからいろいろな新しい流れというのがはじまっていく。

天海:
 2003年から。

おたささ:
 新しい流れといっても『Serial experiments lain』から『灰羽連盟』の流れみたいなもの。

『灰羽連盟』
(画像は灰羽連盟 ホームページより)

 あのへんも同人系からの流れがあるんですけれども、別の流れ。インディーズメーカーがどんどん大きくなっていくという形のひとつの成功例のスタートがここだったっていう感じですかね。

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