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引越し前に要チェック?「もしかしたら事故物件かも」なケース9選を事故物件住みます芸人がご紹介

ケース8:柵がずれた形跡があるロフト

松原タニシ:
 これは3軒目なんですけれど、玄関のドアノブで首吊りがあったって言っていたんですけれども、次の画像お願いします。

 後輩の芸人ですね。ひとつだけ人間の首があるんですけれども、わかりますか?

大島てる:
 この後ろにあるのが……。

松原タニシ:
 そうです。“首セブン”【※】です。

※首セブン
niconicoでは2019年1月1日から『呪いの人形を132時間ながめる放送』と題して、呪いの人形を映し続ける生放送を実施した。その際に使用された、“いわくつき”のマネキンの首を7体のことを指す。

大島てる:
 やっと現物を見られました。

長州小力:
 華井二等兵【※】だ。

※華井二等兵
松竹芸能所属のピン芸人。

松原タニシ:
 華井二等兵が真ん中ですね。2階のロフトで寝てもらいまいした。朝起きたら華井くんが首というか後頭部が痛いと言い出して、そこから1ヶ月間ロキソニンなしではまともに生活できない体になってしまうということがありました。

長州小力:
 ちょっと悪ふざけしちゃった?

松原タニシ:
 かもしれないですね。このときに華井くんが気づいたのが、ロフトの左側に留め金がある、と。さらに横にいくと、へこんでいる場所がある、と。「ここで首を吊ったんとちゃいます?」みたいな。

 でも不動産屋から聞いたのは「ドアノブで首を吊った」と。もう1回「大島てる」で確認したら、「3年から5年前にロフトで首吊り」っていうマークが出てきまして。つまりは先にロフトで首を吊った物件に住んだ人が、ドアノブで首を吊っているので、ふたり死んでいるわけです。

長州小力:
 じゃあ3人目になるという可能性があったのかな? 「首が痛い」と言っているから。

松原タニシ:
 でも華井くんは生きていますよ。

長州小力:
 惜しかったということだね。 

松原タニシ:
 これは今の同居人で三日月マンハッタンの仲嶺さん。一緒に東京の物件を探しましょうと探したところ、中野の5万5000円だったかの部屋なんですけれども……。

 これは吉本のティ・カトウ【※1】さんと村田らむ【※2】さんですね。ロフトでちょっと遊んでかわいい感じです。小さい人形のシルバニアファミリーみたい(笑)。

※1 ティ・カトウ
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ「チャド・マレーン」のメンバー。

※2 村田らむ
ルポライター、漫画家。ホームレス、新宗教、犯罪などをテーマにしたルポルタージュが多く、潜入取材や体を張った体験取材を主にこなす。

長州小力:
 合成みたいね(笑)。

松原タニシ:
 ロフトがある物件は気をつけた方がいいなと。天井が低いんですけれどもね。

 つまり何が言いたかったというと、ロフトの柵がずれているんですよね。

 1回穴を開けたところをずらして、柵をはめ直しているんですね。つまりロフトの柵で首を吊っていたという物件なんです。このロフトで首を吊って亡くなった物件の次に住む人はもちろん告知事項が消えるので、出ていったあと、たぶんそのままにされると思うんですよ。

 なのでロフトの物件に住む人は柵をチェックしてもらうと、「穴がずれてる!」となると、たぶん人が死んでいるのがわかりますよという。

長州小力:
 家に帰って自分のところの穴がずれていたら、ちょっといやだね。

松原タニシ:
 もしかしたら過去にあったかも。

番外編:大島てる氏が入ろうとしない物件

松原タニシ:
 「これは事故物件だな」とわかるのが、大島てるが入ろうとしない物件。

 これはやっぱり、入らないんですね。

大島てる:
 これは空気がいやでした。

長州小力:
 霊感は強いほうなんですか?

大島てる:
 弱いほうなんですけれども、ここはちょっといやでした。

長州小力:
 そういうところに出会ってみたい憧れはある。意外と入っていけちゃうから。明るいし怖さはないけれど、空気が……。

大島てる:
 生活感もなくて、もうちょっとタニシさんが使いこんでいたら一緒にという感じなんですけれども、かなりそのまま綺麗という感じだったので。生活感がないというか、未使用なところが。

松原タニシ:
 大島てるさんが入らない物件はもしかしたら事故物件かも?

ケース9:管理人がやたら明るく声をかけてくる

松原タニシ:
 宮城県で何人もの人が飛び降りたと「大島てる」に書いてあった物件です。ここはめちゃめちゃ人が飛び降りているんですけれども、次の画像にいきますか。

 手を振っているんですよ。この人は何者かっていうと、管理人なんです。僕らが見に来たから、よそから来たということで、ここを登って飛び降りるんじゃないかと思って見張られてるんです。

長州小力:
 そういう人が多い場所だから? 管理人さんとしてはまた来ちゃったから……。

松原タニシ:
 だから向こうからコンタクトを取ってきて、「こんにちは~」ってめっちゃ手を振ってました。

長州小力:
 そっか。明るく対応しないと追い詰めちゃうから。怒ったりしたら逆にカッとなってやるから……。

松原タニシ:
 管理人さんがすごいを声かけてくるところも、もしかしたら可能性はあるよと。

長州小力:
 なるほど。うち、管理人さんがすごい話しかけてくる。

一同:
 (笑)

松原タニシ:
 それは人と話すのが好きなんじゃないですか?

長州小力:
 あのおじさんの緑の作業服も、緑って心を落ち着かせるからかな? 手袋も緑だったもん。

松原タニシ:
 確かに踏切とかは落ち着かせる青い色とかを使っているから。

長州小力:
 飛び降りマンションの管理人さん、煙たがっていやな感じなんだろうなと思ったら、あんなに明るい人がいたら思い留まるね。

松原タニシ:
 そういうことなんでしょうね。

長州小力:
 俺もそういう人でいよう。

▼記事化箇所は1:17:05から始まります▼

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