引越し前に要チェック?「もしかしたら事故物件かも」なケース9選を事故物件住みます芸人がご紹介
ケース4:一部分だけ塗装された跡がある
松原タニシ:
これは2軒目で、ここでも紹介しましたけれどもお風呂場の鏡がペンキで塗られているやつですね。一部ペンキで塗られているとか塗装されているとかも怪しいと言っていますけれども、鏡が塗られてしまっている。
長州小力:
外せばいい話を塗りつぶすというのは……。
松原タニシ:
畳をめくると血痕が出てくる。畳がここだけ違和感があるというか、一枚だけちょっと新しい畳だったので何かあると思ってひっくり返すと「あるよね~」っていう。
長州小力:
この下はさすがに見ていない?
松原タニシ:
床の下までは見ていないですね。ここは家族が殺されている部屋なんです、ここが殺害現場というか暴行現場。最終的な殺害現場はお風呂場になるんですよ。
長州小力:
さっきの鏡の? わざわざ畳をはがして鼻血を出してから被せるとかないもんな。酔っていてもそんなことしないし。
松原タニシ:
畳をはがすのも結構重労働ですからね。
長州小力:
でも違和感を感じたところに見事にあるね。
ケース5:盛り塩に動物の足跡がつく
松原タニシ:
これはカピカピの盛り塩を置きっぱなしにしていたんですよ。ある日、盛り塩から塩が飛び出して何かに踏まれているっていう現象が起きた。
長州小力:
室内でしょう? 猫とか?
松原タニシ:
猫は関係ないです。これも信じるか信じないかはあなた次第ですけれども、この日は僕は京都のある神社で、タニシには何が憑いているか見てもらおうという企画で巫女さんに見てもらったんです。そうしたら「あなたには畜生が憑いているわ」という話になって、「畜生って何ですか?」って聞いたら「猫とかイタチとかがあなたの周りをぐるっと囲んで、あなた自身もひとつの大きな畜生霊になっているわ」って。
盛り塩の話もしたんです。「今朝盛り塩が踏まれていて」って、この写真も見せたら、「ほら、これは畜生の仕業よ」って。「肉球の跡がついているでしょう」って。
長州小力:
確かにそういうふうに見える。
松原タニシ:
そういう畜生とかの低級霊は盛り塩とかを飛び越えてくるらしくて、人の霊ははじき返すけれど関係ないんですって。「きょうあなたがここに来るというので、周りがざわついたんじゃないか」って。
長州小力:
“心霊ムツゴロウさん”ということでしょうか?
松原タニシ:
「よーし、よしよし」って?
長州小力:
いいことか悪いことかはわからないけれども、すごいね。
ケース6:壁に念写のようなシミがある
松原タニシ:
これはシミがあって消そうとしたけれど消せなかった跡ですね。次の画像もお願いします。
これは5軒目の物件で、部屋の壁にシミが……。絵か写真を飾っていたんでしょうね。その写真ごと浮き出ているみたいな。
長州小力:
念写みたいな感じだもんね。窓も近くにあるから日焼けなんだろうけれども、ここまですごいのはな……。
松原タニシ:
次の画像をお願いします。これは壁にお化けみたいなのが。
長州小力:
「いますよ」っていうことでしょう?
松原タニシ:
こんな感じかなっていう。この壁の向こう側がトイレなんですけれどね。
ケース7:便器の上の梁にロープをかけた跡がある
松原タニシ:
これがトイレなんですけれど、トイレの便器の上に梁みたいなのがあって珍しいんですけれど、この梁の真ん中に線が入っているでしょう? ここにひもをかけた跡がある。次の画像があります。
これが梁の下のトイレなんですけれども、ご夫婦で住まわれていて、旦那が出張している間に梁にひもをかけて、トイレで首を吊られた。旦那が戻ってきた時にはトイレと一体化していたっていう。
長州小力:
そんなに長い間……。このトイレは元々は和式だったのかもしれないということでしょう? つくりが和式っぽい。
松原タニシ:
でも便器は新しい。
長州小力:
だから全部便器と一体化しちゃったから……。梁に2本線があった。あれって怖い話をすると、たぶん苦しんだ結果ちょっと暴れて、それでズレるんだよね。そういうのは稲川淳二さんがすごいしゃべりが上手いんだよ。
松原タニシ:
怪談に落とし込むのがね。