ナンバリングタイトルはもちろん『テリワン』も! ドラクエシリーズ“歴代ラスボス”全10体を徹底解剖
敵を倒し、世界を救う。勧善懲悪の王道RPG『ドラゴンクエスト』シリーズには、物語のラストを飾る、強力な「ラスボス」の存在が欠かせません。
本記事では、ななききさん投稿の『【ゆっくり解説】ドラクエの歴代ラスボスたち』にて、今月7日にスマートフォンアプリとしてリメイク版が配信された『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』を含む、ドラクエシリーズの「ラスボス」について解説された内容を、画像を交えてご紹介いたします。
【ゆっくり解説】ドラクエの歴代ラスボスたち
『ドラゴンクエスト』りゅうおう
1986年発売、『ドラゴンクエスト』ラスボス「りゅうおう」。魔王を封じていた光の玉を奪い、アレフガルドを征服しようとした、記念すべき初代ラスボスです。戦闘前の「自分の味方になれば“世界の半分”をやろう」という問いかけはあまりにも有名ですね。
戦闘面では、最初は魔法使いのような姿で戦い、勝利するとドラゴンの姿に変身します。行動は、攻撃と炎を吐くだけのシンプルなものですが、主人公一人での戦闘の上に、後のシリーズではおなじみの補助系の魔法などもないため、純粋に「レベルを上げて物理で殴る」ことが攻略法になります。
ちなみに、りゅうおうは『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で勇者に光の玉を託した、竜の女王の子孫であると公式で明言されています。元々は魔物と対立する側だったのに、なぜ闇落ちしたのか、どうやってアレフガルドに来たのかなどは、未だに謎のままです。
『ドラゴンクエストII』シドー
1987年『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』ラスボス「シドー」。シドーは“魔王”ではなく、破壊を司る“神様”です。悪霊の神々を崇拝する、邪教の教祖・ハーゴンが、自らを生贄にして、現世に召喚します。その姿は、6本の手足に巨大な翼、尻尾にウロコ、たらこ唇と、なんとも言い難い形状をしています。
作中では、前座であるハーゴンが悪の親玉として語られ、シドーの存在はギリギリまで伏せられているのですが、実は、ゲームのパッケージや攻略本で、でかでかとネタバレされています。
シドーは、ハーゴンを倒し、帰ろうとしている勇者たちに、いきなり襲い掛かってきます。攻撃・守備力の数値は共に「255」と、ゲームの上限値に到達している上、体力を全回復する呪文「ベホマ」を使ってきます。そのため、シドー戦では相手がどれだけベホマを使わずにいてくれるか、にかかっています。
歴代でも屈指の難易度とされる、オリジナル版『ドラクエII』ですが、その象徴ともいえるラスボスですね。