これを読めばゲームが100倍楽しめる!? 『スマブラSP』ファイターの原作再現要素を徹底比較してみた
ポケモン界の歌姫? 「プリン」
ふうせんポケモン・プリン。最後の切りふだ。「おおきくなる」で、以前と違い怒った表情をするようになりました。この顔に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
元ネタはアニメ『ポケットモンスター』でのプリンの怒り顔です。目の細め方が全く同じです。
プリンの歌によって周囲の人たちが寝てしまい、歌を聴いてもらえなくて不機嫌になり、膨れ面になったプリンが寝顔に落書きをする、というのがお約束のパターンでした。
サラサランドのおてんば姫「デイジー」
ピーチのダッシュファイター【※】として新たに参戦したデイジーですが、元になったピーチよりも快活で、元気溢れるモーションが目立ちます。
※ダッシュファイター
既存のキャラクターを元に作られた、性能などが類似したキャラクターのこと。
これはデイジーが初登場した『スーパーマリオランド』当初から設定されていた正確に基づきます。「ちょっとおてんばで、元気いっぱいのお姫様。」との表記がありますね。
デイジーが各種パーティゲームに参加するようになるのは、これの何年も後の話なのですが、この設定は今も生き続けており、比較的おしとやかなピーチとは明確に差別化されています。
ハイラルを統べる王女「ゼルダ」
『大乱闘スマッシュブラザーズX』と『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U』では、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』衣装だったゼルダでしたが、スマブラSPでは大きくイメチェンされています。
日本では『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の衣装と紹介されていましたが、実は海外では『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』の衣装だと紹介されています。
公式絵と比較してみましょう。結論から言ってしまうと、スマブラSPのデザインは、無印版と2版を足して2で割ったような感じになっています。例えば、初代とスマブラSPでは装着しているネックレスは、2だけでは身に着けていません。バックルのデザインも無印の方がより近いです。
一方、ドレスに描かれているトライフォースが無印だけ赤かったり、ティアラのデザインは2の方がより近かったりします。スマブラSPのデザインは、原作2つのいいとこ取りをしているという訳ですね。
なお、前作までのトワイライトプリンセスカラーは、色替えで選ぶことが出来ます。
いかがでしたでしょうか。
一見、普通の技に見えるものも、よーく注視してみると、原作ファンがニンマリしてしまうような細かい演出が忍ばせられているのです。
今週末に開催される大会放送も、これらの点に注目しながら視聴すると、より楽しめるかもしれませんね。
『【スマブラSP】新たに追加された原作再現を
比較してみた Part2』
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