初めての友達は異世界のパリピJK！ 『暗黒騎士団長と青春ガール』異世界で友達100億人できるかな!?
暗黒騎士団を束ね、その黒い鎧の中は誰も見たことがない暗黒騎士団の団長。そんな人々から恐れられる団長のもとに突如としてこちらの世界のJKは現れたら？
捕虜にされる？ 殺される？ そんなイメージは世界の端にポーイ！
ギャップの嵐が巻き起こる異世界交流コメディ『暗黒騎士団長と青春ガール』、その魅力をここでは紹介していきます。
冷徹な判断を下す暗黒騎士団長
物語は何やら偉い人たちが会議をしているところから始まります。どうやら約定を反故にした勢力に対する処置で揉めているようです。
そんな中、“団長”と呼ばれる人は「ヒュマル人里都市連合を皆殺しにする」と冷徹な判断を下します。これは悪役の顔してますわぁ……。
何より、この威厳漂う団長、発言しようとするだけでそれまで騒がしかった場の空気も引き締まるほどの力があるようです。
暗黒騎士団長、その正体は……
そんな会議が終わり、自分の部屋で鎧を脱いでくつろぐ団長……あれ？ あれほど威厳に満ちていた雰囲気はどこへやら、中身はじつは美少女でした。
しかも、ネズミ一匹殺せない、しかも「ぎゃあああああ」と叫んじゃうほど弱気な女の子。見栄を張って普段はああなっているらしいです。
あわあわしている団長の部屋に突然部下がやってきました。すると、ものすごい勢いで鎧を着用する団長。
どうやら部下の心が離れることを恐れ、素の自分は内緒にして人々に求められている団長像を守り続けているみたいです。
と、いきなり後ろで何者かが召喚されてきます。後ろ！ 後ろ！！
異世界召喚されたJK
いきなり部屋の中に人が現れたことで、慌てまくる団長。しかも言葉も通じないようで泣きじゃくってしまいます。
翻訳魔法なるものを発動したことで、言葉は通じるように。でも何を言っているかはわからないままなみたいで団長の困惑は続きます。
この子、不憫……！
しかも、自分のことを「命の恩人」だと誤解して距離を縮めてくるJK。これには団長もたじたじです。
「恩返しがしたい」「なんでもやるから」とグイグイくるJKに対して、団長がお願いしたのは「死んでもらっていいですか」。
……えっ！？ 団長怖い。
団長はいたって真剣なのですが、どうやらJKはそういう「フリ」なんだと勘違いしてしまいます。
しまいには、苦しむそぶりをして団長をからかいだします。このJK、最強だ……！
「友だち」というワードに苦い記憶がフラッシュバック
ちょっと話しただけの団長をもう「友だち」と、さすがのパリピ感を見せてくれるJK。
ですが、この「友だち」。じつは団長にとってトラウマが……。
じつは昔、仲よしだった友だちを、自身の父親に排除されたことがあった団長。これは辛い……。
「友だち」に戸惑いながらも受け入れていく
そんな昔の苦い記憶もあり、友だちという存在から距離を置いていた団長ですが、ぐいぐいくるJKの勢いに押されてなのか、戸惑いながらも心を開き始めて……。
JKと暗黒騎士団の団長という住む世界も立場も違う、出会うはずのなかったふたりの交流が始まっていきます。
今後ふたりの関係はどうなるのか？ 気になった方は、ニコニコ漫画や10月26日より発売中の単行本2巻を手に取ってみてください。
（画像はニコニコ漫画『暗黒騎士団長と青春ガール』より）
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