あいりん地区に存在する“スイーツカフェ”ハマヤをVTuver日雇礼子がレポート!フワッフワぜんざい&レトロな空気漂う店内の魅力を語る
大阪市西成区荻ノ茶屋および太子周辺に位置する、“あいりん地区”。日本最大のドヤ【※】街と呼ばれることもあり、路上密売やゴミの不法投棄が蔓延するなどしていましたが、2012年に大阪が「西成特区構想」を推し進めることで現在ではそのほとんどが壊滅しています。
※ドヤ
主に日雇労働者を対象とした簡易宿所のこと。「宿(やど)」の逆さ言葉。
本記事では、「バーチャルドヤ街暮らしお姉さん」と自称するバーチャルYouTuber 日雇礼子さん(@hiyatoireiko)が“あいりん地区”にあるというお洒落なカフェでカフェ・スイーツを紹介する様子をお楽しみ下さい。
あいりん地区のカフェ?
日雇礼子:
さて、ここは南海、萩ノ茶屋駅だよ。見なさい。この大正ロマンな風景を。
日雇礼子:
例の泥棒市も粉砕されたから、駅員も居るし、そこは交番だし、実質この辺りは安全地帯だから、あいりニストじゃない女の人でも安心ね。
日雇礼子:
さて、目的のカフェはここよ。喫茶ハマヤよ。「甘味処じゃねえか、ボケッ」……ですって? うるせえ。餅売ってようが、おじや売ってようがコーヒーとクリームソーダがあれば、カフェなのよ。スタバじゃないの? ですって? その邪悪な呪文を唱えるのはやめなさい! それ以上唱えたらバーチャルパンチであなた達の息の根を止めなければならない……。早くカフェに逃げ込まなければ……私がバーチャルパリピになってしまう。
あいりん地区の紹介をする際のコメントに「“泥棒市”ってなんだよ…」「“実質”安全とは?」という意見が良さられ、喫茶ハマヤの佇まいに「いい感じの昭和喫茶」「なんかかっこいい…」という感想が投稿されました。
あいりん地区にも甘味の需要はある
日雇礼子:
それではお邪魔します。インコの鳴き声が響き渡る、ルネサンス様式の店内でスポーツ新聞を広げる私、カッコいい……。タバコをやめろですって? なんでだ? ここはスターバックスか?
日雇礼子:
カフェと言ったら、アイスコーヒーでしょう。見てよ、このシンプルなコップ。ありのままの慈愛に満ちたアイスコーヒーよ。
日雇礼子:
ぜんざいを頼んだの。食の日米同盟やー。おっきいお餅が二つ入っていて、礼子、マンモスうれピー!
日雇礼子:
自家製お餅がのびーる、のびーる。アルフレッド・ノーベル! それでは、全ての者たちに感謝のいただきまーす!
日雇礼子:
さて、帰ってきましたよ。さっきのぜんざいだけど、さっぱりした甘さで、さらっと食べれる美味しいぜんさいだったわね。さっきのカフェだけど、客層はおじさまばかりでも意外にも甘味の需要はあるのよね。やっぱりドカタ仕事で疲れた体には、甘い物が欲しくなるのね。それに、みんな想像できないと思うけれど、あいりん地区の中にも結構喫茶店があって、正統派の内装をした店舗がポンっとあって、見たら驚くと思うわ。
意外にも甘味の需要があることに、「実際下手な頭脳労働より肉体労働の方が糖分必要な事が有る、重労働で塩分やら何やらでガンガンエネルギー飛んでくからな」「マトモな食事ができない時は無性に甘いのが食いたくなるな」といったコメントが寄せられました。
日雇礼子さんのカフェ紹介をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画を視聴してみてください。
―日雇礼子さんのドヤ街レポート―
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