関西の“某クレイジー激安スーパー”をVTuberが紹介 捌く前のフグを販売、要冷蔵商品を常温陳列、1円セール…伝説の数々がヤバイ
多種多様なバーチャルYouTuberが増えていく中、本記事では「バーチャルドヤ街暮らしお姉さん」と自称するバーチャルYouTuber 日雇礼子(@hiyatoireiko)をご紹介します。
今回は大阪府内を中心に45店舗展開している某激安スーパーが売却されるニュースを受けて、日雇礼子が某激安スーパーの魅力を紹介する内容となっています。要冷蔵食品をダンボール陳列する店内の様子や、毒を持つフグを丸ごと販売したなど伝説が語られます。
日雇礼子が例の激安スーパーを語ります
ドン◯・ホーテが上品に見える店構え
日雇礼子:
では店構えから見てみましょうか。ぼかしきれないこの品性を外宇宙に投げ捨てた存在感。おいおい、圧縮された歌舞伎町か? 東の畜生ドン○ーが上品に見える。
日雇礼子:
これ、あいりんのイルミネーションをとっぱらったパチンコ屋なんだけど、並べるとどっちがパチンコ屋だよって感じよね。
日雇礼子:
生の欲望丸出しで営業するなど、これでは激安スーパーに品性を求めるなど絶望的だね。
外観からして圧倒的な存在感に「初めて見たとき衝撃を受けた」「初めて行ったとき、名前とド派手な店構えからパチ屋だと思って困惑した」とコメントが流れます。続いて店内の紹介です。どのような風景が待っているのでしょうか。
チルド用餃子、プリンも箱積みしてそのまま陳列
日雇礼子:
(店内では)早速ダンボールの山がお出迎え。この脳筋丸出しの箱積みの品出しは業務系のスーパーが得意とする技法よ。ロット単位で大量に商品を発注する業務系のスーパーだと、どうしても倉庫に入りきらなくなっちゃうから、「せや! 店内に箱積みしてそのまま売ったろ! 倉庫も空くし、業務感を演出できて購買意欲も煽られるしで一石二鳥や!」という、目からウロコな品出し法なのよ。
日雇礼子:
この品出しの欠点は、上手くダンボールの配置を考えないと店内は汚く見えるし狭くなっちゃうことかな。ちなみにここのはダメね。ダンボールの高さがガタガタだし、調味料のすぐそばに洗剤の山を作っちゃうし、缶詰の間になぜか甘酒挟んだりと統一性ガン無視で、もうメチャクチャや。
冷静に店内の配置にダメ出しする日雇礼子。「客に品出しさせるスタイルすき」「これぐらいならまぁよくあるレベル」といったコメントが寄せられました。
日雇礼子:
何!? 要冷蔵のものを箱出しで売っとんねん!
通常なら要冷蔵の商品は冷蔵管理用のコーナーに陳列されているはずですが、なぜかダンボール箱の上にそのまま陳列されています。これには「ファーwwww」「うわぁ……」と阿鼻叫喚のコメントが溢れます。
この後、さらに衝撃的な光景が紹介されます。
日雇礼子:
プリンはアウトやろ! 「あいりんだけでしょ、この売り方」ですって? ここはキタの店舗よ。残念だったわね。あいりんのノリをキタに持ってくんなや! このプリンを子供のおやつに買って帰るお母さんがいると考えたら背筋が凍るわね。
1円セールは高い商品を抱き合わせで購入させるための撒き餌
しかしこの“ドライプリン”も1円で売られていたり、かなりお買い得感があるのでは? といった疑問に対して日雇礼子は答えます。
日雇礼子:
ただし1円で買うには店内で1000円以上買い物しないとダメなんだけどね。「ネスレのスティックコーヒーはアプロだと何円だっけ?」150円ね。「ここの値段は?」170円ね。もうひとつ質問いいかな。ここのメジャーブランド品は中級スーパーより高いのがある?そうなんです、全国的にも有名になった1円セールは、利幅の高い商品を抱き合わせる撒き餌だったんだよ。
吟味せず頭を空っぽにして夢を詰め込みながら買い物をしたら、中級スーパーで買い物するより高くつくわよ。そしてチラシに1の数字を並べることができる効果もあるのよ。
さらに1円セールの裏側には撒き餌効果を狙った意図があると解説する日雇礼子。
日雇礼子:
お酒、惣菜、1円じゃないチラシの買い得品を狙うことかな。魚? 肉? 野菜? (鮮度的に)別のところで買いなさい。酒はどこも似たり寄ったりの値段だし、買い得品は競合店より安く設定してあってシンプルに安い。特に惣菜は安いね。チャーハン100円とか、ゆで卵3個で100円とか、コロッケ49円とか。専門外だからわからないけど、これも撒き餌みたいなものかな。儲け少なそう。味は値段なりです、しゃーない。私はお金がないときにここでお酒を買って半額の惣菜を買って……。
日雇礼子:
あ、半額惣菜は素人にはおすすめできません。撒き餌だけいただいて釣り針にはかかりませんみたいな。
自身も激安スーパーの惣菜にお世話になっていたことを明かした日雇礼子ですが、視聴者からも「玉出の惣菜で蕁麻疹が出続けたからNG」「そういうとこちゃんとしてんのね」とコメントが寄せられ、やはり健康面では慎重にならなければいけない様子。
捌く前のフグ、クリオネ
日雇礼子:
あと面白いのはたまに変なもの売ってたりするのよね。たとえばフグを捌かずに丸ごと売っちゃったりとか。
日雇礼子:
そんなことしても「ここならしゃーない」で済むのが強い。ブランドイメージは最初から海底2万マイルだから、まるで効かぬわ!(ラオウ)。そしてなんといってもクリオネよね!
日雇礼子:
おいおいおい……ハーブをきめながら仕入れしとんのか! 月ノ美兎【※】さんによるとガソリンみたいな風味らしいわね。※月ノ美兎
いちから株式会社が提供するアプリ「にじさんじ」の公式バーチャルライバー。
視聴者からも「アウト」「あほやw」「棚に並ぶまでに誰一人止めなかったパワープレイ」「そもそもどこから仕入れているのか」とコメントが流れます。
こんなクレイジーなスーパーはこの先二度と現れない!?
日雇礼子:
ただ「売れるものは売ってやろ!」精神は嫌いじゃないわ、外野から眺めてる分には。そんなスーパーさんも売られちゃったんだけどね。諸行無常の響きあり。今では競合のスーパーが多いからね。マンダイ、アプロ、マックスバリュ、ラ・ムー、業務……まだまだあるわよ。多すぎでしょ!世はまさに大スーパー時代かよ!このタイミングで売ったはいいタイミングだったと言わざるを得ない。買った会社がどういう方向に持っていくのか気になるわね。1円セールはどうするか知らんけど。
日雇礼子:
ケバい店構えを撤去する、チルドのドライ売りをやめさせて日配品の品質管理の徹底、ブランドイメージ立て直しのためにあいりんから撤退、デイリーカナートのようにシャレオツな横文字をくっつけて徐々に元の名前をなかったことにする。ここらへんを変えないと食品会社本体のイメージが傷つく恐れがあるからね。ただあいりんのど真ん中の店が消えたら寂しいわね。ただひとつ言えることは、こんなクレイジーなスーパーは、この先二度と現れることはないだろうということよ。
視聴者からは「(今後)現れないで」「なんかすごい変わりそう」「寂しいな」など、激安スーパーについて賛否両論のコメントが投稿されました。
今回の動画では、激安スーパーを紹介した日雇礼子。ノーカットで楽しみたい方はぜひ動画を視聴してみてください。