冷ややかな態度の妹がラノベの中ではデレデレ!? 『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』の涼花の「フィクションですから!」と言い張る姿がたまらなくカワイイ
2018年10月よりTVアニメも放送されている『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』。そのコミカライズ版がニコニコ漫画で連載中です。
こちらの原作は、ラノベをテーマにひと味違った兄妹ラブコメを描く、恵比須清司先生による大人気ライトノベル。
コミカライズ版を担当するのは成田コウ先生ということで、ムフフなシーンにも注目が集まる第1話の模様を、さっそく紹介していきます。
ラノベ作家を夢見る兄とカタブツ美人妹
エンターキーを押し、何かをなし遂げた顔でベッドに飛び込む美少女。
見たところ気立てもよさそうですし、こんな娘がメインヒロインだったらさぞ濃密なイチャラブが楽しめそうな予感……!
しかしこの美少女・永見涼花は、兄・永見祐の視点からだとだいぶ見えかたが違うようです。
家に帰るのが遅くなった祐に対し、涼花は冷ややかな態度で小言ラッシュ。
容姿端麗、才色兼備。そのうえ、お嬢さま中学で生徒会長も務める涼花。
優秀すぎる妹を持つと、兄としては肩身が狭く感じるのも当然です。
ラノベでよくいる“妹のためにがんばる兄キャラ”を、うらやましく思う祐。
そんな彼が、まさにこれから“ラノベ的兄キャラ”の使命を課せられるなど、夢にも思わなかったことでしょう。
今回の大賞作品は“ド直球の妹モノ”!?
高校1年生の祐には、いつかラノベ大賞を取ってラノベ作家になるという夢がありました。
彼のラノベ好きっぷりはかなりのもので、敬愛するラノベ作家の新刊を読むなり……。
ノリノリで作中の呪文を詠唱! しかし当然、何か不思議な力に目覚めるようなこともなく……。
現実に戻った祐は、ちょうど発表されたラノベ大賞の結果に目を通してみます。
……が、こちらも空振り。ただし、大賞に選ばれた“ド直球の妹モノ作品”には少々興味を引かれた様子。
妹モノがズラリとならぶ本棚や、あられもない脳内イメージは気がかりですが、リアル妹と2次元妹は別物なのでしょう。
さて、大賞作品に刺激を受け、決意を新たにした祐のもとには意外な来訪者が。
涼花の深刻そうな表情の理由は? そして、胸に抱える紙袋の中身とは……?
涼花のうれし恥ずかしな相談内容とは!?
ぎこちない会話を交わしつつ、涼花を部屋に招き入れた祐。
妙に“兄の部屋慣れ”している点も気になりますが、もっと気になるのは彼女の「相談があって来ました」という殊勝な態度でした。
あの完璧超人な妹から相談なんて、と困惑する祐を尻目に涼花の口からは衝撃の告白が!
なんと、先ほど祐が目にした大賞作品は、涼花が書いたものだったというのです!
そうは言われても、あのカタブツな妹が妹ラブコメを書くとは信じられず、抱えていた原稿を読ませてもらうことに。
観念した涼花でしたが「その作品はあくまでもフィクションですから!」と、わざわざいらんことを言って取り乱す姿がたまりません。
しかも案の定、彼女の作品には濃厚な兄妹イチャラブシーンが目白押し! それを、じつの妹でイメージする祐も祐ですが。
もはや弁解も噛み噛みで墓穴を掘っているようにしか見えませんが、大賞を取れたことは素直に嬉しいことを吐露。
しかし、アルバイト禁止の学校に通う涼花は、何とかして作品を世に送り出すため、祐にある頼みごとします。
これこそ、涼花の持ちかけた相談内容。
当然ながら、自分の力でラノベ作家になりたいと夢見る祐は反発しますが……。
涼花の「こんな事を頼めるのはお兄ちゃんしか……っ!」という涙ながらの訴えに、陥落。
かくして祐は、新鋭ラノベ作家・永遠野誓(の代理人)としてデビューすることになってしまいます。
さらに今後は、クセの強い業界関係者たちとの出会いにより、祐の心労(とハーレムぶり)は増すばかりな模様。
果たして祐は代理人として、また兄として、涼花を助けていくことができるのか……?
興味を持った方は、ぜひ10月20日発売の第2巻を手に取ってみてください。
(画像はニコニコ漫画『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』より)
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